はち‐ぼく【八木】
1 8種の木。松・柏(かしわ)・桑・棗(なつめ)・橘(たちばな)・柘(つげ)・楡(にれ)・竹の称。 2 《米の字を...
はち‐まい【八枚】
紙・板・貨幣など薄いもの八つ。
はちまい‐かんばん【八枚看板】
江戸時代、上方の歌舞伎劇場の看板の一。一座の主要な男役の俳優8人の名を、8枚の看板に記して木戸前に掲げるもの。表八枚。
はちまい‐がた【八枚肩】
「八人肩(はちにんがた)」に同じ。「乗り物やれ、参れと伝へて—」〈浄・会稽山〉
はちまい‐きしょう【八枚起請】
牛王(ごおう)宝印のある用紙を8枚継いで書いた、特に丁寧な起請文。
はち‐まえ【鉢前】
座敷・方丈・客殿などの縁先に設けられる手水(ちょうず)の設備。台石の上に手水鉢を置き、手洗い用と茶会の手水用とがある。
はち‐まき【鉢巻(き)】
1 額や後頭部のあたりを布・手拭いなどで巻くこと。また、その布。 2 昔、武士が武装の際、兜(かぶと)の下の烏帽子...
はちまるいちはちろく
米国インテル社が開発した16ビットマイクロプロセッサー。同社8086の改良版として登場。
はちまるごまる‐もんだい【八〇五〇問題】
80代の親と、引きこもりの状態にある50代の子からなる世帯が抱える、さまざまな問題。無収入世帯となり困窮するほか、...
はちまるにまる‐うんどう【八〇二〇運動】
80歳になっても自分の歯を20本以上保とうと呼びかける運動。厚生労働省と日本歯科医師会が推進している。
はちまるにてんいちろく‐エー
⇒ワイマックス
はちまるにはちろく
米国インテル社が開発した16ビットマイクロプロセッサー。同社8086、8088の後継として登場。単に286とも略される。
はちまるはちはち
米国インテル社が開発した16ビットマイクロプロセッサー。同社の8086の廉価版に位置づけられる。
はちまるはちろく
米国インテル社が開発した同社初の16ビットマイクロプロセッサーの製品名。
はち‐まん【八万】
「八万四千(はちまんしせん)」の略。
はちまん【八幡】
[名]「八幡宮」「八幡神」の略。 [副] 1 《八幡神に誓って、の意から》断じて。確かに。誓って。「—忘れは致さぬ...
八幡(はちまん)掛(か)けて
八幡神に誓っての意で、うそいつわりのない気持ちを表すときにいう。誓って。断じて。「—忠誠を尽くす」
はちまん‐ぐう【八幡宮】
八幡神を祭神とする神社の総称。
はちまん‐ざ【八幡座】
《八幡神の宿る所の意から》兜(かぶと)の鉢の頂上。中央に孔があり、その縁に台座・菊座・上玉(あげたま)の金物がある...
はちまん‐しせん【八万四千】
仏教で、数の多いことを表す語。「—の煩悩」
はちまん‐じごく【八万地獄】
仏語。煩悩(ぼんのう)のために受ける数多くの苦しみを、地獄にたとえていう語。八万奈落。
はちまん‐じん【八幡神】
八幡宮の祭神。応神天皇を主座とし、左右に比売(ひめ)神、神功(じんぐう)皇后を配して三座で一体とするが、左右二座に...
はちまん‐せん【八幡船】
⇒ばはんせん(八幡船)
はちまんたい【八幡平】
岩手県北西部にある市。安比(あっぴ)高原・八幡平などのスキー場、藤七・松川・御在所などの温泉がある観光保養地。ホウ...
はちまんたい‐し【八幡平市】
⇒八幡平
はちまん‐たろう【八幡太郎】
源義家の通称。石清水(いわしみず)八幡宮で元服したことによる。
はちまん‐だいぼさつ【八幡大菩薩】
八幡神に対する称号。神仏習合によって起こり、八幡神の本地を菩薩としたもの。 [副]《八幡大菩薩に誓って、の意から》...
はちまん‐づくり【八幡造(り)】
神社本殿形式の一。切妻造り・平入りの社殿二つを前後につなぎ、両方の屋根が接する部分に樋(とい)を設けたもの。宇佐神...
はちまん‐どりい【八幡鳥居】
⇒宇佐鳥居(うさとりい)
はちまん‐ならく【八万奈落】
「八万地獄」に同じ。
はちまん‐ぬま【八幡沼】
岩手県北西部、秋田県との県境にある沼。八幡平(はちまんたい)の火口湖。湖面の標高1560メートル、長さ570メート...
はちまんまつりよみやのにぎわい【八幡祭小望月賑】
歌舞伎狂言。世話物。4幕。河竹黙阿弥作。万延元年(1860)江戸市村座初演。文化4年(1807)深川八幡祭で永代橋...
はちみ‐がん【八味丸】
《「八味地黄(じおう)丸」の略》漢方薬、地黄丸の一種。→地黄丸
はち‐みつ【蜂蜜】
ミツバチが花から集めてきて巣に蓄えた蜜。淡黄色から褐色の粘りけの強い液体。大部分が果糖とぶどう糖で、甘く、栄養価が...
はちみつ‐いろ【蜂蜜色】
蜂蜜のような色。淡い赤黄色。
はちみつ‐が【蜂蜜蛾】
メイガ科の昆虫。翅(はね)の開張2〜3センチ、灰色または淡褐色。幼虫はミツバチの巣を食害。
はち‐ミリ【八ミリ】
8ミリ幅のフィルム。また、それを用いるカメラ・映写機・映画など。
はち‐めん【八面】
1 八つの平面。→八面体 2 八つの顔。 3 八つの方向・方面。八方。また、すべての方面。
はちめん‐たい【八面体】
八つの平面で囲まれる立体。
はちめん‐れいろう【八面玲瓏】
[名・形動]心が清らかで、何のわだかまりもないこと。また、そのさま。「—な(の)人柄」 [形動タリ]どの方面から見...
はちめん‐ろっぴ【八面六臂】
1 仏像などが八つの顔と六つの腕をもつこと。 2 あらゆる方面にめざましい働きを示すこと。「—の働き」
はち‐もの【鉢物】
1 鉢に植えた草木。また、鉢で栽培する草木。 2 鉢に盛って出す料理。
はち‐もんじ【八文字】
1 「八」という字。また、その字の形。 2 遊女が揚屋入りする際などの歩き方。内八文字と外八文字がある。 3 江戸...
はちもんじ‐や【八文字屋】
江戸時代の京都の書店。元禄(1688〜1704)から明和年間(1764〜1772)にかけて、浄瑠璃本・歌舞伎狂言本...
はちもんじや‐じしょう【八文字屋自笑】
[?〜1745]江戸中期の浮世草子作者・書肆(しょし)・版元。京都の人。本姓、安藤。通称、八左衛門。作者江島其磧(...
はちもんじや‐ぼん【八文字屋本】
八文字屋から出版された浮世草子・役者評判記の類の総称。特に文学的には浮世草子をさす。広義には、同時代の他の八文字屋...
は‐ちゃ【葉茶】
《「はぢゃ」とも》茶の若芽を蒸し、よりをかけ、干して製した茶。煎茶など。抹茶に対していう。
はちゃ‐つぼ【葉茶壺】
葉茶を入れる壺。茶壺。
ハチャトリアン
[1903〜1978]アルメニアの作曲家。故郷の民族音楽を素材としたリズム感のある作品で有名。作品に、バレー音楽「...
はちゃ‐みせ【葉茶店】
「葉茶屋」に同じ。「元手出来(でか)して—を手広く」〈浮・永代蔵・四〉