つや【艶】
1 物の表面から出るしっとりとした光。光沢。「宝石を磨いて—を出す」 2 なめらかで張りがあり美しいこと。「若々し...
つ‐や【通夜】
1 死者を葬る前に家族・知人などが集まり、終夜なきがらのそばで過ごし、冥福(めいふく)を祈ること。おつや。 2 神...
つや‐うた【艶歌】
みだらな歌。情事に関する歌。猥歌。春歌。えんか。
つや‐がたり【艶語り】
義太夫節で、艶物(つやもの)を語ること。また、それを得意とする人。艶物語り。
つや‐がみ【艶紙】
片面に光沢のある仕上げをした耐水性の加工紙。包装紙・ラベルなどに用いる。
つや‐ぐすり【艶薬】
釉(うわぐすり)のこと。
つや‐け【艶気】
1 みずみずしい光沢のあるようす。「—のない顔」 2 色っぽい感じ。「—のある目つき」
つや‐けし【艶消し】
[名・形動] 1 光沢をなくすこと。また、そのもの。「—の印画紙」 2 おもしろみや色気をなくすこと。また、そのよ...
つやけし‐ガラス【艶消しガラス】
表面に細かい凹凸をつけて不透明にした板ガラス。曇りガラス。すりガラス。
つや‐ごと【艶事】
男女の情事に関した事柄。ぬれごと。
つやざき【津屋崎】
福岡県北部にあった町。玄界灘(げんかいなだ)に面する港町。開運の神として知られる宮地嶽(みやじだけ)神社がある。平...
つや‐だし【艶出し】
[名](スル)つやを出すこと。また、そのために使うもの。「家具を磨いて—する」
つや‐だね【艶種】
男女間の情事に関する話題。「—に事欠かない人」
つやっ‐ぽ・い【艶っぽい】
[形]色気がある。なまめかしい。「—・いしぐさ」 [派生]つやっぽさ[名]
つや‐つや
[副] 1 あとに打消しの語を伴って、それを強める気持ちを表す。少しも。まったく。「かくて御身と相見んとは、—思い...
つや‐つや【艶艶】
[副](スル)光沢があって美しいさま。「—(と)した肌」
つやつや‐し・い【艶艶しい】
[形][文]つやつや・し[シク]いかにもつやつやしている。つやがあって美しい。「—・い黒髪」 [派生]つやつやしさ[名]
つや‐ば【艶場】
芝居で、艶事(つやごと)を演じる場面。ぬれば。
つや‐ばなし【艶話】
男女の色事に関する話。
つや‐ぶきん【艶布巾】
水蝋蝋(いぼたろう)の液などをしみ込ませた布巾。木製の家具や廊下などをふいて、つやを出すのに使う。
つや‐ぶき【艶拭き】
[名](スル)光沢を出すために、木製の家具や廊下などを布などでふいて磨くこと。「床柱を—する」
つや‐ぶみ【艶文】
恋心を書き送る手紙。恋文。艶書(えんしょ)。
つや‐ぶるまい【通夜振(る)舞(い)】
通夜の弔問客に食事や酒を出してもてなすこと。
つやま【津山】
岡山県北東部の市。津山盆地の商業・文化の中心。古代、美作(みまさか)国府が置かれ、近世は松平氏の城下町。津山城・院...
つやま‐し【津山市】
⇒津山
つやま‐ばち【津山撥】
三味線の撥の一種。文化年間(1804〜1818)に大坂の津山検校が創始。やや大型で撥先が薄くなっている。地歌でよく...
つやま‐ぼんち【津山盆地】
岡山県北東部、中国山地と吉備(きび)高原にはさまれた盆地。県内最大の盆地で、中央底部を吉井川が貫流している。標高1...
つや‐め・く【艶めく】
[動カ五(四)] 1 色つやがある。つやつやして見える。「—・く若葉」 2 色っぽく見える。あだっぽく感じる。「—...
つや‐もの【艶物】
義太夫節で、世話物のうち特に男女間の恋愛・情事を主題とした語り物。
つやもの‐がたり【艶物語り】
「艶語り」に同じ。
つや‐やか【艶やか】
[形動][文][ナリ]光沢があって美しいさま。「—な肌」 [派生]つややかさ[名]
つや‐ら・し【艶らし】
[形シク] 1 つやつやと光沢がある。「昨日までは打すてし髪の毛—・しう結びあげ」〈一葉・われから〉 2 お世辞め...