ね‐ざかな【根魚】
⇒ねうお
ね‐ざけ【寝酒】
床につく前に飲む酒。《季 冬》「手さぐりの—の量をあやまたず/狩行」
ね‐ざさ【根笹】
1 イネ科の植物。西日本の山野に群生し、高さ3メートルに達する。茎は地中を横に伸び、強い。葉は細長く、先が急にとが...
ね‐ざし【根差(し)】
1 植物が地中に根を伸ばして深く入ること。また、その根。 2 ある結果を生じる物事の根源。物事の由来。「かえって小...
ね‐ざし【根挿(し)】
挿し木の方法の一。1、2年の若い根を15センチほどに切って土中に斜めに埋め、新株を得る。
ね‐ざ・す【根差す】
[動サ五(四)]《古くは「ねさす」》 1 植物が土の中に根を伸ばす。根づく。「地中深く—・した松」 2 物事が定着...
ね‐ざと・い【寝聡い】
[形][文]ねざと・し[ク]すぐ目をさますさま。「—・イ人」〈和英語林集成〉
ね‐ざま【寝様】
寝ているようす。寝すがた。寝相(ねぞう)。「この睦じい—がふいと七八年前の事を思返させた」〈荷風・ふらんす物語〉
ね‐ざ・む【寝覚む】
[動マ下二]眠りから覚める。目を覚ます。「はかなくて君にわかれし後よりは—・めぬ夜なくものぞ悲しき」〈夜の寝覚・一〉
ね‐ざめ【寝覚め】
1 眠りから覚めること。めざめること。「—がよい」 2 「寝覚め提げ重」の略。「—にもろこし餅、酒など持たせて」〈...
寝覚(ねざ)めが悪(わる)・い
眠りから覚めたときの気分がよくない。転じて、過去の行為を思い出し、良心に責めさいなまれる。「むごい仕打ちをした後は...
ねざめ‐ぐさ【寝覚め草】
1 松の別名。 2 オギの別名。
ねざめ‐さげじゅう【寝覚め提げ重】
遊山などに使用する携帯用重箱。「—、五升樽、坊主持ちして」〈浄・油地獄〉
ねざめ‐づき【寝覚め月】
陰暦9月の異称。
ねざめ‐どり【寝覚め鳥】
鶏の別名。
ねざめのとこ【寝覚の床】
長野県南西部の木曽川の景勝地。木曽郡上松(あげまつ)町にある。浸食によって花崗岩が柱状節理の絶壁となり、多数の甌穴...
ね‐ざや【値鞘】
取引市場で、値段の差。相場の開き。「—が大きい」