てんき‐つう【天気痛】
天気や気圧の変化によって生じる痛み。気象病の一種であり、頭痛、神経痛、腰痛をはじめ、さまざまな痛みを伴う体調不良が...
てんき‐ぼ【点鬼簿】
死者の姓名を書き記した帳面。過去帳。
てんき‐まつり【天気祭(り)】
長雨の際、晴天を祈って行う祭り。冷害を受けやすい山間部などに多い。日申し。日和(ひより)申し。
てん‐きゃく【展脚】
標本にするため、昆虫などの脚を整えてひろげること。展足。→展翅(てんし)
てん‐きゅう【天弓】
虹(にじ)。
てん‐きゅう【天泣】
雲がないのに降る雨。
てん‐きゅう【天穹】
大空。天空。
てん‐きゅう【天球】
地球上の観測者を中心とする半径無限大の仮想の球面。すべての天体がこの球面上にのっていると考える。 [補説]書名別項...
てん‐きゅう【典厩】
1 左右馬寮(めりょう)の唐名。 2 「典厩令」の略。
てん‐きゅう【天宮】
⇒ティアンゴン
てんきゅう【天球】
長谷川櫂の句集。平成4年(1992)刊行。
てんきゅう‐ぎ【天球儀】
球面上に、恒星や星座、赤道・黄道と赤経・赤緯などを記した模型。
てんきゅう‐ざひょう【天球座標】
天球上の天体の位置を示すための座標。赤道座標・黄道座標・地平座標・銀河座標など。天文座標。
てんきゅう‐せいど【転給制度】
共済年金の制度の一で、遺族年金の受給権者が失権した場合に、次順位の遺族に受給権が移動するもの。例えば、遺族年金を受...
てんきゅうのかいてんについて【天球の回転について】
《原題、(ラテン)De revolutionibus orbium coelestium》コペルニクスの著した天文...
てんきゅう‐れい【典厩令】
左右馬寮(めりょう)の頭(かみ)の唐名。
てん‐きょ【典拠】
頼りにできる根拠。文献などにみえる、しっかりしたよりどころ。「—を示す」
てん‐きょ【転居】
[名](スル)住居をかえること。引っ越し。転宅。「郊外に—する」「—通知」
てんきょう【天京】
中国、太平天国の都。1853年に太平軍が南京を改称した名。
てん‐きょう【転経】
《「てんぎょう」とも》「転読(てんどく)」に同じ。「礼仏し—し」〈正法眼蔵・洗面〉
てん‐きょう【癲狂】
狂気。ものぐるい。
てんぎょう【天慶】
《「てんきょう」とも》平安前期、朱雀天皇・村上天皇の時の年号。938年5月22日〜947年4月22日。てんけい。
てんきょう‐いん【癲狂院】
精神科病院をさした語。
てんきょう‐かく【天鏡閣】
福島県猪苗代町にある建物。有栖川宮威仁(たけひと)親王の別邸として、明治41年(1908)に完成。現在は一般に公開...
てんきょう‐ぎ【転鏡儀】
⇒トランシット
てん‐きょく【天極】
1 地軸の延長と天球との交点。 2 北極星。
てんき‐よほう【天気予報】
ある地域の天気の変化を予測し、知らせること。明後日までの短期予報のほか、週間天気予報・長期予報がある。
てん‐きり
[副]最初から。てんで。てんから。「他の人の身の上のことなど、—考えはしないんだ」〈葉山・海に生くる人々〉
てんき‐りげん【天気俚諺】
天気・天候・気候などの予測に関する昔からの言い伝え。「夕焼けは晴れ、朝焼けは雨」「北東風は天気が悪い」などの類。
天機(てんき)を洩(も)ら・す
造化の機密をもらす。転じて、重大な秘密をもらす。「猶(ま)だ猶だ…天機容易に洩らすべからず」〈魯庵・社会百面相〉
てん‐きん【天金】
洋とじの書物で、上方の小口(こぐち)に金箔(きんぱく)をはりつけたもの。また、その製本様式。
てん‐きん【転勤】
[名](スル)同じ官庁や企業などの中で、勤務地が変わること。「札幌に—する」
てん‐きん【転筋】
「こむらがえり」に同じ。
てんきん‐ぞく【転勤族】
俗に、会社員や公務員で、短期間で次々と勤務地が変わる人。
テン‐キー
《(和)ten+key》コンピューターで、0から9まで10個の数字、および+や−などの演算記号の鍵盤群。
テン‐キーパッド
《(和)ten+keypad》コンピューターのキーパッドの一。数字を入力することに特化したテンキー部分を独立させた...
テン‐キーボード
《(和)ten+keybord》⇒テンキーパッド
てん‐ぎ【典儀】
1 典礼。儀式。 2 平安時代、即位・朝賀などの大礼の儀式をつかさどった職。多くは四位・五位の者が任命された。
てん‐ぎ【転義】
語の本来の意味から転じた意味。
てん‐ぎゅう【天牛】
カミキリムシの漢名。
てん‐ぎょう【天業】
天の神のわざ。天子の事業。また、天皇の国を治めるわざ。
てん‐ぎょう【転業】
[名](スル)職業・商売をかえること。商売がえ。「酒屋からコンビニに—する」
てんぎょう‐の‐らん【天慶の乱】
⇒承平天慶(じょうへいてんぎょう)の乱
てん‐く【天鼓】
仏語。忉利天(とうりてん)の善法堂にあり、打たなくても自然に妙音を発するという太鼓。仏の説法にたとえる。
てん‐く【転句】
漢詩で、絶句の第3句。意味内容を一転させる句。転。
てん‐ぐ【天狗】
1 深山に住むという妖怪。山伏姿で、顔が赤くて鼻が高く、背に翼があり、手には羽団扇(はうちわ)・太刀・金剛杖を持つ...
てん‐くう【天空】
広々とした空。大空。「—をかけ巡る」
てんくう‐かいかつ【天空海闊】
[名・形動]大空と海が広々としていること。転じて、度量が大きく、こだわりのないこと。また、そのさま。「まだ気持ちが...
てんくう‐こう【天空光】
太陽の光のうち、大気中の水蒸気や塵(ちり)などによって拡散されるか、雲から反射されて地面に到達するもの。直射日光以...
てんくうのはし【天空の橋】
沢田ふじ子の時代小説。平成9年(1997)刊。江戸時代の京都を舞台に、京焼の職人たちの姿を描く。