て‐な
[連語] 1 《接続助詞あるいは格助詞「て」+間投助詞「な」。文末に用いる》…ということだな。…てね。「合格したん...
て‐ないしょく【手内職】
袋貼り・縫い物など、手先を使ってする内職。
て‐なえ【手萎へ/攣】
手や腕が自由に動かないこと。「この経を受持する者(ひと)を謗(そし)らば…—躄(あしなへ)となり」〈霊異記・下〉
て‐なおし【手直し】
[名](スル)一応できあがったあとで、不完全な部分を直すこと。「法案を—する」
て‐なおり【手直り】
囲碁・将棋で、対局者間の手合い割りが改められること。多くは4番勝ち越したときに行われるが、昇段などによることもある。
て‐なが【手長】
1 手が長いこと。また、そのもの。 2 盗癖のあること。また、その人。 3 手長島に住み、手が非常に長いという想像...
てなが‐えび【手長蝦/草蝦】
テナガエビ科の甲殻類。川や湖に多くみられるエビで、体長9センチくらい。第1触角は3本に分かれる。雄の第2胸脚ははさ...
てなが‐ざる【手長猿】
霊長目テナガザル科の哺乳類の総称。類人猿の一。尾はなく、体のわりに前肢がきわめて長く、これを使って枝から枝へ渡り歩...
てなが‐じま【手長島】
手の非常に長い人間が住むという想像上の島。
てなが‐だこ【手長蛸】
マダコ科のタコ。浅海の泥底に穴を掘ってすむ。全長約60センチ。胴に比べて腕が長い。第1腕は特に長く、頭胴長のおよそ...
て‐なぐさみ【手慰み】
1 手先で物をもてあそぶこと。てすさび。「—に書を習う」 2 ばくち。
て‐なし【手無し】
1 手または腕がないこと。 2 本来は蔓(つる)がある植物で、蔓がない品種。 3 袖無しの胴着。 4 《供御(くご...
て‐なず・ける【手懐ける】
[動カ下一][文]てなづ・く[カ下二] 1 動物などを、なつくようにする。「猛獣を—・ける」 2 面倒をよくみるな...
てなずち【手摩乳/手名椎】
出雲の国つ神である脚摩乳(あしなずち)の妻。寄稲田姫(くしなだひめ)の母。
て‐なべ【手鍋】
1 つるのついた鍋。手取り鍋。 2 自分で煮炊きをすること。自炊。「—で暮らす」
手鍋(てなべ)提(さ)げても
⇒手鍋を提げる
手鍋(てなべ)を提(さ)げても
⇒手鍋を提げる
手鍋(てなべ)を提(さ)・げる
自分で炊事をするような貧しい生活をする。多く「手鍋(を)提げても」の形で、好きな男との生活ならば苦労をいとわない意...
て‐なみ【手並(み)】
腕前。技量。「お—拝見」
て‐ならい【手習い】
1 文字を書くことを習うこと。習字。 2 けいこ。学問。「六〇の—」 3 心に浮かぶままに古歌などを書き記すこと...
てならい‐こ【手習ひ子】
師匠について習字を教わる子供。手習い子供。「—の筆の軸を貰ひ溜めて、竹暖簾(なうれん)をこしらへさせ」〈浮・新永代...
てならいこ【手習子】
歌舞伎舞踊。長唄。七変化「杜若七重(かきつばたななえ)の染衣(そめぎぬ)」の一。増山金八作詞、初世杵屋(きねや)正...
てならい‐ししょう【手習い師匠】
習字を教える師匠。また、寺子屋の師匠。
てならい‐ぞうし【手習い草紙】
習字に用いる帳面・冊子。
てならい‐どころ【手習い所】
習字を教える所。手習い師匠の家。
手習(てなら)いは坂(さか)に車(くるま)を押(お)す如(ごと)し
学問は少し油断するともとへ戻ってしまうから、絶えず努力しなくてはいけないというたとえ。
てならい‐はじめ【手習い始め】
習字をし始めること。また、けいこ事などのし始め。「—にピアノを習わせる」
て‐なら・う【手習ふ】
[動ハ四] 1 字を書く練習をする。習字をする。「この二歌は…—・ふ人のはじめにもしける」〈古今・仮名序〉 2 心...
て‐ならし【手慣らし/手馴らし】
手になじませること。また、手を慣れさせること。「新品の万年筆を—に使ってみる」「—に一曲弾く」
て‐なら・す【手慣らす/手馴らす】
[動サ四] 1 手なずける。飼いならす。「この—・しし猫の」〈源・若菜下〉 2 使いならす。「かの—・し給へりし螺...
て‐なれ【手慣れ/手馴れ】
[名](スル)使いなれていること。また、やりなれていること。「—の釣り竿」「—した手つき」
て‐な・れる【手慣れる/手馴れる】
[動ラ下一][文]てな・る[ラ下二] 1 使いなれる。扱いなれる。「—・れた包丁を使う」 2 いつもしていて、なれ...
て‐なわ【手縄】
1 旗、または幕の乳(ち)に通して張り渡す縄。 2 口取りが馬をひく縄。 3 捕吏などが人を捕らえて縛るのに使う縄。
テナント
1 ビルなどの一区画の借り主。 2 貸店舗。「15の—が3月に一斉オープン」 [補説]2は日本語での用法。
テナント‐クリーク
オーストラリア、ノーザンテリトリー中央部の町。ダーウィンの南約1000キロメートル、スチュアートハイウエー沿いに位...
テナー
⇒テノール
テナー‐サキソホン
《「テナーサクソフォン」とも》⇒テナーサックス
テナー‐サックス
アルトより低く、バリトンより高い音域を吹奏できるサキソホン。テナーサキソホン。テナーサキソフォン。