なり‐あい【成り合ひ】
[名・形動ナリ]なるがままにすること。なりゆきにまかせること。「今日を—に暮らしぬ」〈浮・武家義理・一〉
なりあい‐さん【成相山】
京都府北部、宮津湾西岸にある山。天橋立(あまのはしだて)の展望地。中腹に成相寺がある。標高569メートル。
なりあい‐じ【成相寺】
京都府宮津市にある高野山真言宗の別格本山。山号は成相山。西国三十三所第28番札所。開創は慶雲年間(704〜708)...
なり‐あ・う【成り合ふ】
[動ハ四] 1 でき上がって整う。整った姿になる。「まだ—・はぬ仏の御飾りなど見給へおきて」〈源・東屋〉 2 成長...
なり‐あがり【成(り)上(が)り】
成り上がること。また、その者。多く軽蔑の気持ちを込めるなどしていう。 [補説]狂言の曲名別項。→成上がり
なりあがり【成上がり】
狂言。鞍馬(くらま)へ参籠(さんろう)した主従が、詐欺師に太刀を竹棒とすり替えられる。太郎冠者は、太刀が竹に成り上...
なりあがり‐もの【成(り)上(が)り者】
成り上がった者。成り上がり。
なり‐あが・る【成(り)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 貧しかったり地位の低かったりした者が金持ちになったり高い地位を得たりする。「政界に身を投じて...
なり‐あま・る【成り余る】
[動ラ四]でき上がってなお余分のところがある。「我が身は成り成りて—・れる処一処あり」〈記・上〉