倶(とも)に天(てん)を戴(いただ)かず
《「礼記」曲礼上から》相手とは殺すか殺されるかの関係で、一緒にはこの世に生きていられない。あだ打ちの、かたい決意を...
とも‐に‐みんしゅとう【共に民主党】
韓国の政党。金大中(キムデジュン)の与党・新千年民主党、その後継で盧武鉉(ノムヒョン)政権のウリ党など、革新系勢力...
とも‐ぬの【共布】
「ともぎれ」に同じ。
とも‐ね【共音】
一緒に声を立てること。一緒に泣くこと。また、その声。「人々—に泣きぬ」〈鴎外訳・即興詩人〉
とも‐ね【共寝】
[名](スル)一つの寝床に一緒に寝ること。同衾(どうきん)。
とも‐ね【鞆音】
弓を射たとき、弦が鞆(とも)に触れて鳴る音。「心ある射手の舎人のけしきかな玉しく庭に—響きて」〈夫木・一〉
とも‐の‐うら【鞆の浦】
広島県福山市南部の鞆港を中心とする海域。瀬戸内海のほぼ中央に位置し、古代から海上交通の要所として栄えた。港には古い...
とも‐の‐お【伴の緒/伴の男】
大化前代、世襲的な職業で朝廷に奉仕した一団の人々。
ともの‐かしゅう【友野霞舟】
[1791〜1849]江戸後期の漢詩人。江戸の人。昌平坂(しょうへいざか)学問所教授、甲府徽典館(きてんかん)学頭...
とも‐の‐みやつこ【伴造/伴部】
1 (伴造)大化前代、職能をもって朝廷に仕えた伴(とも)を統率・管理した者。のちに部(べ)の制度が成立すると部の管...
とも‐の‐よしお【伴善男】
[809〜868]平安初期の廷臣。大納言となって権勢を振るったが、貞観8年(866)応天門炎上の犯人とされて伊豆に...
ともの‐ろう【伴野朗】
[1936〜2004]小説家。愛媛の生まれ。朝日新聞に入社、サイゴン支局長・上海支局長を歴任。勤務のかたわら執筆し...
とも‐ばこ【共箱】
書画骨董(こっとう)で、箱書きのある箱に納められているもの。また、その箱。
とも‐ばたらき【共働き】
[名](スル)夫婦がともに働きに出て生計を立てること。「共稼ぎ」の語感をきらってできた語。→片働き
ともばやし‐みつひら【伴林光平】
[1813〜1864]江戸末期の勤王家・国学者。河内(かわち)の人。天誅組(てんちゅうぐみ)に加わり、中山忠光らの...
ともひら‐しんのう【具平親王】
[964〜1009]平安中期の文人・歌人。村上天皇の第7皇子。中務(なかつかさ)卿。六条宮・千種(ちぐさ)殿・後(...
とも‐びき【友引】
暦注の六曜の一。なにごとをしても勝ち負けがないといわれる日。この日に葬式を出すと、他人の死をさそうといって嫌う。友引日。
とも‐びと【供人】
供の人。従者。
とも‐ぶた【共蓋】
茶釜・水指(みずさし)・茶入れなどで、身と蓋とが同じ材質でできているもの。また、その蓋。⇔替え蓋。
とも‐ぶね【友船/伴船】
1 連れ立って行く船。 2 同じ船に一緒に乗ること。
とも‐ぶれ【供触れ】
大名などが道を行くとき、供の者が先ぶれとしてそれを知らせること。
とも‐べ【伴部】
律令制で、諸官司に分属され、品部(しなべ)・雑戸(ざっこ)を管理した役人。とものみやつこ。
とも‐べ【品部】
⇒しなべ(品部)
とも‐べや【供部屋】
供の人々の詰めている部屋。
トモホン
インドネシア中部、スラウェシ島北東部のミナハサ半島先端部の町。マナドの南約20キロメートル、ロコン山南麓の高原地帯...
とも‐ぼし【とも星】
二十八宿の一、氐宿(ていしゅく)の和名。→氐(てい)
とも‐まち【供待ち】
[名](スル) 1 訪問した先で主人を待つこと。また、その人。「自働車が一二台に…—している間を」〈荷風・腕くらべ...
とも‐まわり【供回り】
供の人々。従者の一群。供勢(ともぜい)。「揃ひも揃うた—」〈浄・国性爺〉
ともやっこ【供奴】
歌舞伎舞踊。長唄。七変化「拙筆力七以呂波(にじりがきななついろは)」の一。2世瀬川如皐(せがわじょこう)作詞、10...
ともらい【弔い】
「とむらい」の音変化。「法蔵寺様へでも願って—を致したいと存じます」〈円朝・真景累ヶ淵〉
ともら・う【弔ふ】
[動ハ四]「とむらう」の音変化。「しみじみと—・ひ」〈浮・一代男・二〉
とも・る【点る/灯る】
[動ラ五(四)]あかりがつく。とぼる。「家々に灯が—・る」
とも‐ろ【艫櫓/艫艪】
和船のもっとも船尾に近いところにある櫓(ろ)。
と‐もん【都門】
都の入り口。また、都のなか。都。都会。「身は—の塵まみれにもなろうものを」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉