とさ【土佐】
旧国名の一。現在の高知県にあたる。土州。 高知県中部の市。仁淀川(によどがわ)下流西岸に位置する。藺(い)や柑橘類...
とさ【土佐】
姓氏の一。 [補説]「土佐」姓の人物土佐光起(とさみつおき)土佐光長(とさみつなが)土佐光信(とさみつのぶ)土佐行...
と‐さ
[連語]《格助詞「と」+終助詞「さ」》ややぞんざいな気持ちをこめて引用・伝聞する意を表す。…だそうだ。…だって。「...
とさ‐あげ【土佐揚(げ)】
豆腐や野菜・魚などに鰹節(かつおぶし)をまぶして揚げた料理。
とさ‐いぬ【土佐犬】
1 日本犬の一。高知地方にみられ、中形で毛色はごまや赤色。猪狩りに用いられた。四国犬。 2 土佐闘犬のこと。
とさ‐え【土佐絵】
土佐派の人々が描いた絵。また、その画風。
と‐さか【鶏冠】
鶏・キジなどの頭の上にある肉質の冠状の突起物。ふつう雄に発達。肉冠。
とさか‐じゅん【戸坂潤】
[1900〜1945]哲学者・評論家。東京の生まれ。新カント学派から転じてマルクス主義哲学を研究し、唯物論研究会を...
鶏冠(とさか)に◦来(く)る
怒りでかっとなる。頭(あたま)に来る。
とさか‐のり【鶏冠海苔】
ミリン科の紅藻。太平洋岸にみられ、大きさは20〜30センチ、不規則に分かれ、鮮紅色で鶏のとさかに似る。刺身のつまや...
とさ‐し【土佐市】
⇒土佐
とさしみず【土佐清水】
高知県南西部、太平洋に面する市。鰹節(かつおぶし)の製造が盛ん。足摺(あしずり)岬・竜串などの観光地がある。人口1...
とさしみず‐し【土佐清水市】
⇒土佐清水
とさ‐じょうゆ【土佐醤油】
鰹節(かつおぶし)のだしの入った醤油。刺身・冷ややっこなどに用いる。
とさ‐じんじゃ【土佐神社】
高知市にある神社。祭神は味鉏高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)。土佐国一の宮。通称、志奈禰様(しなねさま)。
と‐さつ【屠殺】
[名](スル)家畜類を殺すこと。屠畜。
と‐さつ【塗擦】
[名](スル)塗りつけて、すり込むこと。「軟膏(なんこう)を—する」
とさつ‐いん【都察院】
中国、明・清時代の監察機関。明の洪武帝(朱元璋)が御史台を改編して設置。百官の非違糾弾、行政の監察をつかさどった。
とさ‐づくり【土佐作り/土佐造り】
⇒叩き3
とさつされたうし【屠殺された牛】
《原題、(オランダ)De geslachte os》レンブラントの絵画。カンバスに油彩。縦94センチ、横69センチ...
とさ‐とうけん【土佐闘犬】
犬の一品種。明治の初期に、在来の土佐犬にマスチフやブルドッグなどを交配・改良して闘犬用に作出された。土佐犬。
とさ‐に【土佐煮】
醤油に鰹節(かつおぶし)とみりん・酒を加えて作る土佐醤油を使った煮物。また、煮物に鰹節を加えて仕上げる料理もいう。
とさにっき【土佐日記/土左日記】
平安中期の旅日記。1巻。紀貫之作。承平5年(935)成立とされる。任地の土佐を船出して都に帰るまでの55日間の出来...
とさ‐の‐いん【土佐院】
土御門(つちみかど)天皇の異称。承久の乱後、土佐に流されたところからいう。
とさ‐の‐くに【土佐国】
⇒土佐
とさのすなやま【十三の砂山】
青森県の民謡。五所川原市市浦地区、十三(じゅうさん)の盆踊り歌。江戸中期に北前船の船乗りたちによって伝えられた酒田...
とさ‐は【土佐派】
平安時代以来の大和絵の伝統を受け継いだ画派。室町前期、宮廷の絵所預(えどころあずかり)であった藤原行光が祖とされ、...
とさ‐ばんし【土佐半紙】
土佐から産し、工芸紙として良質な半紙。
とさ‐ぶし【土佐節】
1 土佐で作られる鰹節(かつおぶし)。 2 古浄瑠璃の一派。土佐少掾(とさのしょうじょう)橘正勝(たちばなのまさか...
とさぼり‐どおり【土佐堀通り】
大阪市内を東西に走る道路の呼び名。土佐堀川に沿って船場のビジネス街を通る。
とざま‐こうざま
[副]《「とさまかくさま」の音変化。「とさまこうさま」とも》あれやこれや。あれこれ。「—考えた末終に」〈子規・仰臥漫録〉
とさ‐みずき【土佐水木】
マンサク科の落葉低木。高知県の山地に自生。葉は倒卵形で、裏面に軟毛がある。春、葉より先に、淡黄色の小花が7〜10個...
とさ‐みつおき【土佐光起】
[1617〜1691]江戸前期の画家。堺の人。光則の子。承応3年(1654)室町末期以来とだえていた宮廷の絵所預と...
とさ‐みつなが【土佐光長】
⇒常盤光長(ときわみつなが)
とさ‐みつのぶ【土佐光信】
[?〜1522ころ]室町後期の画家。宮廷の絵所預、幕府の御用絵師をも務め、将監さらには刑部大輔に任じられ、画家とし...
とさみなと‐いせき【十三湊遺跡】
青森県五所川原市市浦地区にある中世の港町の遺跡。町並みや館の遺構が確認され、中国・高麗製のものを含む大量の陶磁器な...
とさ‐ゆきひろ【土佐行広】
室町前期の画家。姓は藤原。宮廷絵所の絵師。応永13年(1406)土佐将監の記録が残り、土佐派を名のった最初の画人と...
トサリ
インドネシア、ジャワ島東部の観光保養地。テンゲル山地の標高約1700メートルに位置し、西のブロモ山への観光拠点とし...
とさ‐わん【土佐湾】
高知県南岸、室戸(むろと)岬から足摺(あしずり)岬に至る湾。湾内は大陸棚が広く、湾岸には漁業基地が点在。
と‐さん【渡盞】
杯をのせる台。さかずき台。「例の—出でて、祇園細工の足付きに」〈浮・一代男・一〉
ど‐さん【土産】
《「とさん」とも》 1 その土地の産物。 2 みやげもの。みやげ。
トサー
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