ねん‐しゃ【念写】
心霊現象の一。心の中で念じることによって、写真乾板やフィルムに感光させたり、映像を出現させたりすること。
ねん‐しゃ【念者】
《「ねんじゃ」とも》いろいろ気をくばって物事をする人。念入りな人。
ねん‐しゃく【年爵】
年給の一。平安時代以降、上皇・三后(さんこう)・東宮・親王などの所得とするために、毎年一定数の叙爵希望者を募って推...
念者(ねんしゃ)の不念(ふねん)
念を入れて物事をする人でも不注意なことをする場合があるということ。
ねん‐しゅ【年首】
1年のはじめ。年始。年頭。《季 新年》
ねん‐しゅ【年酒】
新年を祝う酒。また、年賀の客にすすめる酒。《季 新年》「—酌むふるさと遠き二人かな/素十」
ねん‐しゅう【年収】
1年間の収入。
ねんしゅう‐しさ【年周視差】
ある恒星を、地球と太陽から見たときの方向の差。地球の公転運動に伴い1年周期で変化するが、その最大値で表す。地球の公...
ねんしゅう‐の‐かべ【年収の壁】
年収がその金額を超えると、税や社会保険料の負担額が増える境目のこと。 [補説]主な「年収の壁」年収の壁超えると……...
ねん‐しゅつ【捻出/拈出】
[名](スル) 1 知恵をしぼって考え出すこと。「新しいアイデアを—する」 2 やりくりして、金銭・時間などをつく...
ねん‐しょ【年初】
年のはじめ。年始。年頭。
ねん‐しょ【年所】
《「所」は数の意》年数。年月。歳月。「—を経る」
ねん‐しょ【念書】
後日の証拠として、念のために作成して相手に渡しておく文書。「—を取り交わす」
ねん‐しょう【年少】
[名・形動] 1 年が若いこと。また、そのさまや、その人。「—な(の)人」「—者」⇔年長。 2 幼稚園・保育園で、...
ねん‐しょう【年商】
企業・商店などの1年間の総売上高。
ねん‐しょう【燃焼】
[名](スル) 1 燃えること。物質が酸素と化合して光や熱を出す現象。広義には、熱や光を伴わない酸化反応や、酸素で...
ねんしょう‐かん【燃焼管】
⇒炉心管
ねんしょう‐き【燃焼器】
ガスタービンなどで、圧縮された空気中に燃料を噴霧して連続燃焼させ、高温ガスを得る装置。
ねんしょう‐げんかい【燃焼限界】
⇒爆発限界
ねんしょう‐さじ【燃焼匙】
試料を載せて燃焼させるための匙。柄が長く、ステンレスや真鍮(しんちゅう)などの金属製で、アルコールランプやガスバー...
ねんしょう‐しつ【燃焼室】
ボイラー・炉や内燃機関などで、燃料を燃焼させる所。
ねんしょう‐じんこう【年少人口】
人口統計で、0歳から14歳までの人口。→従属人口
ねんしょう‐ねつ【燃焼熱】
物質が完全燃焼するときに発生する反応熱。通常、物質1モルまたは1グラム当たりの熱量をカロリーで表す。
ねんしょうふよう‐こうじょ【年少扶養控除】
納税者に16歳未満の扶養親族がいる場合に適用される所得控除。子ども手当の導入に伴い、平成22年度(2010)の税制...
ねんしょう‐フラスコ【燃焼フラスコ】
試料を燃焼分解し、発生したガスを水に吸収させて元素の定量分析を行うためのフラスコ。主にハロゲン族元素の分析に用いられる。
ねんしょう‐りつ【燃焼率】
ボイラーの炉の火格子(ひごうし)上で石炭など固体燃料が燃焼するときの、火格子1平方メートルで1時間に燃焼する量。
ねんしょう‐ろうどう【年少労働】
年少者の労働。日本では児童福祉法・労働基準法により、原則として15歳未満の者の使用を禁止している。
ねんしょらい‐たかね【年初来高値】
株式や通貨・商品などの価格のうち、その年に取引された最高値。1月から3月の間は、前年1月からの価格も含めた最高値が...
ねんしょらい‐やすね【年初来安値】
株式や通貨・商品などの価格のうち、その年に取引された最安値。1月から3月の間は、前年1月からの価格も含めた最安値が...
ねん‐じ【年次】
1 1年ごと。毎年。「—予算」「—計画」 2 年の順序。「卒業—」
ねん‐じ【念持】
[名](スル)仏語。心に深く思って忘れないこと。
ねんじ‐あま・る【念じ余る】
[動ラ四]こらえきれなくなる。「しづ心なく、この御局のあたり思ひやられ給へば、—・りて聞こえ給へり」〈源・真木柱〉
ねんじ‐い・る【念じ入る】
[動ラ四]深く心の中で祈る。「所々に誦経などし、—・りてぞおはしける」〈大鏡・師尹〉
ねんじ‐かえ・す【念じ返す】
[動サ四]気を取りなおして我慢する。「少将、そらごとといらへまほしけれど、—・して臥し給へり」〈落窪・一〉
ねんじ‐すぐ・す【念じ過ぐす】
[動サ四]我慢して時を過ごす。「人の言ひ伝ふべきころほひをだに思ひのどめてこそはと—・し給ひつつ」〈源・幻〉
ねんじ‐は・つ【念じ果つ】
[動タ下二]我慢しとおす。「いかでか立ちとまりたまはむ。我らもえこそ—・つまじけれ」〈源・蓬生〉
ねんじ‐ぶつ【念持仏】
日常身につけたり身辺に置いたりして拝む仏像。また、本尊として信仰する仏。持仏。
ねんじべつ‐しすうほう【年次別指数法】
火災保険で、対象となる建物を再調達価額で評価する方法の一つ。新築時の価額に保険会社が定める建築費倍率を乗じて算出する。
ねん‐じゃ【念者】
男色関係で、兄分の者。念人。「われも江戸に置いたらば—のある時分ぢゃが」〈浮・五人女・四〉
ねん‐じゅ【年寿】
人の寿命。人のいのち。
ねん‐じゅ【念珠】
《珠(たま)を一つ繰るごとに念仏を唱えるところから》数珠(じゅず)。ねんず。
ねん‐じゅ【念誦】
[名](スル)仏語。心の中で仏に祈り、口に仏の名号(みょうごう)や経文などを唱えること。念仏誦経(ねんぶつじゅきょ...
ねん‐じゅう【年中】
1 《「ねんちゅう」とも》1年の間。年間。「—無休」 2 ある年代の間。年間。「宝暦—」 3 (副詞的に用いて)い...
ねんじゅう‐ぎょうじ【年中行事】
⇒ねんちゅうぎょうじ(年中行事)
ねんじゅ‐も【念珠藻】
ネンジュモ科の藍藻(らんそう)の総称。約1ミリの細胞が糸状につながって寒天質に包まれ、数珠(じゅず)を思わせる。淡...
ねんじ‐ゆうきゅうきゅうか【年次有給休暇】
1年ごとに労働者に与えられる有給休暇。労働基準法は、6か月間継続勤務し、全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、...
ねん‐じょ【年序】
年数。年月。「それより以来—四百余歳」〈盛衰記・二四〉
ねん・じる【念じる】
[動ザ上一]「ねん(念)ずる」(サ変)の上一段化。「合格を—・じる」
ねん‐じん【念人】
1 「念者(ねんじゃ)」に同じ。「今十五歳まで—のなき事は」〈浮・男色大鑑・一〉 2 ⇒ねんにん(念人)
ねん‐すう【年数】
年のかず。また、多くの年。としかず。「—を数える」「—をかける」「—が経つ」