はくまい‐じょう【白米城】
落城伝説で、山上の城が敵に囲まれて水を断たれるが、白米を水に見せかけ、馬に浴びせたり馬の脚を洗ったりして、水に困っ...
はくまい‐びょう【白米病】
白米を常食とするために起こるビタミンB1欠乏症。脚気(かっけ)の類。
はく‐まく【薄膜】
うすい膜。うすまく。「—トランジスター」⇔厚膜。 [補説]多く、生物の器官などを覆うものは「うすまく」、蒸着などに...
はくまく‐アイシー【薄膜IC】
《thin film IC》シリコンウエハーの基板上に、蒸着やフォトリソグラフィー技術により多数の回路素子を配する...
はくまく‐かいろ【薄膜回路】
⇒薄膜IC
はくまく‐しゅうせきかいろ【薄膜集積回路】
《thin film IC》⇒薄膜IC
はくまく‐ダイオード【薄膜ダイオード】
ガラスや石英の基板に半導体を薄膜状に真空蒸着させたダイオード。これを用いる液晶ディスプレーはTFD液晶と呼ばれ、携...
はくまく‐トランジスター【薄膜トランジスター】
ガラスや石英の基板に半導体を薄膜状に真空蒸着させたトランジスター。液晶テレビや液晶ディスプレーに利用される。TFT...
はく‐めい【薄命】
1 早死にすること。短命。「佳人—」 2 運に恵まれないこと。ふしあわせ。薄幸。「—の身を嘆く」
はく‐めい【薄明】
日の出前と日没後のうすあかりの状態。地平線または水平線下の太陽からの光が、上空大気で散乱して生じる。→薄暮 [補説...
はくめい‐こうせん【薄明光線】
雲の切れ間などから太陽光が漏れ、光線が放射状に広がって見える現象。明け方や夕方によく見られる。光芒。→反薄明光線
はくめい‐し【薄明視】
薄明時のように薄暗い場所における視覚。網膜は明順応と暗順応の中間の状態にあり、桿状体も錐状体もはたらく。中間明度視...
はくめい‐はくぼせい【薄明薄暮性】
動物で、採食・生殖などの活動を主に明け方と夕方(薄暮時)に行う性質。昼行性、夜行性に対していう。ネコ・イヌ・ネズミ...
はく‐めん【白面】
1 素顔(すがお)。 2 色白の顔。「—の貴公子」 3 年が若く、経験の浅いこと。青二才。「—の書生」
はくめん‐ろう【白面郎】
年が若く、経験に乏しい男。「温(おん)が、二人の—に侮られるのを見て」〈鴎外・魚玄機〉
はくもうじょ【白毛女】
中国の現代歌劇。延安の魯迅(ろじん)芸術学院の集団創作。1945年初演。地主に迫害された貧農の娘が、山奥の洞穴に隠...
はく‐もくれん【白木蓮】
モクレン科の落葉高木。3月ごろ、香りのある白い大きな6弁花を開く。萼(がく)は3枚あり、花びら状。葉は倒卵形。中国...
はく‐もん【白門】
中央大学の俗称。法学教育で重視すべき正義・潔白・真実・純粋を象徴した称。千代田区神田駿河台の旧キャンパスに白御影石...
はくもん‐かい【白門会】
卒業年や地域・職域・出身サークルなどごとに活動する中央大学卒業生の同窓会。→学員会
はく‐や【白夜】
高緯度地方で、夏、太陽が地平線近くに沈んでいるために薄明が長時間続く現象。びゃくや。《季 夏》「街灯のひとり灯(と...
はく‐や【箔屋】
金・銀などの箔を製造し、販売する人。また、その店。箔打ち。
はく‐ゆ【白油】
石油業界で、軽油、灯油、ガソリンなど、見た目が透明な石油精製品の総称。白物。→黒油
はく‐よう【白楊】
1 ヤマナラシの別名。 2 ドロノキの別名。
はく‐よう【舶用】
船舶に使用すること。また、そのもの。「—炭」
はくよう‐きかん【舶用機関】
船舶を進行させる原動機として用いられる機関。
はくよう‐きゅう【白羊宮】
黄道十二宮の第一宮。牡羊(おひつじ)座に相当したが、歳差のため春分点が移動し、現在では西隣の魚座にある。 [補説]...
はくようきゅう【白羊宮】
薄田泣菫(すすきだきゅうきん)の詩集。明治39年(1906)刊。詩64編を収録。高踏的、浪漫的な詩風を示した。
はく‐らい【舶来】
[名](スル)外国から船によって運ばれてくること。外国から渡来すること。また、そのもの。「—のブランデー」「西洋か...
はくらい‐ひん【舶来品】
舶来の品物。外国製品。
はくらく【伯楽】
《中国の天馬を守る星の名から》 中国周代の、馬を見分ける名人。姓は孫、名は陽。 1 馬の素質の良否をよく見分ける...
はく‐らく【剝落】
[名](スル)はがれて落ちること。「壁面のタイルが—する」
はく‐らくてん【白楽天】
⇒白居易(はくきょい) 謡曲。脇能物。宝生を除く各流。唐の白楽天が日本の知恵を探りに来ると、住吉明神が和歌をもって...
伯楽(はくらく)一(ひと)たび冀北(きほく)の野(の)を過(す)ぎて馬群(ばぐん)遂(つい)に空(むな)し
《韓愈「送温処士赴河陽軍序」から》伯楽がひとたび良馬の産地である冀州の北部を通ると、良馬は1頭も残らなくなる。名君...
はく‐らん【白藍】
ハクサイ(白菜)とキャベツ(甘藍(かんらん))との種間雑種として作り出された野菜。
はく‐らん【白蘭】
白い花の咲く蘭。びゃくらん。
はく‐らん【博覧】
1 広く書物を読んだり見聞したりして、物事をよく知っていること。 2 広く一般の人々が見ること。「—に供する」
はくらん‐かい【博覧会】
産業・貿易・学術・技芸などの振興・促進のために、種々の産物・文化財などを集めて展示し、広く一般に公開する催し。「万...
はくらんかい‐こくさいじむきょく【博覧会国際事務局】
⇒ビー‐アイ‐イー(BIE)
はくらん‐きょうき【博覧強記】
広く書物を読み、いろいろな事をよく記憶していること。「—の人」
はく‐り【白痢】
子牛に発生する、激しい下痢を特徴とする急性伝染病。大腸菌が感染して起こり、致死率が高い。子牛白痢。
はく‐り【剝離】
[名](スル)はがれること。また、はがすこと。「網膜が—する」「塗装を—する」
はく‐り【薄利】
[名・形動]利益の薄いこと。少しの利益。また、そのさま。「—な(の)商売」
はくりき‐こ【薄力粉】
軟質の粉の得られる小麦を原料とした小麦粉。たんぱく質が少なく、水を加えてこねたときに粘りけが少ない。ケーキやてんぷ...
はく‐りく【博陸】
《漢の武帝によって河北省にあった博陸の城に封ぜられた霍光(かくこう)が権勢をほしいままにした故事から》朝廷の重鎮。...
はくり‐たばい【薄利多売】
品物一つ当たりの利益を少なくし、たくさん売ることで、全体の利益を多くすること。
はくりゅう
欧州宇宙機関(ESA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)、情報通信研究機構(NICT)が共同で開発した地球観測衛星...
はくりゅう‐せき【白榴石】
カリウム・アルミニウムの珪酸塩(けいさんえん)鉱物。ガラス光沢のある白・灰色の24面体の結晶。正方晶系。カリウムに...
はく‐りょう【白竜】
1 天帝の使者とされる白い竜。はくりゅう。 2 白く泡だつ渓流や滝の形容。はくりゅう。「幾百千の—の、おどるよおど...
はくりょう‐ぎょふく【白竜魚服】
《白竜が普通の魚の姿に化けて泳いでいたところを漁師に射られたという伝説を引いて、呉王が忍び歩きしようとしたのを伍子...
はくりょう‐たい【柏梁体】
漢詩の一体。1句七言の連句で、毎句脚韻をふむのを特徴とする古詩。漢の武帝が柏梁台を築いた時、群臣に作らせた詩体に由...