てい‐おん【綴音】
二つ以上の単音が結合してできた音。てつおん。
ていおん‐かくゆうごう【低温核融合】
高温高圧のプラズマ状態を必要としない核融合の方法。ミューオン触媒核融合や常温核融合などがあり、研究・実験が行われて...
ていおん‐かび【低温黴】
普通のかびの増えにくい低温でも繁殖するかび。
ていおんかんじゅせい‐へんい【低温感受性変異】
⇒温度感受性変異
ていおん‐かんりゅう【低温乾留】
セ氏500〜600度で行う石炭乾留。半成コークスや低温タールが得られる。
ていおん‐こうがく【低温工学】
セ氏零下150度程度から零下273度(絶対零度)における物質の独特の性質や動きを応用しようとする工学分野。気体の液...
ていおん‐さっきん【低温殺菌】
食品をセ氏60〜70度の温度で殺菌すること。高温では風味や色彩、成分の変化が生じやすいものを対象とし、牛乳では62...
ていおん‐しょうがい【低温障害】
食品などを凍結点以上の低温で貯蔵したとき、正常な生理作用が行われなくなり、品質が劣化すること。
ていおん‐ぜいせい【低温脆性】
金属材料が温度低下によってもろくなる性質。この性質が顕著に現れる温度を延性脆性遷移温度という。
ていおんたけっしょう‐さんかぶつ【低温多結晶酸化物】
⇒エル‐ティー‐ピー‐オー(LTPO)
ていおん‐タール【低温タール】
石炭の低温乾留によって得られるタール。石油に近い炭化水素を成分とする。
ていおん‐ちょうり【低温調理】
⇒真空調理
ていおん‐ていし【低温停止】
原子炉の核分裂反応が停止し、セ氏95度以下で原子炉が冷却・減圧されている状態。定期検査のため原子炉を長期間停止する...
ていおん‐でんしけんびきょう【低温電子顕微鏡】
⇒クライオ電子顕微鏡
ていおん‐どうぶつ【定温動物】
⇒恒温動物(こうおんどうぶつ)
ていおん‐はなび【低温花火】
祝宴や舞台の演出など、主に屋内で使用される花火。黒色火薬のかわりに、燃焼時の煙が少ないニトロセルロースや、燃焼温度...
ていおんぶ‐きごう【低音部記号】
⇒ヘ音記号
ていおん‐ぶつりゅう【低温物流】
食品や医薬品などの商品を、生産者から卸売・小売業者を経て消費者に至るまで、所定の低温に保ちながら流通させる仕組み。...
ていおん‐へんか【定温変化】
⇒等温変化
ていおん‐ポリシリコン【低温ポリシリコン】
セ氏600度以下で形成できる多結晶シリコン。薄膜トランジスター(TFT)の基板を製造する際、石英ガラス基板を必要と...
ていおん‐ますい【低温麻酔】
麻酔薬と神経の働きを抑える薬を投与するとともに、体表面を冷却し、体温を低下させて代謝を減少させる方法。冬眠麻酔。
ていおん‐やけど【低温火傷】
比較的低温の熱源に長時間触れていることで生じるやけど。痛みを感じにくい脚部などで起こりやすく、重症化しやすい。
ていおん‐りゅうつう【低温流通】
⇒低温物流
てい‐か【低下】
[名](スル) 1 低くなること。下がること。「水位が—する」⇔上昇。 2 物事の質や程度が悪くなること。「能率が...
てい‐か【低価】
やすい値段。安価。廉価。「—を以て英国に輸入するに由れり」〈中村訳・西国立志編〉
てい‐か【定価】
ある品物について前もって決めてある売り値。「—の一割引」「—販売」
ていか【定家】
⇒藤原定家(ふじわらのていか) 謡曲。三番目物。古くは「定家葛(ていかかずら)」とも。旅僧が京都千本付近のあずまや...
てい‐かい【低回/彽徊】
[名](スル)立ち去りがたいようすで行ったり来たりすること。転じて、いろいろと考えめぐらすこと。「梓は—して歩を転...
てい‐かい【停会】
[名](スル) 1 会議を一時中止すること。「議場混乱のため—する」 2 明治憲法下で、天皇の大権によって帝国議会...
ていかい‐しゅみ【彽徊趣味】
世俗の雑事を避けて、余裕のある気持ちで人生をながめ、東洋的な詩歌の境地に遊ぼうとする態度。夏目漱石が高浜虚子の小説...
ていかいはつ‐こく【低開発国】
⇒開発途上国
てい‐かかく【低価格】
[名・形動]商品の値段が安いこと。以前よりも低い価格であること。また、そのさま。安価。「高速通信を—で提供する」⇔...
ていか‐かずら【定家葛】
キョウチクトウ科の蔓性(つるせい)の常緑樹。山野に自生。茎から気根を出して木や岩にはい上がる。葉は長楕円形で堅い。...
ていか‐かなづかい【定家仮名遣い】
鎌倉時代、藤原定家が平安後期の文献をもとに定めた同音の仮名の使い分け。定家の作と伝えられる「下官集(げかんしゅう)...
てい‐かく【定格】
1 定まった格式。きまり。 2 機器類について指定された条件下での使用限度。出力・速度・電圧・電流・回転数などの値...
てい‐かく【底角】
三角形の底辺の両端の角。ふつう二等辺三角形についていう。
てい‐かく【鼎鑊】
1 3本足のかなえと、脚のないかなえ。また、大かなえ。肉を煮るのに用いた。 2 中国の戦国時代に、重罪人を煮殺すの...
ていかく‐インピーダンス【定格インピーダンス】
スピーカーなどの音響機器のインピーダンスにおいて、周波数全域でもっとも小さい値のこと。その機器の電気の流れにくさを...
ていかく‐かんどレベル【定格感度レベル】
スピーカーの出力効率の指標の一。入力された電気エネルギーに対する音のエネルギーへの変換効率を表したもの。1ワットの...
ていかく‐しゅうはすうはんい【定格周波数範囲】
スピーカーやヘッドホンの性能指標の一つで、再生可能な周波数の範囲を表したもの。一般に、低音部と高音部で基準音圧から...
ていかく‐しゅつりょく【定格出力】
原動機などの機器類が、指定された条件下で安全に達成できる最大の出力。
ていかく‐ふか【定格負荷】
機器類が定格で出力する場合の負荷。
てい‐かっしゃ【定滑車】
回転の軸を固定してある滑車。力の大きさは変えずに、力の向きを変えるのに使う。
てい‐かつどう【低活動】
1 活動が盛んでないこと。「火山の—期」 2 器官や神経などのはたらきが、通常よりもにぶいこと。⇔過活動。
ていか‐づくえ【定家机】
歌人・文人などが用いた小さい文机。
ていか‐に【定家煮】
鯛(たい)などの魚を塩と酒とで煮た料理。
ていか‐はんばい【定価販売】
商品を前もって決めた価格で一律に売ること。独占禁止法により、書籍や新聞など一部の商品を除いて、製造業者が販売店に対...
ていかひゃくしゅ【定家百首】
塚本邦雄による評論。副題「良夜爛漫」。藤原定家の歌100首に、著者の散文詞と評釈をつけたもの。昭和48年(1973)刊。
ていかふん‐すぎ【低花粉杉】
花粉の量が少ないスギ。花粉症対策のため、森林研究・整備機構と都道府県が連携して開発するもので、一般の品種に比べて花...
ていか‐ぶんこ【定家文庫】
江戸時代、女性が携帯した一種の文箱。厚紙で作った長方形の箱の表面に布帛(ふはく)を張り、口に飾りひもをつけたもの。...