とり【酉】
1 十二支の一つで、その10番目。 2 方角の名。西。 3 時刻の名。今の午後6時ごろ、およびその後の2時間、また...
とり【取(り)】
[名] 1 取ること。また、その人。多く他の語と複合して用いる。「音頭—」「かじ—」「月給—」 2 《多く「トリ」...
とり【鳥/鶏/禽】
1 (鳥)からだ全体が羽毛で覆われ、翼で空中を飛ぶ恒温動物。鳥類。 2 (鶏)にわとり。 3 鳥肉。特に、鶏の肉。...
と‐り【肚裡/肚裏】
腹の中。心中。
と‐り【図利】
利を図ること。利益を得ようとすること。「賭博開張—」「—加害目的」
とり【鳥】
《原題、(ドイツ)Vogel》ハイドンの弦楽四重奏曲第39番ハ長調の通称。1781年作曲。ロシア四重奏曲の第3番。...
トリ
数の3。「—クロロエチレン」
とり‐あい【取(り)合い】
1 一つのものを取ろうとして争うこと。奪い合い。「席の—」 2 つり合っていること。また、取り合わせ。配合。「上着...
とり‐あ・う【取(り)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 一つのものを取ろうとして争う。奪い合う。「遺産を—・う」 2 (多くあとに打消しの語を伴っ...
とり‐あ・う【取り敢ふ】
[動ハ下二] 1 余裕をもって取る。ちゃんと取る。多く、あとに打消しの表現を伴って用いる。「蓑も笠も—・へで、しと...
とりあえ‐ず【取り敢えず】
[副] 1 ほかのことはさしおいて、まず第一に。なにはさておき。「—母に合格を知らせる」「—お礼まで」 2 何する...
とり‐あげ【取(り)上げ】
取り上げること。
とりあげ‐おや【取(り)上げ親】
生まれた子供を取り上げた人が仮親(かりおや)になること。また、その人。子取り親。
とりあげ‐がみ【取り上げ髪】
無造作にたぐり上げてたばねた髪。「—、ものぬりたる顔にもあらずして」〈浮・諸艶大鑑・五〉
とりあげ‐ばば【取(り)上げ婆】
出産のときに子供を取り上げたり、産婦・産児の世話をしたりする女性。昔は年配の人が多かったのでいう。助産婦。
とりあげ‐まご【取(り)上げ孫】
介助して取り上げた子。取り上げ婆(ばば)に対して孫といった。
とり‐あ・げる【取(り)上げる】
[動ガ下一][文]とりあ・ぐ[ガ下二] 1 置かれているものを手に取って持ち上げる。手に取る。「受話器を—・げる」...
とり‐あし【鳥足】
1 鳥の足。 2 台の下に、鳥の脚の形にした細い鉄柱をとりつけた足駄。行人(ぎょうにん)などがはいた。鳥足駄。鳥足...
とりあし‐しょうま【鳥足升麻】
ユキノシタ科の多年草。山地に生え、高さ約60センチ。6、7月ごろ、多数の白い小花を円錐状につける。若葉は食用になる。
トリアス‐き【トリアス紀】
《(ドイツ)Trias》⇒三畳紀(さんじょうき)
トリアセトン‐トリペルオキシド
⇒過酸化アセトン
トリアゾラム
睡眠導入剤として不眠症や麻酔前投薬に用いられる薬。服用後の朦朧(もうろう)状態や、途中で目が覚めたときの行動の記憶...
トリアッティ
[1893〜1964]イタリアの政治家。1921年にグラムシらとイタリア共産党を創立。ムッソリーニ政権下ではソ連に...
トリアッティ
ロシア連邦西部、サマーラ州の都市。ボルガ川中流部に位置する。18世紀に要塞が築かれたことに起源し、スタブロポリまた...
とり‐あつかい【取(り)扱い】
取り扱うこと。「公平な—を受ける」「—注意」
とりあつかい‐せつめいしょ【取(り)扱(い)説明書】
機械・道具・アプリケーションなどの使用説明書。手引き書。マニュアル。取り説。
とり‐あつか・う【取(り)扱う】
[動ワ五(ハ四)] 1 物を動かしたり操作したりする。「機械を—・う」「乱暴に—・う」 2 物事を処理する。とりは...
とり‐あつ・める【取(り)集める】
[動マ下一][文]とりあつ・む[マ下二]いろいろのものを寄せ集める。一つに集めまとめる。「見本を—・める」
とり‐あみ【鳥網】
木と木との間に張って、鳥を捕獲する網。とあみ。
とり‐あわせ【取(り)合(わ)せ】
1 ほどよく配合すること。「色の—がよい」 2 とりなし。口添え。「お暇の出るやうに—頼みます」〈浄・万年草〉
とり‐あわせ【鶏合(わ)せ】
雄鶏をたたかわせて勝負を競う遊び。古く宮中では陰暦3月3日に行われた。闘鶏(とうけい)。《季 春》「春暑く素袍(す...
とり‐あわせ【鳥合わせ】
1 ⇒小鳥合わせ 2 探鳥会の締めくくりなどで、その日観察したり鳴き声を聞いたりした鳥の種類や数を、参加者同士で確...
とり‐あわ・せる【取(り)合(わ)せる】
[動サ下一][文]とりあは・す[サ下二] 1 ほどよく組み合わせて整ったものにする。「海の幸と山の幸を—・せる」 ...
トリアンタ
ギリシャ東部、ロードス島の町イアリソス中心部の街区の通称。
トリアー
⇒トリーア
トリアージ
《「選別」「優先割当」の意》大災害によって多数の負傷者が発生した際に、現場で傷の程度を判定し、治療や搬送の優先順位...
トリアージ‐タグ
トリアージの判定内容を示す札。災害などで多数の負傷者が出た場合に、傷の軽重によって治療や搬送の優先順序を判定し、4...
トリアー‐だいせいどう【トリアー大聖堂】
《Trierer Dom》⇒トリーア大聖堂
とり‐い【鳥居】
神社の神域を象徴する一種の門。2本の柱の上に笠木(かさぎ)を渡し、その下に貫(ぬき)を入れて柱を連結したもの。笠木...
とりい【鳥居】
姓氏の一。 [補説]「鳥居」姓の人物鳥居清長(とりいきよなが)鳥居清信(とりいきよのぶ)鳥居清倍(とりいきよます)...
とりい‐かず【鳥居数】
《稲荷大明神になるために狐が鳥居を飛び越える回数の意》経験の数。年功。場数(ばかず)。
とりい‐きよなが【鳥居清長】
[1752〜1815]江戸後期の浮世絵師。江戸の人。姓は関(一説に関口)。俗称、新助、のち市兵衛。初世清満に師事し...
とりい‐きよのぶ【鳥居清信】
[1664〜1729]江戸中期の浮世絵師。初世。大坂の人。俗称、庄兵衛。鳥居派の祖。父清元とともに江戸に移る。瓢箪...
とりい‐きよます【鳥居清倍】
江戸中期の浮世絵師。初世。俗称、庄二郎。鳥居家2代目に擬せられる。清信の長男とも弟とも伝えられる。丹絵(たんえ)・...
とりい‐きよみつ【鳥居清満】
[1735〜1785]江戸中期の浮世絵師。初世。江戸の人。俗称、亀次郎。2世清倍(きよます)の次男。鳥居家3代目で...
とりい‐しょうじ【鳥居障子】
清涼殿の台盤所から鬼の間まで立て渡した衝立(ついたて)障子。柱の上部が鳥居の形をしている。
とりい‐すねえもん【鳥居強右衛門】
[?〜1575]戦国時代の武士。三河の人。名は勝商(かつあき)。三河長篠城主奥平信昌の家臣。武田勝頼に囲まれた長篠...
とり‐い・ず【取り出づ】
[動ダ下二] 1 取り出す。「御衣を—・でて着せむとす」〈竹取〉 2 うまく引き出す。引き起こす。「思ひがけぬ幸ひ...
とり‐いそぎ【取(り)急ぎ】
《「取り急ぐ」の連用形。副詞的に用いて》「いそぎ」を強めていう語。手紙文に用いる。「—一筆申し上げます」
とり‐いそ・ぐ【取(り)急ぐ】
[動ガ五(四)]「いそぐ」を強めていう語。「—・いで御報告申し上げます」