ぬぎ‐す・てる【脱(ぎ)捨てる】
[動タ下一][文]ぬぎす・つ[タ下二] 1 衣服や履物などを脱いでそのままにしておく。「コートを—・てる」 2 古...
ぬぎ‐すべ・す【脱ぎ滑す】
[動サ四]着物を滑らせるようにして脱ぐ。「女も—・させ給ひてしかば、細やかなる姿つきいとをかしげなり」〈源・浮舟〉
ぬぎ‐た・る【脱ぎ垂る】
[動ラ下二]着物の片袖を脱いで垂らす。「直衣(なほし)のいと白き、紐を解きたれば—・れられ」〈枕・三〇二〉
ぬぎ‐と・む【脱ぎ留む】
[動マ下二]着物を脱いであとに残しておく。「—・め給へる単衣(ひとへ)の袖を引き寄せ給ひて」〈源・夕霧〉
ぬく【温】
《形容詞「ぬくい」の語幹から》人をののしっていう語。まぬけ。のろま。「そこな—め」〈浄・鑓の権三〉
ぬ・く【抜く】
[動カ五(四)] 1 中にはいっているもの、はまっているもの、刺さっているものを引っ張って取る。「刀を—・く」「歯...
ヌクアロファ
南太平洋、トンガ王国の首都。トンガタプ島北岸にある港湾都市。1840年代に現王朝を確立したジョージ=ツポウ1世が都...
ぬく・い【温い】
[形][文]ぬく・し[ク]あたたかい。ぬくとい。「布団が—・い」 [派生]ぬくさ[名]
ヌクス
ウズベキスタン北西部、カラカルパクスタン共和国の首都。アムダリア川下流域に位置する。19世紀半ばにトルコ族の居住地...
ぬく‐ずし【温鮨】
⇒蒸し鮨
抜(ぬ)く手(て)も見(み)せず
1 手元の動きが見えないほど早く刀を抜く。「—斬りかかる」 2 すばやく物事を行う。「—人事を刷新する」
ヌクテー【勒犬】
《(朝鮮語)》オオカミの亜種のチョウセンオオカミのこと。ニホンオオカミより大形で、朝鮮半島から中国、ヒマラヤ地方に...
ぬくと・い【温とい】
[形][文]ぬくと・し[ク]あたたかい。ぬくい。「若い女子とでなければ—・う睡られん齢になって」〈魯庵・破垣〉
ぬく‐ぬく【温温】
[副](スル) 1 気持ちよくあたたかいさま。「部屋の中が—(と)してくる」 2 苦労や不自由がなく、満ち足りてい...
ぬく‐ばい【温灰】
火の熱であたたまった灰。
ヌクヒバ‐とう【ヌクヒバ島】
《Nuku Hiva》南太平洋、フランス領ポリネシア、マルケサス諸島の主島。火山島で地形は険しく、最高峰テカオ山(...
ぬくまり【温まり】
ぬくまること。ぬくもり。
ぬくま・る【温まる】
[動ラ五(四)]あたたまる。ぬくもる。「風呂で—・る」「臨時収入で懐が—・る」
ぬく‐み【温み】
あたたかい感じ。あたたかみ。「からだの—」
ぬく・む【温む】
[動マ下二]「ぬくめる」の文語形。
ぬくめ‐どり【温め鳥】
1 冬の寒い夜、鷹(たか)が小鳥を捕らえてつかみ、足をあたためること。また、その小鳥。翌朝その小鳥を放し、その飛び...
ぬく・める【温める】
[動マ下一][文]ぬく・む[マ下二]あたたかくする。あたためる。「たき火でからだを—・める」
ぬくもり【温もり】
あたたかみ。ぬくみ。「肌の—」「贈り主の—が伝わるプレゼント」
ぬくも・る【温もる】
[動ラ五(四)]あたたかくなる。あたたまる。ぬくまる。「こたつで—・る」
ヌクレアーゼ
核酸を加水分解する酵素の総称。リボヌクレアーゼ・デオキシリボヌクレアーゼなど。
ヌクレオカプシド
ウイルス粒子の中心にある核酸とそれを取り囲むカプシドのこと。 [補説]ヘルペスウイルスやインフルエンザウイルスなど...
ヌクレオシド
プリン塩基またはピリミジン塩基と糖が結合した化合物。アデノシン・グアノシン・ウリジンなどがあり、核酸の構成成分。
ヌクレオソーム
核たんぱく質の構造体。染色体の基本構成単位で、8個のヒストンからなる芯(しん)にDNAが2回巻き付いたもの。
ヌクレオチド
ヌクレオシドの糖部分に燐酸(りんさん)が結合した化合物。核酸はこれが多数重合したポリヌクレオチドで、補酵素の構成成...
ぬ・ぐ【脱ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「ぬく」》 1 身につけていたものを取り去る。「コートを—・ぐ」「靴を—・ぐ」「かぶとを—...
ぬぐい‐いた【拭い板】
1 表面を削って滑らかに仕上げた板。 2 「塗り板1」に同じ。
ぬぐい‐うるし【拭い漆】
器物の表面に、軽く拭うように漆を刷(は)くこと。
ぬぐい‐さ・る【拭い去る】
[動ラ五(四)] 1 拭って汚れなどをすっかり取る。「靴の泥を—・る」 2 すっかり取り除く。消し去る。「疑惑を—・る」
ぬぐい‐と・る【拭い取る】
[動ラ五(四)]ふいてきれいに取る。ふき取る。「油汚れを—・る」
ぬぐ・う【拭う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ふいてきれいにする。「汗を—・う」「涙を—・う」 2 汚点などを除き去る。また、消し去る。...
ヌグウェンヤ
エスワティニ北西部の町。首都ムババネの北西約20キロメートル、南アフリカとの国境近くに位置する。旧石器時代のものと...
ヌグリ‐スンビラン
マレーシア、マレー半島南西部の州。州都スレンバン。中央に脊梁(せきりょう)山脈が南北に走り、西岸はマラッカ海峡に面...
ぬけ【抜け】
1 抜けていること。あるべきものがないこと。「文章に1行—がある」 2 知恵の足りないこと。また、その人。まぬけ。...
ぬけ‐あが・る【抜け上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 抜け通る。透き通る。「—・った白い肌」 2 頭髪の生えぎわが抜けて、上の方へはげあがる。「額...
ぬけ‐あきない【抜け商い】
規則を犯したり仲間の申し合わせを破ったりしてひそかに商売をすること。密売買。〈和英語林集成〉
ぬけ‐あな【抜け穴】
1 通り抜けられる穴。こっそり抜け出せるように掘った穴。「屋敷の外へ通じる—」 2 うまく逃れる手段・方法。「法律の—」
ぬけ‐い・ず【抜け出づ】
[動ダ下二]「ぬけでる」に同じ。
ぬけ‐うら【抜け裏】
通り抜けることができる裏道。抜け道。「不規則な小路やどこへ通ずるとも知らぬ—が多い」〈荷風・ふらんす物語〉
ぬけ‐うり【抜け売り】
[名](スル)規則を犯したり仲間を出し抜いたりしてひそかに物品を売ること。「西班牙の禿山を—する人々」〈荷風・ふら...
ぬけ‐お・ちる【抜け落ちる】
[動タ上一][文]ぬけお・つ[タ上二] 1 生えていたり刺さっていたりしたものが取れて落ちる。また、重みのかかって...
ぬけ‐かわ・る【抜け替(わ)る】
[動ラ五(四)]抜けて、新しいものと替わる。生え替わる。「乳歯が永久歯に—・る」
ぬけ‐かん【抜け感】
1 ファッションで、ほどよく肩の力が抜けた、おしゃれな感じ。きちんとした服装をあえて着崩すことで生まれる、軽やかで...
ぬけ‐がい【抜け買い】
[名](スル)規則を犯して物品を買い入れること。
抜(ぬ)けが良(よ)・い
音や光をよく通すさま。音響や画面がすっきりしているさま。「高音域の—・いスピーカー」「色の—・いレンズ」
ぬけ‐がけ【抜け駆け】
[名](スル) 1 戦場で、ひそかに陣を抜けだし、武功を立てようと人より先に敵中に攻め入ること。「夜陰に乗じて—す...