とよたま‐びめ【豊玉姫/豊玉毘売】
日本神話で、海神豊玉彦神の娘。彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)(山幸彦(やまさちひこ))の妻となり鸕鷀草葺不合...
とよだ【豊田】
姓氏の一。 [補説]「豊田」姓の人物豊田英二(とよだえいじ)豊田喜一郎(とよだきいちろう)豊田佐吉(とよださきち)...
とよだ‐えいじ【豊田英二】
[1913〜2013]実業家。愛知の生まれ。佐吉の甥。昭和42年(1967)トヨタ自動車工業社長に就任。昭和57年...
とよだ‐きいちろう【豊田喜一郎】
[1894〜1952]実業家。静岡の生まれ。佐吉の長男。大正9年(1920)豊田紡織に入社、のち昭和12年(193...
とよだ‐さきち【豊田佐吉】
[1867〜1930]発明家・実業家。静岡の生まれ。日本で最初の木製動力織機を発明、のち豊田式織機株式会社を設立。...
とよだ‐しろう【豊田四郎】
[1906〜1977]映画監督。京都の生まれ。文学作品の映画化に佳作が多い。代表作「若い人」「小島の春」「夫婦善哉...
とよだ‐じょう【豊田穣】
[1920〜1994]小説家。満州の生まれ。本名、穣(みのる)。海軍軍人として出征し米軍の捕虜となった体験を生かし...
とよだ‐やすみつ【豊田泰光】
[1935〜2016]プロ野球選手。茨城の生まれ。昭和28年(1953)西鉄(西武の前身)に入団。新人王を受賞。同...
とよとみ【豊臣】
姓氏の一。天正14年(1586)羽柴秀吉が上奏し、賜った姓。秀吉の子秀頼の自殺とともに滅びた。 [補説]「豊臣」姓...
とよとみ‐ひでつぐ【豊臣秀次】
[1568〜1595]安土桃山時代の武将。秀吉の甥(おい)。天正19年(1591)秀吉の養子となり、ついで関白とな...
とよとみ‐ひでよし【豊臣秀吉】
[1536〜1598]安土桃山時代の武将。尾張の人。幼名、日吉丸。初名、木下藤吉郎。織田信長に仕え、戦功をたて、羽...
とよとみ‐ひでより【豊臣秀頼】
[1593〜1615]安土桃山時代の武将。秀吉の次男。6歳で家督を相続、前田利家に養育されたが、関ヶ原の戦いののち...
とよとみみ‐の‐みこと【豊聡耳命】
聖徳太子の異称。
とよなか【豊中】
大阪府北西部の市。大阪市の北に接する住宅衛星都市。北部・東部は千里丘陵。大阪大学がある。人口38.9万(2010)。
とよなか‐し【豊中市】
⇒豊中
とよに‐こ【豊似湖】
北海道中南部、えりも町にある湖。周囲1キロメートル。日高山脈襟裳(えりも)十勝国立公園の一部。形が馬の蹄(ひづめ)...
とよ‐の‐あかり【豊の明(か)り】
1 宴会。酒宴。主として、朝廷で儀式のあとなどに行われる宴会。 2 「豊明(とよのあかり)の節会(せちえ)」に同じ。
とよのあかり‐の‐せちえ【豊明の節会】
奈良時代以降、新嘗祭(しんじょうさい)・大嘗祭(だいじょうさい)の翌日に宮中で行われた儀式と宴会。天皇が豊楽殿(ぶ...
とよ‐の‐あき【豊の秋】
作物、特に稲のよく実った秋。《季 秋》
とよ‐の‐みそぎ【豊の御禊】
陰暦10月下旬、大嘗祭(だいじょうさい)の前に、賀茂川の河原で行われたみそぎの儀式。御禊(ごけい)。かわらのみそぎ。
とよはし【豊橋】
愛知県、渥美半島南東部の市。豊川下流南岸に位置する。もと松平氏の城下町。東海道五十三次の吉田宿・二川宿として発展。...
とよはし‐ぎじゅつかがくだいがく【豊橋技術科学大学】
愛知県豊橋市にある国立大学法人。昭和51年(1976)設置。平成16年(2004)国立大学法人となる。
とよはし‐し【豊橋市】
⇒豊橋
とよはし‐そうごうどうしょくぶつこうえん【豊橋総合動植物公園】
愛知県豊橋市にある複合施設。昭和29年(1954)開園。動物園・植物園・遊園地・自然史博物館が併設する。愛称、のん...
とよはしそうぞう‐だいがく【豊橋創造大学】
愛知県豊橋市にある私立大学。平成8年(1996)の開設。
とよはし‐へいや【豊橋平野】
愛知県南東部、豊川下流域に広がる沖積平野。渥美(あつみ)湾岸は埋め立てられ、工業地域となっている。中心都市は豊橋市...
とよ‐はたぐも【豊旗雲】
旗がなびいているように空にかかる美しい雲。「わたつみの—に入り日さし今夜の月夜さやけかりこそ」〈万・一五〉
とよはら【豊原】
ロシア連邦、サハリン(樺太)南東部の都市、ユジノサハリンスクの日本領時代の称。樺太庁が置かれた。
とよひら【豊平】
札幌市南東部の区名。豊平川東岸にある。
とよひら‐く【豊平区】
⇒豊平
とよ‐ほ・く【豊寿く/豊祝く】
[動カ四]《後世は「とよほぐ」》よろこび祝う。祝福する。「—・き寿(ほ)き廻(もとほ)し献(まつ)り来し御酒(みき...
どよみ【響み】
《古くは「とよみ」》 1 大きな音が鳴りひびくこと。大声で騒ぐこと。また、その音や声。どよめき。「遠くでする市街(...
とよ‐みき【豊御酒】
酒の美称。おおみき。「—献(たてまつ)らせ」〈記・上・歌謡〉
とよ‐みてぐら【豊御幣】
幣帛(へいはく)の美称。「神風や—になびく四手(しで)」〈新古今・神祇〉
とよ・む【響む】
[動マ下二]鳴りひびかせる。「我がやどの花橘をほととぎす来鳴き—・めて本に散らしつ」〈万・一四九三〉 [動マ四]⇒どよむ
どよも・す【響もす】
[動サ五(四)]《古くは「とよもす」》声や音をひびかせる。鳴りひびかせる。「その声は瀬を—・して響いていた」〈梶井...
と‐よ・る【と寄る】
[動ラ四]ちょっと立ち寄る。「白波の立ちながらだに長門なる豊浦の里の—・られよかし」〈後拾遺・雑六〉
と‐よ・る【外寄る】
[動ラ四]《本来のものから外れた方に寄る意》後世になる。当世風になる。「妙(たへ)にをかしき事は、—・りてこそ書き...