つい‐しつ【堆漆】
堆朱・堆黒・堆紅など、漆を厚く塗り重ねて文様を彫り込んだものの総称。
つい‐しゅ【追修】
死者の冥福(めいふく)を祈って仏事を営むこと。また、その仏事。追善。追福。
つい‐しゅ【堆朱】
彫漆の一。朱漆を何回も塗り重ねて厚い層を作り、これに文様を彫刻したもの。特に宋代以降盛行し、日本には鎌倉時代に伝来...
ついしゅ‐ぞめ【堆朱染(め)】
地を紅染めにし、その上に黒で堆朱に似た模様を染め出したもの。江戸時代、宝暦(1751〜1764)前後に流行。
つい‐しゅつ【追出】
[名](スル)追い出すこと。追放。「かの外法おこなひける聖(ひじり)を—せんとしければ」〈平家・一〉
ついしゅ‐ようぜい【堆朱楊成】
室町時代以降、堆朱の技法を伝えた家系の世襲名。足利義詮(よしあきら)に仕えた長充(ちょうじゅう)が中国の元代の名工...
つい‐しょ【墜緒】
おとろえて、それっきりだめになりそうな事柄。「再び談話(はなし)の—を紹(つご)うと試みても」〈二葉亭・浮雲〉
つい‐しょう【追従】
[名](スル) 1 他人の気に入るような言動をすること。こびへつらうこと。また、その言動。「お—を言う」「顧客に—...
つい‐しょう【追頌】
[名](スル)死後に、生前の功績・善行などを表彰してほめたたえること。「遺徳をしのび—する」
つい‐しょう【追賞】
[名](スル)あとから功績を賞すること。死後に褒賞すること。「殉職者を—する」
つい‐しょう【追蹤】
[名](スル) 1 あとを追いかけること。あとをつけて行くこと。追跡。 2 過ぎ去ったことを思い返すこと。
ついしょう‐ぐち【追従口】
相手におもねる気持ちを口に出すこと。お世辞。おべっか。「—を並べたてる」
つい‐しょうめつ【対消滅】
素粒子の反応で、素粒子とその反粒子とが合体して消滅し、光子または他の素粒子に転化する現象。粒子対消滅。→対生成
ついしょう‐わらい【追従笑い】
相手の機嫌をとるために笑うこと。また、そのような笑い方。
つい‐しん【追伸/追申】
手紙などで、本文のあとに、さらに書き加える文。また、その初めに記す語。なおなお書き。追って書き。追啓。追陳。二伸。追白。
ついじ【築地】
《「つきひじ(築泥)」の音変化》 1 柱を立て、板を芯として両側を土で塗り固め、屋根を瓦で葺(ふ)いた塀。古くは、...
つい‐じく【対軸】
⇒対幅(ついふく)
ついじ‐じょろう【築地女郎】
公家(くげ)の家に仕える女性。「—のしどけなき立姿と」〈浮・男色大鑑・一〉
ついじ‐べい【築地塀】
「築地1」に同じ。
ついじ‐まつ【築地松】
出雲平野に見られる独特の屋敷林。川の氾濫に備えた盛土に、古くは広葉樹や竹が植えられたが、明治以降、クロマツが植えら...
つい‐じゅう【追従】
[名](スル)あとにつき従うこと。また、人の意見に従うこと。追随。「権力に—する」→ついしょう(追従)
ついじゅうがた‐オーバーレイこうこく【追従型オーバーレイ広告】
⇒スクロール追従広告
つい‐じゅく【追熟】
[名](スル)西洋梨やバナナなど果実の収穫期の脱落を防ぐため、適期より早めに採取し、一定期間貯蔵して完熟させること...
つい‐じょ【追叙】
[名](スル)死後、生前の功績をたたえて位階・勲等を授けること。また、その叙位。
つい‐じょう【追躡】
[名](スル)あとから追うこと。追跡。「退く敵を—して、之を悩さしめんとせしも」〈竜渓・経国美談〉
つい‐じん【追尋】
[名](スル)「追求(ついきゅう)」に同じ。「それを—して行くうちに」〈鴎外・灰燼〉
つい・す【対す】
[動サ変]一対になる。対応する。「一人は妻なるべし—・するほどの年輩にて」〈一葉・うつせみ〉
つい‐す・う【つい据う】
[動ワ下二]ひょいとそこに据える。無造作に置く。「汁物取りてみな飲みて、かはらけは—・ゑつ」〈能因本枕・三一三〉
ツイスター
1 ねじりパン。ねじりドーナツ。 2 つむじ風。竜巻。 3 ツイスト2を踊る人。
ツイスト
1 ひねること。ねじること。また、縒(よ)り合わせること。 2 1960年ころ米国に起こり世界各国で流行した、足や...
ツイスト‐オペ
《operation twistから》⇒オペレーションツイスト
ツイスト‐ドリル
⇒ドリル
ツイスト‐ペアケーブル
2本の銅線をより合わせて対にしたケーブル。平行型に比べ、外部からのノイズの影響が小さい。縒(よ)り対線(ついせん)...
ツイスト‐リフト
ペアスケーティングの技の一。男性が女性を頭上に投げて、回転し終えた女性を再び受け止めるもの。回転は、3回転または2...
ツイスト‐ルック
1960年代ファッションの代表的なものの一つ。ダンスのツイストを踊るときの服をイメージしたスタイルのこと。タイトな...
つい‐ずい【追随】
[名](スル) 1 あとにつき従うこと。あとからついて行くこと。「大国に—した政策」 2 人の業績などをまねて、そ...
ついずい‐だか【追随高】
「連れ高」に同じ。
ついずい‐やす【追随安】
「連れ安」に同じ。
つい‐せいせい【対生成】
素粒子の反応で、素粒子とその反粒子が同時に生成される現象。光子から電子・陽電子対、陽子・反陽子対が生成されるなど。...
つい‐せき【追惜】
[名](スル)死者のことを思って、いたみ惜しむこと。「亡き旧友を—する」
つい‐せき【追跡】
[名](スル) 1 逃げる者のあとを追いかけること。「逃亡者を—する」 2 物事の経過をたどって調べること。「失敗...
ついせき‐けん【追跡権】
外国船舶が領海で犯罪を犯した場合に、沿岸国の軍艦などがその船舶を領海内から公海まで継続して追跡し、捕獲しうる国際法...
ついせき‐し【追跡子】
⇒トレーサー
ついせき‐ちょうさ【追跡調査】
[名](スル)ある対象のその後の状態を継続的に調査すること。「購買者の使用状況を—する」
ついせき‐もうそう【追跡妄想】
統合失調症などの精神疾患症状で、他人や何かに悪意をもって追跡、監視されていると思う妄想。被害関係妄想の一。
つい‐ぜん【追善】
[名](スル)死者の冥福(めいふく)を祈って、生存者が善根を修めること。特に、仏事供養を営むこと。追福。「先祖を—...
ついぜん‐がっせん【追善合戦】
「弔い合戦」に同じ。
ついぜん‐くよう【追善供養】
死者の冥福を祈って行う供養。
ついぜん‐こうぎょう【追善興行】
歌舞伎などで、故人になった俳優の追善のためにする興行。
つい‐そ【追訴】
[名](スル)訴えられている者を、別の罪名を追加して訴えること。また、その訴え。