とめ【止め/留め】
1 とめること。禁止すること。また、とめるもの。「けんかに—が入る」「通行—」 2 物事の終わり。しまい。結末。「...
とめ【登米】
宮城県北東部にある市。北上川が縦貫する稲作地帯。西部の伊豆沼は水鳥生息地としてラムサール条約の登録湿地。平成17年...
トメ‐アス
ブラジル北部、パラー州の町。州都ベレンの南約110キロメートルに位置する。1929年に日本人入植者によって開かれ、...
とめ‐おき【留(め)置き】
1 その状態にそのままとめておくこと。「原級—」 2 取り調べなどのために人を帰さずにとめておくこと。「一晩—をく...
とめおき‐ゆうびん【留(め)置(き)郵便】
世帯全員が不在の期間、届いた郵便物すべてを郵便局に保管すること。またその郵便物。不在届けを局に提出することで留め置...
とめ‐お・く【留(め)置く】
[動カ五(四)] 1 他にやらないでそのまま置いておく。「辞表を部長のもとに—・く」 2 人を他所に行かせないでそ...
とめ‐おとこ【留(め)男】
1 芝居などで、けんかの仲裁に入る男。 2 宿屋の客引きの男。
とめ‐おんな【留(め)女】
1 芝居などで、けんかの仲裁に入る女。 2 宿屋の客引きの女。
とめ‐がき【留(め)書(き)】
1 書き留めておくこと。また、その文書。 2 手紙文の末尾に添える語。「敬具」「草々」「かしこ」などの類。
とめ‐がね【留(め)金】
物の継ぎ目や合わせ目が離れないようにつなぎ留める金具。
とめがね‐の‐きょうかい【留め金の教会】
《Tokalı Kilise》トルコ中央部、カッパドキア地方の町ギョレメにある岩窟教会。イスラム教徒による迫害を逃...
とめ‐がわ【留(め)川】
漁猟を禁じている川。
とめ‐き【留(め)木】
《「とめぎ」とも》香木を焚いて、香を衣服などに移し留めること。香水の香りもいう。「品のいい香水の—」〈大仏・帰郷〉
とめ‐ぎ【止(め)木/留(め)木】
1 物を固定させるための木。 2 江戸時代、山林の保護のため、切ることを禁じられていた木。停止木(ちょうじぼく)。
とめ‐く【止(め)句】
和歌・俳句などで、使用を忌み避ける句。禁句。
とめ・く【尋め来】
[動カ変]たずね求めて来る。たずねて来る。「花散れる水のまにまに—・くれば山には春もなくなりにけり」〈古今・春下〉
とめ‐ぐ【留(め)具】
はなれたり動いたりしないようにとりつける小さな器具。
とめ‐し【登米市】
⇒登米
とめ‐そうば【止(め)相場】
1 取引所で、立ち会いの最後に成立した値段。大引け値段。 2 ⇒ストップ値段
とめ‐そで【留袖】
1 既婚女性の正装に用いる黒地五つ紋の江戸褄(えどづま)模様の着物。地色が色物の場合は色留袖という。本来は、長い振...
とめ‐だて【留(め)立て】
[名](スル)他人の行動を制止すること。「よけいな—はしない」
とめてくれるなおっかさん
昭和43年(1968)、学園紛争中だった東大駒場祭のポスターに書かれたキャッチコピーの冒頭部分。全文は「とめてくれ...
とめ‐ど【止め処】
(多く「とめどない」「とめどもない」の形で)とめるところ。とどまるところ。終わり。際限。「涙が—もなく流れる」「—...
止(と)め処(ど)無(な)・い
⇒止め処
止(と)め処(ど)も無(な)・い
⇒止め処
とめ‐な【止め名/留め名】
芸能界・角界などで、名人上手と言われた人の芸名をだれにも継がせないで止めてしまうこと。落語界では古今亭志ん生、桂文...
とめ‐ナット【止(め)ナット】
振動によるナットの戻りを止めるために用いるナット。本ナットの下に締め付け、また特殊の形状や仕掛けを施してある。
とめ‐ぬい【留(め)縫い】
裁縫で、縫い糸の末端に留めを作って縫うこと。
とめ‐ねじ【止め螺子】
ねじって押し込み、物が動かないように止めるねじ。押しねじ。
とめ‐ば【留(め)場】
1 江戸時代、一般人の漁猟・伐採を禁じた所。→御留場(おとめば) 2 江戸時代の歌舞伎劇場で、花道の揚げ幕の奥、西...
とめ‐ばり【留(め)針/止(め)針】
1 裁縫で、合わせ目や折り目に仮に刺してとめておく針。待ち針。 2 物が動かないように刺してとめておく針。ピン。
とめ‐びょうし【留(め)拍子】
能で、1曲の最後にシテが足拍子を二つ踏むこと。また、その足拍子。能を模した歌舞伎舞踊でも、幕切れに主要な役が二つ足...
とめ‐ふで【留(め)筆】
1 手紙の終わり。文の結末。 2 書家や画家が、その師匠や主君から、随意に筆を執ることを禁じられること。また、その...
とめ‐ぶろ【留め風呂】
他人を入れず、自分だけはいる風呂。留め湯。「今宵は、身が—だ」〈浄・女楠〉
とめ‐へん【止偏】
漢字の偏(へん)の一。「此」などの「」の称。
とめ‐べん【止(め)弁/止め瓣】
ねじの上下によって皿形の弁が弁座と直角の方向に動き、流量を調節する装置。ストップバルブ。
とめ‐や【止め矢】
最後に射る矢。とどめをさす矢。「うつぼの底の秘蔵の—とって」〈幸若・夜討曽我〉
とめ‐やく【留(め)役】
けんかや争いなどをとめて、なかなおりさせる役。また、その人。仲裁人。
とめ‐やま【留山】
江戸時代、山林保護のため狩りや伐木を禁じた山。立て山。→明山(あきやま)
とめ‐ゆ【留(め)湯】
1 前日の湯を捨てないで、翌日、再びわかして入浴すること。また、その湯。 2 江戸時代の銭湯で、客が入浴代を月ぎめ...
とめ‐ゆ・く【尋め行く】
[動カ四]たずねていく。「ところづら—・きければ」〈万・一八〇九〉
と・める【止める/留める/停める】
[動マ下一][文]と・む[マ下二] 1 動いているものを動かないようにする。「タクシーを—・める」「文章を書く手を...
と・める【泊める】
[動マ下一][文]と・む[マ下二]《「止める」と同語源》 1 宿泊させる。「ひと晩—・めてもらう」 2 船を停泊さ...
とめ‐わん【止め椀】
会席料理で、最後に飯・香の物とともに出す汁物。止め。