てならいこ【手習子】
歌舞伎舞踊。長唄。七変化「杜若七重(かきつばたななえ)の染衣(そめぎぬ)」の一。増山金八作詞、初世杵屋(きねや)正...
てならい‐ししょう【手習い師匠】
習字を教える師匠。また、寺子屋の師匠。
てならい‐ぞうし【手習い草紙】
習字に用いる帳面・冊子。
てならい‐どころ【手習い所】
習字を教える所。手習い師匠の家。
手習(てなら)いは坂(さか)に車(くるま)を押(お)す如(ごと)し
学問は少し油断するともとへ戻ってしまうから、絶えず努力しなくてはいけないというたとえ。
てならい‐はじめ【手習い始め】
習字をし始めること。また、けいこ事などのし始め。「—にピアノを習わせる」
て‐なら・う【手習ふ】
[動ハ四] 1 字を書く練習をする。習字をする。「この二歌は…—・ふ人のはじめにもしける」〈古今・仮名序〉 2 心...
て‐ならし【手慣らし/手馴らし】
手になじませること。また、手を慣れさせること。「新品の万年筆を—に使ってみる」「—に一曲弾く」
て‐なら・す【手慣らす/手馴らす】
[動サ四] 1 手なずける。飼いならす。「この—・しし猫の」〈源・若菜下〉 2 使いならす。「かの—・し給へりし螺...
て‐なれ【手慣れ/手馴れ】
[名](スル)使いなれていること。また、やりなれていること。「—の釣り竿」「—した手つき」
て‐な・れる【手慣れる/手馴れる】
[動ラ下一][文]てな・る[ラ下二] 1 使いなれる。扱いなれる。「—・れた包丁を使う」 2 いつもしていて、なれ...
て‐なわ【手縄】
1 旗、または幕の乳(ち)に通して張り渡す縄。 2 口取りが馬をひく縄。 3 捕吏などが人を捕らえて縛るのに使う縄。
テナント
1 ビルなどの一区画の借り主。 2 貸店舗。「15の—が3月に一斉オープン」 [補説]2は日本語での用法。
テナント‐クリーク
オーストラリア、ノーザンテリトリー中央部の町。ダーウィンの南約1000キロメートル、スチュアートハイウエー沿いに位...
テナー
⇒テノール
テナー‐サキソホン
《「テナーサクソフォン」とも》⇒テナーサックス
テナー‐サックス
アルトより低く、バリトンより高い音域を吹奏できるサキソホン。テナーサキソホン。テナーサキソフォン。
手(て)に汗(あせ)を握(にぎ)・る
見たり聞いたりしながら、興奮したり緊張したりする。手に汗握る。「—・る熱戦」
テニア‐とう【テニア島】
《Îlot Tenia》ニューカレドニア島南西岸にある島。首都ヌーメアの北西約60キロメートルに位置する。礁湖に囲...
手(て)に余(あま)・る
物事が自分の能力以上で、その処置ができない。手に負えない。「—・る難問」
手(て)に合(あ)わ◦ない
1 自分の能力では扱いきれない。手に余る。手に負えない。「ギリシャ語となるとどうにも—◦ない」 2 手になじまない...
テニアン‐とう【テニアン島】
《Tinian》太平洋西部、マリアナ諸島の島。約5キロメートルの水道を隔ててサイパン島の南西に位置する。第一次大戦...
手(て)に入(い)・る
1 「手に入(はい)る」に同じ。「御蔭さまで、好い家が—・りまして」〈漱石・虞美人草〉 2 熟達する。熟練する。「...
手(て)に入(い)・れる
自分の物にする。入手する。「希覯(きこう)本を—・れる」「大金を—・れる」
テニエス
⇒テンニエス
テニエル
[1820〜1914]英国の挿絵画家。風刺漫画雑誌「パンチ」の主筆画家を務めた。また、「不思議の国のアリス」「鏡の...
手(て)に負(お)え◦ない
自分の力では扱いきれない。手に余る。「—◦ないいたずらっ子」
手(て)に落(お)・ちる
その人の所有となる。支配下にはいる。手に帰する。「競売で業者の—・る」
て‐に‐お‐は【弖爾乎波/天爾遠波】
⇒てにをは
手(て)に掛(か)か・る
1 直接に取り扱われる。「彼の—・れば簡単にかたづく」 2 殺される。「暗殺者の—・る」 3 世話を受ける。「継母...
手(て)に掛(か)・ける
1 自分で直接行う。「自分が—・けた仕事」 2 自分で世話をする。手塩にかける。「盆栽を—・けて育てる」 3 人に...
手(て)に帰(き)・する
所有物となる。支配下になる。手に落ちる。「優勝は東北の球児たちの—・した」
手(て)に職(しょく)を付(つ)・ける
働くための技能を身につける。
テニス
長方形のコートの中央にネットを張り、これを挟んで相対し、ラケットでボールを打ち合って得点を争う球技。使用ボールによ...
手(て)に据(す)えた鷹(たか)を逸(そ)らす
飼い慣らした鷹を逃がしてしまう。いったん手に入れた大切なものを失うことのたとえ。
テニス‐エルボー
⇒テニス肘
テニス‐コート
テニスをする競技場。グラスコート、クレーコート、ハードコートなどがある。庭球場。
テニスコート‐の‐ちかい【テニスコートの誓い】
フランスで1789年6月20日、国王ルイ16世が議場を閉鎖したことから、三部会の第三身分議員たちが隣接するベルサイ...
テニス‐ひじ【テニス肘】
テニスのストロークを繰り返すことで筋肉に過度の負担がかかり、肘から前腕にかけて痛みが生じる障害。手首を動かす筋肉(...
手(て)に◦する
1 手に取って持つ。「本を—◦する」 2 自分の物にする。「欲しかった車をやっと—◦する」
テニソン
[1809〜1892]英国の詩人。美しい韻律と叙情性に富んだ作風により、ビクトリア朝の代表的詩人となった。作「イン...
て‐にっき【手日記】
日々の心覚えを記す帳面。「枕に算盤(そろばん)、—をはなたず」〈浮・胸算用・四〉
手(て)に付(つ)か◦ない
心が他に奪われてその事に集中できない。「うれしくて仕事が—◦ない」
てに‐てに【手に手に】
[連語]多くの人が、めいめいその手に。てんでに。「—小旗を持つ」
手(て)に手(て)を取(と)・る
互いに手を取る。特に、相愛の男女が行動をともにする。「—・ってかけおちする」
手(て)に取(と)・る
自分の手で持つ。「リンゴを一つ—・る」
手(て)に取(と)るよう
すぐ目の前にあるように、はっきり見えたり聞こえたりするさま。手に取るばかり。「相手の反応が—にわかる」
手(て)に成(な)・る
(「…の手に成る」の形で)製作の任に当たる。手掛ける。「応挙の—・る虎の図」
手(て)に握(にぎ)・る
自分の所有とする。また、自分の支配下におく。「権力を—・る」
手(て)に乗(の)・る
1 策略におちいる。「まんまとこちらの—・る」 2 自分の自由になる。「この位にせにゃ、男は—・らぬわいな」〈伎・...