ど‐よ【杜預】
[222〜284]《「とよ」とも》中国、西晋の武将・学者。杜陵(陝西(せんせい)省)の人。武帝の呉の討伐で戦功をあ...
ど‐よう【土用】
1 雑節の一。1年に4回あり、立春・立夏・立秋・立冬の前各18日間。 2 立秋前の夏の土用。丑(うし)の日に鰻(う...
ど‐よう【土曜】
週の第7日。金曜の次の日。1週の最終の日。土曜日。
どよう‐あい【土用間】
夏の土用に吹く、涼しい北風。《季 夏》
どよう‐の‐うし【土用の丑】
夏の土用の期間にある丑の日のこと。鰻(うなぎ)のかば焼きを食べる、丑湯に入るなどの風習がある。年によって二度あるこ...
どよう‐うなぎ【土用鰻】
夏の土用の丑(うし)の日に食べる鰻。滋養があって、夏負けしないとされる。《季 夏》
どよう‐がくれ【土用隠れ】
夏の土用の水温が高い期間、魚が深場に移動し、釣れなくなること。
どよう‐きゅう【土用灸】
夏の土用に据える灸。夏ばてや病気の回復に効果があるとされる。《季 夏》
どよう‐さぶろう【土用三郎】
夏の土用入りから3日目。この日が晴れれば豊作、雨ならば凶作といわれる。《季 夏》→彼岸太郎(ひがんたろう)八専次郎...
どよう‐じゅぎょう【土曜授業】
公立小中学校が、学校教育法施行規則によって原則として休業日と定められている土曜日に授業を行うこと。平成20年(20...
どよう‐だけ【土用竹】
ホウライチクの別名。
どよう‐でん【土用殿】
熱田神宮の神体である草薙剣(くさなぎのつるぎ)を奉安した殿舎。
どよう‐なぎ【土用凪】
夏の土用のころの、風がなく海が静かで、蒸し暑い状態。《季 夏》
どよう‐なみ【土用波】
夏の土用のころ、海岸に打ち寄せる大波。はるか沖合にある台風の影響によるうねりがやって来たもの。《季 夏》「—はるか...
土用(どよう)布子(ぬのこ)に寒帷子(かんかたびら)
暑いさかりに綿入れを着、冬の寒いときに単衣(ひとえ)の帷子(かたびら)を着ること。物事の順序が逆になることのたとえ...
どよう‐ばき【土用掃き】
夏の土用中に行うすすはらい。
どよう‐び【土曜日】
「土曜」に同じ。
どようふじん【土曜夫人】
織田作之助の小説。昭和21年(1946)8月より「読売新聞」に連載。96回まで連載されたが作者の死亡により未完に終わる。
どよう‐ほしゅう【土曜補習】
公立小中学校が、学校教育法施行規則で原則として休業日と定められている土曜日に非正規の授業を行うこと。→土曜授業
どよう‐ぼし【土用干し】
夏の土用中に、衣類・書画・書籍などを陰干しにして風を通し、虫の害を防ぐこと。虫干し。虫払い。夏干し。《季 夏》
どよう‐め【土用芽】
樹木などで、夏の土用のころに二次的に伸長する芽。《季 夏》
どよう‐もち【土用餅】
夏の土用につく餅。力がつき、暑気あたりを防ぐという。《季 夏》「—腹で広がる雲の峰/許六」
どよう‐やすみ【土用休み】
夏季の休業。夏休み。
どよみ【響み】
《古くは「とよみ」》 1 大きな音が鳴りひびくこと。大声で騒ぐこと。また、その音や声。どよめき。「遠くでする市街(...
どよ・む【響む】
[動マ五(四)]《平安末期ころまで「とよむ」》 1 音が鳴りひびく。ひびきわたる。「砲声が—・む」 2 多くの人が...
どよ‐めき【響き】
どよめくこと。また、その音。「—が起こる」
どよ‐め・く【響く】
[動カ五(四)] 1 音が鳴りひびく。とどろきひびく。「雷鳴が—・き渡る」 2 ざわざわと騒ぐ。「新記録に場内が—...
どよも・す【響もす】
[動サ五(四)]《古くは「とよもす」》声や音をひびかせる。鳴りひびかせる。「その声は瀬を—・して響いていた」〈梶井...
どよん‐と
[副](スル) 1 空が暗く、雲が垂れ込めているさま。空気が重苦しく感じられるさま。「朝から—暗い天気だ」 2 気...