ね‐だ【根太】
1 床板を支える横木。「—が腐る」 2 1の上に張る板。床板(ゆかいた)。ねだいた。
ね‐だい【寝台】
寝床にする台。ベッド。しんだい。
ねだ‐いた【根太板】
「根太2」に同じ。
ね‐だおし【根倒し】
根のついたまま抜いて倒すこと。「強風で街路樹が—にされる」
ねだ‐かけ【根太掛(け)】
根太の端を受けるために柱に取り付けた横木。
ねだ‐ぎり【根太切り】
あるだけ全部を出し尽くすこと。ありったけ。ねこそぎ。ねだっきり。「もう—でごんすか」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
ね‐だけ【根竹】
竹の根もとの部分。
ね‐だな【根枻/根棚】
⇒加敷(かじき)
ね‐だに【根蜱】
コナダニ科ネダニ属のダニの総称。体長0.7ミリほどで乳白色。チューリップ・ヒヤシンスなどの球根につき、害を与える。
ね‐だめ【寝溜め】
[名](スル)睡眠不足を予測して、あらかじめ十分に寝ておくこと。「休日に—する」
ね‐だやし【根絶やし】
1 根まで全部取って絶やすこと。「雑草を—にする」 2 物事の根本から取り去ること。根絶すること。「悪を—にする」
ねだり【強請り】
ねだること。せがむこと。「おやつのお—」
ねだり‐がまし・い【強請りがましい】
[形][文]ねだりがま・し[シク]いかにもねだるようである。ゆするようである。「—・く催促する」
ねだり‐ごと【強請り事】
ねだること。せがむこと。また、言いがかりをつけて金品などを要求すること。「—をいわずに遣って呉れ」〈円朝・真景累ヶ淵〉
ねだ・る【強請る】
[動ラ五(四)] 1 甘えたり、無理に頼んだりしてほしいものを請い求める。せがむ。せびる。「小遣いを—・る」「おも...
ね‐だ・る【根足る】
[動ラ四]根が十分に伸びて張る。「竹の根の—・る宮」〈記・下・歌謡〉
ねだれ【強請れ】
強いて請い求めること。ゆすること。また、その人。「やい、待て、待てと、—の胴声」〈浄・堀川夜討〉
ねだれ‐ごと【強請れ言】
ねだっていう言葉。ゆする言葉。「理屈をつめて—、腹が立つやら憎いやら」〈浄・冥途の飛脚〉
ねだれ‐もの【強請れ者】
物をねだる人。言いがかりをつけてゆする人。ねだりもの。「—か知らぬ、粗相をすな」〈浄・阿波鳴渡〉
ね‐だん【値段/直段】
売買されるときの金額。あたい。価格。「—が安い」「—をつける」