てて【父】
《「ちち」の音変化か》父親。ちち。てて親。「—なりし人も、めづらかにあはれなる事なり」〈更級〉
て‐て【手手】
手をいう幼児語。おてて。
テテ
モザンビーク北西部の都市。テテ州の州都。ザンベジ川南岸に位置する。古くからアラブ人の交易拠点であり、16世紀にポル...
てて
[格助]《格助詞「とて」の音変化》名詞、文の終止した形に付く。引用を表す。…といって。「何やら目出(めで)たい祝ひ...
テティアロア‐とう【テティアロア島】
《Tetiaroa》南太平洋、フランス領ポリネシア、ソシエテ諸島に属する島。タヒチ島の北約50キロメートルに位置す...
テティおう‐の‐ピラミッド【テティ王のピラミッド】
《Pyramid of Teti》エジプト、ナイル川下流西岸にある古代エジプトの王墓群サッカラにあるピラミッド。古...
テティス
土星の第3衛星。1684年にカッシーニが発見。名の由来はギリシャ神話の巨人。巨大なオデュッセウスクレーターや、全長...
てて‐うち【出落/父打】
「出落栗(ててうちぐり)」の略。
ててうち‐ぐり【出落栗】
丹波栗(たんばぐり)の別名。
てて‐おや【父親】
ちちおや。
てて‐かた【父方】
ちちかた。「—の従兄弟もあれば母方の従兄弟もある」〈福沢・福翁自伝〉
てて‐き【父君】
「ててぎみ(父君)」の略。「などか—の久しく見えざらむとて、泣き給へば」〈多武峰少将〉
てて‐ぎみ【父君】
父を敬っていう語。父上。ちちぎみ。「—の我を思ほしし時には」〈宇津保・菊の宴〉
ててく・る
[動ラ四]「ちちくる」に同じ。「娘のおかちを—・り」〈浄・浪花鑑〉
てて‐ご【父御】
父、特に他人の父を敬っていう語。ちちご。「—にきっと約束して来たからは」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
ててじゃ‐ひと【父者人/父じゃ人】
《父である人の意。「者」は当て字》父を、軽い敬意をこめていう語。ちちじゃひと。
ててなし‐ご【父無し子】
「ちちなしご」に同じ。
てて‐はは【父母】
ちちと、はは。ちちはは。ふぼ。「—、炭櫃に火などおこして待ちゐたりけり」〈更級〉
ててら
1 襦袢(ジュバン)。ててれ。「夕顔の棚の下なる夕涼み男は—妻はふたのして」〈咄・醒睡笑・五〉 2 ふんどし。下帯...
ててれ
「ててら」に同じ。「女郎も同じ枕に二布(ふたの)、—にうちとけて」〈浮・諸艶大鑑・六〉
て‐てんごう【手てんがう】
手で物をいじること。手先でするいたずら。手なぐさみ。「親の歎きもしらずの小石拾ひ集めて—」〈浄・浪花鑑〉