なんじょう‐し【南城市】
⇒南城
なんじょう‐のりお【南条範夫】
[1908〜2004]小説家。東京の生まれ。本名、古賀英正。武士の世の非情さを描いた時代小説で「残酷もの」ブームを...
なんじょう‐ぶんゆう【南条文雄】
[1849〜1927]仏教学者。岐阜の生まれ。号、碩果。英国に留学し、マックス=ミュラーに師事し梵文学を研究。のち...
なん・じる【難じる】
[動ザ上一]「なん(難)ずる」(サ変)の上一段化。「仕事が遅いと—・じる」
なん‐じん【南人】
1 南部に住む人。南方の人。 2 中国の金・元代、滅亡した宋の支配下にあった住民の呼称。特に元代には、元に最後に服...
ナンス
《number used once》コンピューターの暗号化通信で用いられる、一度きりしか使われない任意の値。特に、...
なん・す
[動サ特活]《「なさります」の音変化「なさんす」がさらに音変化した語か。近世の遊里語》 1 「する」の尊敬語。なさ...
なん‐すい【軟水】
カルシウムやマグネシウムなどの塩類の含有量が少ない水。ふつう硬度10度以下の水をいい、洗濯・染色などに適する。⇔硬水。
なん‐すれ‐ぞ【何為れぞ】
[副]《「なにすれぞ」の音変化。もと、漢文訓読語》どうして。「—金を欲する此くの如く其れ切なるや」〈織田訳・花柳春話〉
な◦んず
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の未然形+推量の助動詞「むず(んず)」》きっと…てしまうだろう。「薄手負うて死にもやら...
なん・ずる【難ずる】
[動サ変][文]なん・ず[サ変]非難する。悪く言う。また、難癖をつける。「相手の非を—・ずる」
なん‐せ【何せ】
[副]《「なにせ」の音変化》なんといっても。なにしろ。「—資金がない」
なん‐せい【南西】
南と西との間の方角。西南。
なん‐せい【南征】
南方に行くこと。南方の敵を征伐すること。
なん‐せい【南斉】
中国の国名。南北朝時代の南朝の第2王朝。479年、蕭道成(しょうどうせい)が宋の順帝の禅譲を得て建国。都は建康。5...
なん‐せい【軟性】
やわらかな性質。柔軟な性質。⇔硬性。
なんせい‐けんぽう【軟性憲法】
特別の改正手続きによらず、通常の法律と同じ手続きで改正できる憲法。→硬性憲法
なんせい‐げかん【軟性下疳】
性病の一。ジュクレー連鎖桿菌(かんきん)の感染によって起こる。感染後2、3日して陰部に米粒ほどの膿疱(のうほう)性...
なんせいしょ【南斉書】
中国の二十四史の一。南斉の正史で、梁(りょう)の蕭子顕(しょうしけん)撰。もとは60巻だが唐代に1巻を逸し、現存す...
なんせい‐しょとう【南西諸島】
九州南端から台湾へ連なる列島の総称。鹿児島県の大隅・吐噶喇(とから)・奄美、沖縄県の沖縄・先島(さきしま)の各諸島...
なんせいしょとう‐かいこう【南西諸島海溝】
南西諸島の東側に沿い、台湾東沖まで延びる海溝。最深部7460メートル。琉球海溝。
なんせい‐はくはん【軟性白斑】
網膜にできる境界が不鮮明な白斑。毛細血管が閉塞し、周囲の神経線維が変性したもの。糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症などで...
なん‐せっけん【軟石鹸】
軟らかいのり状石鹸の総称。ふつうカリ石鹸をさしていう。
なん‐せん【難船】
[名](スル)風波などのため、船が破損・転覆または座礁すること。また、その船。難破船。「暴風雨に遭い—する」「—救助」
なん‐せん【難戦】
[名](スル)苦しい戦いをすること。また、その戦い。苦戦。「ずいぶん—いたしたような咄を承りました」〈藤村・夜明け前〉
ナンセン
[1861〜1930]ノルウェーの探検家・政治家。北極をフラム号で探検し、1895年、北緯86度14分の地点まで到...
ナンセンス
[名・形動]意味をなさないこと。無意味であること。ばかげていること。また、そのさま。ノンセンス。「—な議論」
ナンセンス‐コメディー
だじゃれなどたわいない笑いを売り物にする喜劇。
なん‐せんぶしゅう【南贍部洲】
⇒閻浮提(えんぶだい)
なんせん‐ほくば【南船北馬】
《中国の南方は川や湖が多いので船を用い、北方には平原や山野が多いので馬に乗るというところから》絶えず旅していること...
なんぜん‐じ【南禅寺】
京都市左京区にある臨済宗南禅寺派の大本山。正しくは太平興国南禅禅寺。山号は瑞竜山。正応4年(1291)無関普門を開...
なんぜんじ‐は【南禅寺派】
京都の南禅寺を本山とする臨済宗の一派。無関普門を始祖とする。
なん‐そう【南宋】
中国の国名。靖康(せいこう)の変で宋の皇帝らが金に連れ去られた後、1127年、高宗が江南に拠り、臨安を都として再建...
なん‐そう【南総】
上総(かずさ)の異称。下総(しもうさ)を北総というのに対する。
なんそうさとみはっけんでん【南総里見八犬伝】
読本。9輯(しゅう)106冊。曲亭馬琴作。文化11〜天保13年(1814〜1842)刊。仁・義・礼・智・忠・信・孝...
なんそうしゅう【南窗集】
三好達治の第2詩集。4行詩という定型詩を採用して注目される。昭和7年(1932)刊行。
なん‐そしき【軟組織】
臓器と骨などの硬組織を除く体の組織の総称。筋肉・腱・脂肪・血管・リンパ管・末梢神経などをいう。軟部組織。
なんぞ
[副助]《代名詞「なに」に副助詞「ぞ」の付いた「なにぞ」の音変化》名詞、名詞に準じる語、活用語の連用形、一部の助詞...
なん‐ぞ【何ぞ】
[連語] 1 《代名詞「なに」に副助詞「ぞ」の付いた「なにぞ」の音変化》 ㋐漠然と物事をさす。なにか。「—おもしろ...
なんぞれ‐かぞれ【何其れ彼其れ】
[連語]なんのかの。なにやかや。「人といふものは、—、取り得のあるもんでござりやすが」〈滑・浮世風呂・前〉
なん‐たい【男体】
男のからだ。男のすがた。
なんたい‐さん【男体山】
栃木県北西部、日光市にある火山。標高2486メートル。山麓に中禅寺湖がある。古くからの山岳霊場。二荒山(ふたらさん...
なんたい‐どうぶつ【軟体動物】
動物界の一門。体は軟らかく、頭・足・内臓からなるが、明らかな区別はできない。外套膜(がいとうまく)で覆われ、多くは...
なんたいへいき【難太平記】
室町時代の史書。1巻。今川了俊著。応永9年(1402)成立。今川一族の家系・歴史・功績などを記し、「太平記」の記述...
ナンタケット‐とう【ナンタケット島】
《Nantucket》米国マサチューセッツ州南東部、コッド岬の南方約40キロメートルに浮かぶ島。19世紀に捕鯨産業...
なん‐たら【何たら】
[連体]《「なんたる」の音変化》なんという。「—事だ面白くもない」〈一葉・にごりえ〉 [副]《「なんとやら」の音変...
なん‐たる【何たる】
[連体]非難・詠嘆などの気持ちを表す語。なんという。「—醜態」 [連語]どのようなものである。「学問の—かを知る」
なんたん【南丹】
京都府中部、大堰(おおい)川上流域を占める市。水菜・壬生(みぶ)菜など京野菜の生産が盛ん。大学の郊外キャンパスや専...
なん‐たん【南端】
南のはし。「半島の—」
なん‐たん【軟炭】
無煙炭を除く軟質の石炭。主に瀝青炭(れきせいたん)をさしたが、最近では一部の亜瀝青炭と褐炭の総称。⇔硬炭。