どろ‐つち【泥土】
どろ。でいど。
どろ‐どろ
[副] 1 遠くの方で鳴りわたる雷や大砲などの音を表す語。「遠くで—(と)雷鳴がとどろく」 2 大勢の人が一度に騒...
どろ‐どろ
[副](スル) 1 固形物が溶けて、粘液状の流動物になっているさま。「—(と)した溶岩」 2 欲望や感情などがもつ...
どろ‐なわ【泥縄】
《「泥棒を捕らえて縄をなう」の意から》事がおこってからあわてて対策を立てたり準備をしたりすること。「—の試験勉強」...
どろにんぎょ【泥人魚】
唐十郎の戯曲。平成15年(2003)4月、「新潮」誌に発表。同年、劇団唐組により初演。諫早湾(いさはやわん)干拓問...
どろ‐にんぎょう【泥人形】
泥をこねて固めた人形。土偶。 [補説]書名別項。→泥人形
どろにんぎょう【泥人形】
正宗白鳥の小説。明治44年(1911)、「早稲田文学」7月号に発表。日本の自然主義文学の代表作のひとつ。
どろ‐ぬま【泥沼】
1 泥深い沼。 2 一度落ちこむと抜け出ることが困難な悪い状況。「—の紛争」
どろのかわ【泥の河】
宮本輝の小説。昭和30年代の大阪の、二つの川が合流し安治川となる地域を舞台に、少年信雄と周囲の人々の関わりを描く。...
どろ‐の‐き【泥の木/白楊】
ヤナギ科の落葉高木。中部地方以北の湿地に自生。高さ約15メートル。雌雄異株。春、葉の出る前に雄花・雌花を穂状につけ...
ドロ‐の‐ふかぎゃくそく【ドロの不可逆則】
⇒進化不可逆の法則
ドロ‐の‐ほうそく【ドロの法則】
⇒進化不可逆の法則
どろ‐の‐モスク【泥のモスク】
マリ中部の都市ジェンネの旧市街にあるイスラム寺院。イスラム教に改宗したジェンネの王コンボロによりスーダン様式で建造...
泥(どろ)のように眠(ねむ)・る
正体もなく眠り込んでいるさまにいう。「長旅に疲れはて—・る」
どろ‐はっちょう【瀞八丁】
《「とろはっちょう」とも》和歌山・奈良・三重の3県境付近にある峡谷。熊野川支流の北山川の瀞峡の下流部で、長さ1.2キロ。
どろ‐はね【泥跳ね】
泥が飛び散ること。また、その泥。
どろ‐ぶか・い【泥深い】
[形][文]どろぶか・し[ク]田や沼などの底に泥が厚く積もっているさま。「この辺りの田は—・い」
どろ‐ぶね【泥船/泥舟】
1 泥を積んで運ぶ船。土船。 2 歌舞伎で、箱の中に泥を入れて舞台に置き、泥の池や田んぼに見立てたもの。また、その...
ドロプレット
小さなしずく。小滴。
ドロヘダ
アイルランド東部、ラオース州の都市。ボイン川沿いに位置する。9世紀にバイキング、12世紀にノルマン人に征服され、以...
ドロベタトゥルヌ‐セベリン
ルーマニア南西部の都市。セルビアとの国境をなすドナウ川に臨み、河港をもつ。名称は、ローマ皇帝セプティミウス=セウェ...
ドロホビチ
ウクライナ西部、リビウ州の都市。東カルパチア山脈の東麓、ドニエストル川沿いに位置する。同国西部の代表的な工業都市の...
どろ‐ぼう【泥棒/泥坊】
[名](スル)人の物をぬすむこと。また、その人。ぬすびと。「—に入られる」「人の物を—してはいけない」
どろぼうかささぎ【泥棒かささぎ】
《原題、(イタリア)La gazza ladra》ロッシーニのイタリア語によるオペラ。1817年初演。盗みの罪を着...
どろぼう‐こんじょう【泥棒根性】
他人の物をとろうとする気質・性分。泥棒のようなずるい気質・性分。ぬすっと根性。
どろぼうたちのぶとうかい【泥棒たちの舞踏会】
《原題、(フランス)Le Bal des voleurs》アヌイによる戯曲。1932年発表の喜劇。初演は1938年...
泥棒(どろぼう)に追(お)い銭(せん)
「盗人(ぬすびと)に追い銭」に同じ。
どろぼうにっき【泥棒日記】
《原題、(フランス)Journal du voleur 》ジュネの自伝的小説。1949年刊。
泥棒(どろぼう)にも三分(さんぶ)の道理(どうり)
「盗人(ぬすびと)にも三分の理」に同じ。
どろぼう‐ねこ【泥棒猫】
他家の食べ物を盗む猫。
どろぼう‐まわり【泥棒回り】
車座になって行うゲームで、右から左へと順番を回すこと。和服の場合、手が懐へ入る形になるところからいう。
泥棒(どろぼう)を捕(と)らえて縄(なわ)を綯(な)う
準備を怠り、事が起こってからあわてて用意をするたとえ。盗人(ぬすびと)を捕らえて縄を綯う。→泥縄(どろなわ)
ドロマイト
1 ⇒苦灰石 2 ⇒苦灰岩
どろ‐まみれ【泥塗れ】
[名・形動]泥だらけになること。また、そのさま。「ころんで—になる」
どろ‐みず【泥水】
1 泥がまじって濁った水。 2 芸妓・娼妓(しょうぎ)などの色を売って生活をする世界。花柳社会。
どろみず‐かぎょう【泥水稼業】
芸妓・娼妓などを職業とすること。泥水渡世。泥水商売。
どろ‐みち【泥道/泥路】
泥でぬかった道。どろんこの道。
ドロミティ‐さんち【ドロミティ山地】
《Dolomiti》イタリア北部、南チロル地方の山岳地帯。アルプス東部に属し、最高峰マルモラーダ山(標高3342メ...
ドロミテ‐さんち【ドロミテ山地】
《Dolomiti》⇒ドロミティ山地
ドロムナドロケット
英国スコットランド北部の都市インバネスの南西約20キロメートルにある町。ネス湖西岸部に位置し、観光拠点になっている...
どろ‐め【泥目】
ハゼ科の海水魚。潮だまりなどでみられ、体長13センチくらい。体色は暗褐色で白斑が多数散在する。だぼはぜ。
どろ‐やなぎ【泥柳/白楊】
ドロノキの別名。
どろ‐よけ【泥除け】
1 泥のはね上がるのを防ぐもの。 2 自転車や自動車などの、車輪の外側につけて、飛び散る泥を防ぐためのおおい。フェ...
どろり
[副]液体が濃くて粘りけの強いさま。「ペンキが—と流れ出る」
泥(どろ)を被(かぶ)・る
不利を覚悟の上で役目を引き受ける。「一人が—・って騒ぎを収める」
泥(どろ)を塗(ぬ)・る
面目を失わせる。恥をかかせる。「のれんに—・る」
泥(どろ)を吐(は)・く
問い詰められて、隠していた罪状を白状する。「厳しい取り調べに、ついに—・く」
どろん
[名](スル) 1 急に姿を隠すこと。「借金を残して—する」 2 歌舞伎で、幽霊が出るときや消えるときに連打する大...
ドロン
[1935〜2024]フランスの映画俳優。「太陽がいっぱい」に主演して人気を博すと、イタリアや米国の映画にも出演す...
どろん
[副]空気や液体などが重くよどんでいるさま。「—とよどんだ沼」「—と濁った目」