でん‐かい【電解】
[名](スル)「電気分解」の略。
でんかいイオン‐けんびきょう【電界イオン顕微鏡】
光線の代わりに高電圧で加速されたイオンビームを用いるイオン顕微鏡の一。1951年に米国のE=W=ミュラーが発明。鋭...
でんかい‐えき【電解液】
電気分解の際に電解槽の中に入れる電解質溶液。また、電池の電極液のこと。
でんかいえきじゅんかんがた‐でんち【電解液循環型電池】
⇒フロー電池
でんかい‐きょうど【電界強度】
電界中にある単位電荷にはたらく電気力。力の向きをもつベクトル量となる。単位はV/m。
でんかい‐けつごう【電界結合】
近接する平板電極に発生する電界により電力が伝わる現象。無線電力伝送の給電方式の一つとして利用される。送電距離は数セ...
でんかい‐けんま【電解研磨/電解研摩】
電気分解を利用する研摩法。電解液中の陽極(アノード)に工作する金属、陰極(カソード)に不溶性の金属を設置し、直流電...
でんか‐いこう【電荷移行】
⇒電荷移動
でんかいこうか‐トランジスター【電界効果トランジスター】
⇒エフ‐イー‐ティー(FET)
でんかい‐コンデンサー【電解コンデンサー】
電解液に金属を入れ酸化させて陽極とし、表面にできた皮膜を誘電体、電解液を陰極とするコンデンサー。小型で大容量が得ら...
でんかい‐しつ【電解質】
水などの溶媒に溶かしたとき、正と負のイオンに分かれて電気伝導性をもつ物質。イオン性塩類・酸・塩基など。
でんかいしつ‐コルチコイド【電解質コルチコイド】
⇒鉱質コルチコイド
でんかいしつ‐ようえき【電解質溶液】
電解質が溶け込んだ液体の総称。一般に電解質の水溶液を指す。水以外ではアンモニア、過酸化水素などがある。電気伝導性が...
でんかい‐せいれん【電解精錬】
電気分解により、目的とする金属をイオンとして含む水溶液から析出する精錬法。銅のほか、銀、金、錫(すず)、鉛、ニッケ...
でんかい‐そう【電解槽】
電気分解を行うために、電極・電解液などを入れる容器。電槽。
でんかい‐つうしん【電界通信】
⇒人体通信
でんかい‐でんどう【電解伝導】
水溶液中などで電解質が電離して生じたイオンの移動による電気伝導。イオン伝導の一種。
でんかい‐でんりゅうけい【電解電流計】
⇒ボルタメーター
でんかい‐とうせき【電解透析】
⇒電気透析
でんか‐いどう【電荷移動】
原子や分子がイオンと衝突したとき、または、イオン同士が衝突したときに、電子が一方から他方に移動する現象。電荷移行。...
でんかい‐どう【電解銅】
⇒電気銅
でんかいどう‐さくたい【電荷移動錯体】
電子が不足した官能基をもつ電子受容体と、電子が富む官能基をもつ電子供与体で構成され、両者の間で電荷の移動が生じる錯...
でんかい‐ふしょく【電解腐食】
印刷で、電気分解による腐食作用を利用して写真凸版を作ること。
でんかい‐ほうしゅつ【電界放出】
金属表面に強い電界がかかると、トンネル効果によって電子が真空中に放出される現象。熱電子が発生しない程度の温度で電子...
でんかいほうしゅつ‐ディスプレー【電界放出ディスプレー】
《field emission display》⇒エフ‐イー‐ディー(FED)
でんかい‐ぼうし【電界紡糸】
⇒エレクトロスピニング
でんかい‐ルミネセンス【電界ルミネセンス】
⇒エレクトロルミネセンス
でんかい‐レンズ【電界レンズ】
⇒静電レンズ
でん‐かく【殿閣】
宮殿と楼閣。宮殿。御殿。
でんかく‐だいがくし【殿閣大学士】
中国の官名。宮廷の図書を収める殿閣の大学士で、天子の顧問役。唐末に創置。宰相や高官の兼任が多く、明代には政務の機密...
でんかけつごう‐そし【電荷結合素子】
《charge-coupled device》⇒シー‐シー‐ディー(CCD)
でんかこうかん‐しょうとつ【電荷交換衝突】
⇒電荷移動
でんか‐そりょう【電荷素量】
⇒電気素量
でんか‐ぞうふくき【電荷増幅器】
⇒チャージアンプ
でんか‐の‐ほうとう【伝家の宝刀】
家に代々伝わる大切な刀。転じて、いよいよという場合にのみ使用するもの。切り札。「—を抜く」 [補説]文化庁が発表し...
でんか‐ほぞんそく【電荷保存則】
ある系での電荷の総和は、時間が経過しても、化学反応や素粒子の生成・消滅の前後においても不変であるという法則。電荷が...
でんかほぞん‐の‐ほうそく【電荷保存の法則】
⇒電荷保存則
でん‐カル【電カル】
「電子カルテ」の略。
でん‐かん【田漢】
いなかの男。田舎漢(でんしゃかん)。
でん‐かん【田漢】
[1898〜1968]中国の劇作家・詩人。長沙(湖南省)の人。字(あざな)は寿昌(じゅしょう)。東京高師に学び、帰...
でん‐かん【電環】
電車の環状の路線。東京の山手線、大阪の環状線など。
でんがかのしゅうへん【澱河歌の周辺】
安東次男による文芸評論。昭和37年(1962)刊行。第14回読売文学賞評論・伝記賞受賞。
でん‐がく【田楽】
1 初め民間の農耕芸能から出て、平安時代に遊芸化された芸能。田植えのときに、田の神を祭って歌い舞ったのが原形で、鎌...
でんがく‐がえし【田楽返し】
1 歌舞伎の大道具の一。背景の書き割りの一部を切り抜き、上下または左右の中心を軸に回転させ、背面を出す仕掛け。 2...
でんがく‐ざし【田楽刺(し)】
田楽豆腐のように、槍などでまん中を刺しつらぬくこと。いもざし。
でんがく‐どうふ【田楽豆腐】
長方形に切った豆腐を串(くし)に刺して火であぶり、味噌を塗ってさらに焼いたもの。田楽。おでん。《季 春》
でんがく‐ほうし【田楽法師】
田楽を演じることを専門の仕事とした僧形の芸人。田楽。
でんがく‐やき【田楽焼(き)】
豆腐・ナス・魚などを串(くし)に刺して火にあぶり、味噌を塗ってさらに焼いた料理。田楽。《季 春》
デン‐ガムレ‐ビュ
デンマーク、ユトランド半島東岸の都市オーフスにある野外博物館。デンマーク語で「旧市街」を意味する。市街中心部、オー...
でん‐き【田器】
耕作に用いる道具。農具。「蒸気力を、—に用いんと欲し」〈中村訳・西国立志編〉