はい‐い【配位】
[名](スル)錯体の中で、中心原子の周りの空間に配位子が配列して結合すること。また、結晶中の一つの原子を近接の電子...
はい‐い【配意】
[名](スル)心をくばること。心くばり。配慮。「他人の気持ちに十分—する」
はい‐い【廃位】
[名](スル)強要して君主をその位から去らせること。「奸臣に—させられる」
はいい‐かごうぶつ【配位化合物】
一つの原子あるいはイオンに、他のイオンあるいは分子が配位結合によって結合している化合物。錯化合物(さくかごうぶつ)...
はいい‐けつごう【配位結合】
錯体中の中心原子に対し、配位子がそれを取り巻いている形式の結合。中心原子との間に、配位子のもつ電子対が提供されるこ...
はいい‐こうぶんし【配位高分子】
多座配位子の高分子と金属イオンからなる錯体が、連続的に連なった構造をもつもの。一般に水に不溶の固体で、耐熱性や耐水...
はいい‐し【配位子】
錯体あるいは錯化合物の中で、中心原子に結合しているイオンあるいは分子など。リガンド。
はい‐いし【灰石】
火砕流の堆積物に由来する、一部が再び溶けたような組織をもつ火山砕屑岩(さいせつがん)。暗灰色をし、阿蘇山や鹿児島湾...
はいい‐すう【配位数】
錯体などで、中心原子に配位結合をすることのできる配位子の数。6、4、2などになるものが多い。
はい‐いり【這ひ入り】
1 這って中にはいること。「ともし火の消えて、—に暗ければ」〈かげろふ・下〉 2 門の入り口。はいり口。「妹が家の...
はい‐い・る【這ひ入る】
[動ラ四]這って中へはいる。「村雨のまぎれにて、え知り給はぬに、かろらかにふと—・り給ひて」〈源・賢木〉
はい‐いろ【灰色】
1 灰のような、白と黒との中間の色。ねずみ色。グレー。 2 希望がなく暗い気持ちで活気のないこと。「—の日々を送る...
はいいろかび‐びょう【灰色黴病】
イチゴなどの花や果実に、不完全菌のボトリチス・シネレアが寄生し、灰色のカビができて腐敗する病害。湿度が高いと発生が多い。
はいいろ‐がん【灰色雁】
カモ科の鳥。全長82センチくらい。全体に灰褐色でくちばし・足が桃色。ユーラシアの温帯以北に分布し、ヨーロッパ系ガチ...
はいいろ‐ぎつね【灰色狐】
イヌ科の哺乳類。分類上はキツネよりもタヌキに近い。体長約60センチ、尾長約30センチ。背面は灰色、腹と四肢は赤褐色...
はいいろ‐ぐま【灰色熊】
ヒグマの亜種。体長約2.5メートル、体重360キロ。肉食性が強く、気も荒い。北アメリカの森林にすむ。グリズリー。
はいいろ‐ごけぐも【灰色後家蜘蛛】
ヒメグモ科のクモ。体長は、雄4〜5ミリ、雌7〜10ミリ。体色は灰白色や褐色などさまざま。雌は強い毒をもつが、性質は...
はいいろのつき【灰色の月】
志賀直哉の短編小説。昭和21年(1946)1月、「世界」誌の創刊号に発表。昭和23年(1948)刊行の作品集「翌年...
はいいろ‐の‐のうさいぼう【灰色の脳細胞】
英国の推理作家アガサ=クリスティの作品に登場する名探偵エルキュール=ポアロが、すぐれた洞察力をもつ自身の頭脳をさし...
はいいろのほくへき【灰色の北壁】
真保裕一による短編小説。同作を表題作とする山岳ミステリー小説集は、ほかに「雪の慰霊碑」「黒部の羆(ひぐま)」の2作...
はいいろ‐ペリカン【灰色ペリカン】
ペリカン科の鳥。全長約1.2メートル。全体に白みがかった灰色で、くちばしは桃色に灰色の斑点がある。南アジア南部に分...
はい‐いん【排印】
活字を排列して印刷すること。
はい‐いん【敗因】
敗れた原因。⇔勝因。
はいいん‐ぼん【排印本】
「活字本」に同じ。
ハイイールド‐さい【ハイイールド債】
《high yield bond》信用格付けが低く高利回りの債券。利回りは高いがデフォルトリスクも高く、ハイリスク...