なん‐き【南紀】
《紀伊国南部の意》和歌山県南部から三重県南部にまたがる地域。紀南(きなん)。
なんきしらはま‐くうこう【南紀白浜空港】
和歌山県西牟婁(にしむろ)郡白浜町にある空港。地方管理空港の一。昭和43年(1968)開港。愛称、熊野白浜リゾート空港。
なん‐きつ【難詰】
[名](スル)手きびしく非難すること。きびしく問いつめること。「不注意を—する」
なんき‐ぶんこ【南葵文庫】
東京都港区にあった図書館。明治35年(1902)旧紀州藩主徳川頼倫(とくがわよりみち)が自邸に設立、明治41年(1...
なん‐きゅう【軟球】
軟式のテニス・卓球・野球などで用いるボール。硬式用のボールよりも軽くて軟らかい。⇔硬球。
なん‐きゅう【難球】
球技で、打ったり取ったりしにくい球。
なん‐きょう【南京】
「南都」に同じ。
なん‐きょう【難境】
困難な境遇。切り抜けるのがむずかしい事態。
なんきょう‐さんえ【南京三会】
⇒三会(さんえ)3
なんきょうしんしょう【南京新唱】
会津八一の第1歌集。大正13年(1924)刊行。南京は奈良のこと。昭和15年(1940)刊行の歌集「鹿鳴集」に全作...
なん‐きょく【南曲】
中国の戯曲の一。南宋のころ、浙江(せっこう)省温州の地方劇を母体として成立、明代に元曲の衰微とともに盛んになった。...
なん‐きょく【南極】
1 地軸が南半球で地表と交わる点。南極点。 2 地軸の延長線が南側で天球と交わる点。天の南極。 3 地磁気の南の...
なん‐きょく【難曲】
演奏するのがむずかしい曲。また、能・狂言で高度な演技力を求められる演目。
なん‐きょく【難局】
困難な局面。処理のむずかしい重大な情勢。「—を乗り切る」「—に立つ」
なんきょく‐あく【南極亜区】
動物地理区の一。大洋区に属し、南極大陸を含む地域。アザラシ・ペンギンが特徴。
なんきょく‐いんせき【南極隕石】
南極大陸で発見された隕石の総称。数と種類が多く、雪氷上にあるため目視による発見が容易。また風化が進みにくく、ほとん...
なんきょく‐エイトケンぼんち【南極エイトケン盆地】
月の裏側の南極付近にあるクレーター。直径約2500キロメートルで、月面最大、かつ知られている限り太陽系最大級のクレ...
なんきょく‐おうだんさんち【南極横断山地】
南極大陸を横断するように走る山脈。全長約3500キロメートル、ロス海側のビクトリアランドのアデア岬からウェッデル海...
なんきょく‐おうだんさんみゃく【南極横断山脈】
⇒南極横断山地
なんきょく‐かい【南極海】
南極大陸を囲む、南緯55度付近までの海域。太平洋・大西洋・インド洋の南端にあたる。南大洋。南氷洋。南極洋。
なんきょく‐かいきょう【南極海峡】
南極大陸の南極半島北東端とジョインビル諸島を隔てる海峡。長さ約50キロメートル、幅10〜20キロメートル。1902...
なんきょく‐かんそくきち【南極観測基地】
各国が協力して観測するために南極に設置された基地。1957〜1958年の国際地球観測年の一環事業として行われた。日...
なんきょくかんそく‐たい【南極観測隊】
⇒南極地域観測隊
なんきょく‐かんりゅう【南極環流】
南極大陸の周囲を西から東へ向かって時計回りに流れる海流。流れの中心は南緯50度から60度付近にある。周南極海流。環...
なんきょく‐く【南極区】
植物区系の一。南アメリカ南部のパタゴニア、ニュージーランド南部、および南極大陸などを含む地域。ナンキョクブナが特徴。
なんきょく‐けん【南極圏】
南緯66度33分の緯線、または、それより南の地域。冬至には太陽が一日中地平線下に沈まず、夏至には地平線上に太陽が現...
なんきょくけんきゅう‐かがくいいんかい【南極研究科学委員会】
⇒エス‐シー‐エー‐アール(SCAR)
なんきょくこうきょうきょく【南極交響曲】
《原題、(イタリア)Sinfonia antartica》R=V=ウィリアムズの交響曲第7番。1949年から195...
なんきょく‐こうげん【南極高原】
南極大陸内陸部の高原地帯。南極点を含む直径約1000キロメートルの地域を指し、平均標高は3000メートルにおよぶ。...
なんきょく‐こうち【南極高地】
⇒南極高原
なんきょく‐しゅう【南極州】
「南極地方」に同じ。
なんきょく‐しゅうきょくかいりゅう【南極周極海流】
「南極環流」に同じ。南極周極流。
なんきょく‐しんどう【南極振動】
南極と南半球中緯度地域の気圧が相反する傾向で変動する現象。南極の気圧が平年よりも高いと中緯度地域の気圧は平年より低...
なんきょく‐じょうやく【南極条約】
南極での領土権主張の凍結、平和利用、科学的調査の自由と国際協力などを定めた国際条約。1959年にワシントンで調印さ...
なんきょくじょうやくきょうぎこく‐かいぎ【南極条約協議国会議】
南極条約に基づいて、締約国が情報交換・利害関係の調整・各国政府への勧告の取りまとめなどを行う会議。1961年にキャ...
なんきょく‐せい【南極星】
天の南極辺りにある、竜骨座のカノープスの中国名。老人星、または南極老人ともいう。人の寿命をつかさどるとされ、この星...
なんきょく‐たいりく【南極大陸】
南極を中心に広がる大陸。ほとんどが厚い氷に覆われるが、地質構造上は南極横断山地を境界として、楯状地の東南極(インド...
なんきょく‐だいち【南極台地】
⇒南極高原
なんきょくちいきかんそく‐たい【南極地域観測隊】
南極大陸で天文・気象の観測や地質調査、動植物の生態調査などを行うために日本政府が派遣する調査隊。昭和32年(195...
なんきょく‐ちほう【南極地方】
南極大陸およびその周辺の島々の地方。南極州。
なんきょく‐てん【南極点】
地軸の南端、南緯90度の地点。1911年12月14日にノルウェーのアムンゼン隊が初めて到達。
なんきょく‐はんとう【南極半島】
南極大陸からドレーク海峡を隔てた南アメリカのホーン岬に向かって伸びる半島。米国はパーマー半島、英国はグレアムランド...
なんきょく‐ひょうしょう【南極氷床】
南極大陸の大部分を覆う氷床。面積約1400万平方キロメートル。平均の厚さは1900メートル程度。地球上でもっとも大...
なんきょくやまと‐いんせき【南極やまと隕石】
⇒やまと隕石
なんきょく‐ろうじん【南極老人】
⇒南極星 ⇒寿老人(じゅろうじん)
なん‐きん【軟禁】
[名](スル)比較的ゆるやかな監禁。家または室内にとどめておき、外部との交渉・接触を自由にさせないこと。「一室に—する」
ナンキン【南京】
中国江蘇省の省都。揚子江の南岸に位置し、水陸交通の要衝。古来、三国の呉や六朝・明・中華民国などの都として栄えた。名...
ナンキン‐ななかまど【南京七竈】
バラ科の落葉低木。山地に生え、ナナカマドより小形で、羽状複葉の小葉(しょうよう)は基部のものほど小さい。初夏、黄緑...
ナンキン‐あやつり【南京操り】
糸操りの初期のころの呼称。
ナンキン‐こくみんせいふ【南京国民政府】
1927年4月、国民党右派の蒋介石が反共クーデターによって南京に樹立した政府。広東を拠点とする国民革命政府が、北伐...