とん‐じゃく【頓着】
[名](スル)《「貪着」と同語源。「とんちゃく」とも》深く気にかけてこだわること。執着すること。「相手の気持ちに—...
とんじゃく‐な・い【頓着無い】
[形][文]とんぢゃくな・し[ク]気にかけない。無頓着である。「服装には—・い人」
トン‐じょ【東女】
東京女子大学の俗称。→本女(ぽんじょ)
とん‐じる【豚汁】
「ぶたじる」に同じ。
とん‐じん‐ち【貪瞋痴】
仏語。むさぼりと怒りと無知。貪欲と瞋恚(しんい)と愚痴。三毒。
トン‐スイ【湯匙】
《中国語から。「呑水」とも書く》取っ手の付いた小鉢。鍋料理を取り分ける際などに使う。 [補説]中国語ではタンチーと...
トン‐すう【トン数】
重量および容積などをトンで表した数値。→トン
テンスベル
ノルウェー南部の都市。首都オスロの南西約70キロメートル、オスロフィヨルド西岸、テンスベルフィヨルドに位置する。9...
トンスラ
カトリックで、聖職者を表すしるしとして、頭頂部の毛髪の一部または全部を環状に剃(そ)ること。また、その儀式。現在は...
とん・する【屯する】
[動サ変][文]とん・す[サ変] 1 集まる。たむろする。「セーベ国都、回復の吉報を、得たりしかば、今境上に—・せ...
トンズ【筒子】
《(中国語)》マージャン牌(パイ)のうち、筒の模様が彫ってあるもの。ピンズ。→数牌(シューパイ)
とん‐ずら
[名](スル)《「とん」は遁、「ずら」は「ずらかる」の略》逃げること。ずらかること。「当番をさぼって—する」
とん‐せい【遁世/遯世】
[名](スル)《古くは「とんぜい」》 1 隠棲して世間の煩わしさから離れること。「—して庵をむすぶ」 2 俗世間を...
とんせい‐しゃ【遁世者】
《「とんぜいじゃ」とも》俗世をのがれて仏門に入った人。世捨て人。
トン‐ぜい【トン税】
外国貿易船が入港する際、その純トン数を課税標準として課される国税。
とん‐そう【屯倉】
⇒みやけ(屯倉)
とん‐そう【遁走】
[名](スル)逃げ出すこと。逃がれ去ること。逃走(とうそう)。「敵前から—する」
とんそう‐きょく【遁走曲】
⇒フーガ
とん‐そく【豚足】
調理に用いられる骨付きの豚のあし。ゆでたり煮込んだりして食べる。コラーゲンを多く含む。
とん‐たんどく【豚丹毒】
家畜伝染病予防法による監視伝染病(届出伝染病)の一。豚丹毒菌という桿菌(かんきん)によって起こる。主に豚に感染する...
とん‐だ
[連体]話し手の判断の範囲を越えていることをさしていう。 1 意外な。思いのほかの。「—長居を致しました」 2 と...
とんだ茶釜(ちゃがま)
とんだよいもの。とんだ美人。江戸、谷中笠森の茶屋女お仙の美しさに対して言い出された流行語。→笠森お仙
とんだ所(ところ)へ北村大膳(きたむらだいぜん)
「とんだ所へ来た」の「きた」に「北村」の「きた」を掛けて続けた言葉遊び。歌舞伎「天衣紛上野初花(くもにまごううえの...
トンダノ‐こ【トンダノ湖】
《Danau Tondano》インドネシア中部、スラウェシ島北東部のミナハサ半島にあるカルデラ湖。マナドの南東約3...
とんだばやし【富田林】
大阪府南東部の市。もと真宗興正寺別院の寺内町として発達。すだれなどを特産。PL教団本部がある。人口11.9万(20...
とんだばやし‐し【富田林市】
⇒富田林
とんだ目(め)に太田道灌(おおたどうかん)
「とんだ目に遭うた」の「おうた」に「太田(おおた)」を掛けて続けた言葉遊び。→太田道灌
とんだ霊宝(れいほう)
江戸両国で興行された見世物の一。三尊仏・不動明王・鬼などを乾魚や乾大根で細工し見世物としたもの。転じて、とんだこと...
とん‐ち【頓知/頓智】
その場に応じて即座に出る知恵。機知。「—を働かす」
とん‐ちき【頓痴気】
《「ちき」は接尾語。「頓痴気」は当て字》とんま。まぬけ。人をからかい、ののしっていう語。「またへまをしたな、この—め」
とん‐ちゃく【頓着】
⇒とんじゃく(頓着)
トンチャンリ【東倉里】
朝鮮民主主義人民共和国北西部、平安北道の町。黄海に面する。事実上の弾道ミサイル発射基地、西海衛星発射場がある。日本...
とん‐ちん‐かん【頓珍漢】
[名・形動]《鍛冶屋(かじや)の相槌(あいづち)の音を漢字を当てて表したもの。その打つ音がそろわないところから》 ...
トンチン‐ねんきん【トンチン年金】
1 出資者が死亡すると、その年金を受け取る権利が生存している出資者に移される終身年金制度。長生きするほど多くの年金...
トン‐ツー
《モールス符号の短音を「トン」、長い音を「ツー」と呼ぶところから》モールス符号。また、無線電信のこと。
とん‐てき【頓的/頓敵】
軽はずみであること。また、その者。飛び上がり者。「休斎といへる—」〈浮・御前義経記・四〉
とん‐テキ【豚テキ】
《「テキ」は「ステーキ」の略》厚切りにした豚肉にたれをつけ、鉄板で焼いた料理。
とん‐てん‐かん
[副]金槌でたたくときなどの、かん高い音を表す語。
トンテー
ミャンマーの旧首都ヤンゴン近郊の村。市街中心部の南約20キロメートルに位置する。焼物の村として知られ、素焼きの壺を...
飛(と)んで火(ひ)に入(い)る夏(なつ)の虫(むし)
明るさにつられて飛んで来た夏の虫が、火で焼け死ぬ意から、自分から進んで災いの中に飛び込むことのたとえ。 [補説]こ...
とんでも‐な・い
[形]《「とでもない」の音変化》 1 思いもかけない。意外である。「—・い人にばったり出会う」「—・い発明」 2 ...
とんでも‐ハップン
[連語]《「とんでもない」と、英語happenを結びつけた語》「とんでもない」を強めた語。昭和25年(1950)前...
飛(と)ん◦でる
常識にとらわれずに行動する。自由に生きる。「—◦でる女性」 [補説]「翔んでる」とも書く。
とんでるけいし【翔んでる警視】
胡桃沢耕史による小説シリーズ。東大出身のエリート警視、岩崎白昼夢(さだむ)を主人公とするユーモラスな推理小説。第1...
とんでろじいちゃん
山中恒の児童文学作品。少年が祖父と共に祖父の子ども時代へタイムスリップするファンタジー。平成5年(1993)刊行。...
とん‐でん【屯田】
1 兵士が辺境の地を守りながら、ふだんは農業に従事すること。 2 屯田兵2のための田。 3 上代、皇室用の田。 4...
とんでん‐へい【屯田兵】
1 土着して平時は農業に従事している兵。 2 明治政府が北海道の開拓と警備のために設置した農兵。明治8年(1875...
とん‐と
[副] 1 すっかり。きれいさっぱり。「宿題を—忘れた」 2 (あとに打消しの表現を伴って)一向に。すこしも。「何...
とん‐とう【遁逃】
[名](スル)にげること。のがれること。「遂に自から軍艦を破壊して陸上に—するならん」〈独歩・愛弟通信〉
とん‐とろ【豚とろ】
豚の肩・首にある、脂が乗った肉。焼き肉用として好まれる。ピーとろ。