ならい
冬に吹く強い風。海沿いの地でいい、風向きは地方によって異なる。ならい風。《季 冬》「夕—一トきは月のほそりかな/万太郎」
ならい【習い/慣らい】
1 しきたりとなっていること。ならわし。習慣。「土地の—で盆は旧に行う」 2 世間であたりまえであること。世の常。...
ならい‐かぜ【ならい風】
「ならい」に同じ。
ならい‐ごと【習い事】
芸事・技術などを師匠について習得すること。けいこ事。
習(なら)い性(せい)となる
《「書経」太甲上から》習慣は、ついにはその人の生まれつきの性質のようになる。 [補説]「習い、性となる」と区切る。...
ならい‐せんばん【倣い旋盤】
模型の形状に沿って工具の動きを自動的に案内し、工作物を同様の形状に切削する旋盤。
なら‐いっとうぼり【奈良一刀彫】
江戸初期、奈良で始まった一刀彫り。また、それによる人形・動物など。奈良彫。→奈良人形
ならい‐と・る【習ひ取る】
[動ラ四]習って自分のものとする。習得する。「父が弾く手、一つ残さず—・りつ」〈宇津保・俊蔭〉
ならい‐もの【習い物】
1 習う事柄。 2 能・音曲などの芸道や茶道・華道などで、特別の許し(伝授)を得なければ、けいこすることのできない...