はつ【八/鉢】
〈八〉⇒はち 〈鉢〉⇒はち
はつ【発〔發〕】
[音]ハツ(漢) ホツ(呉) [訓]たつ ひらく あばく [学習漢字]3年 〈ハツ〉 1 矢や弾を放つ。「発射・発...
はつ【髪〔髮〕】
[常用漢字] [音]ハツ(漢) [訓]かみ くし 〈ハツ〉 1 頭の毛。かみ。「遺髪・有髪(うはつ)・金髪・結髪・...
はつ【撥】
[音]ハツ(漢) バチ(慣) [訓]はねる 〈ハツ〉 1 はねる。はねかえす。「撥音・撥弦楽器/挑撥・反撥」 2 ...
はつ【溌】
[音]ハツ(漢) 1 水をふりかける。「溌墨」 2 勢いよくはねる。「溌剌(はつらつ)/活溌」 [補説]「発」を代...
はつ【醗】
[音]ハツ(漢) かもす。酒を発酵させる。「醗酵」
はつ【初】
1 初めてであること。初め。最初。「日本人—の宇宙飛行士」「—の試み」 2 名詞の上に付けて接頭語的に用い、初めて...
はつ【発】
[名] 1 出発すること。「9時—の特急」⇔着。 2 発信すること。「ロンドン12日—の外電」 3 発動機の略。「...
はつ【髪】
かみの毛。頭髪。「間、—を入れず」
ハツ
《heartから》塩焼き・串焼きなどにする、牛・豚・鶏などの心臓。
は・つ【果つ】
[動タ下二]「はてる」の文語形。
は・つ【泊つ】
[動タ下二]船が停泊する。「磯ごとに海人(あま)の釣舟—・てにけり」〈万・三八九二〉
はつ‐あかね【初茜】
元日の明け方、茜色に染まった空。《季 新年》
はつ‐あかり【初明(か)り】
元日の明け方の光。《季 新年》「書の面(おも)の灯色(ほいろ)に代はり—/草田男」
はつ‐あき【初秋】
秋の初め。孟秋。新秋。しょしゅう。《季 秋》「—や障子さす夜とささぬ夜と/太祇」
はつあき‐かぜ【初秋風】
初秋のころに吹く風。秋初風。
はつあき‐ぎり【初秋霧】
初秋のころに立つ霧。
はつ‐あきない【初商い】
新年になって初めての商売。初売り。《季 新年》
はつ‐あさ【初朝】
元日の朝。元朝。「丹波口の—、小六が罷り出て御慶と申し納め」〈浮・一代男・六〉
はつ‐あらし【初嵐】
秋の初めに吹く強い風。《季 秋》「—鷹を入江に吹き落す/秋桜子」
はつ‐あわせ【初袷】
その年はじめて冬衣を袷(あわせ)に着がえること。《季 夏》
はつ‐あん【発案】
[名](スル) 1 案を考え出すこと。ある案を最初に言い出すこと。「旅行しようと—する」 2 議案を提出すること。
はつあん‐けん【発案権】
議案を提出する権限。国会の両議院の議員は法律案、内閣は法律案と予算案について権限を有する。
はつ‐い【初亥】
正月最初の亥の日。摩利支天(まりしてん)の縁日で、講中の参詣者でにぎわう。《季 新年》
はつ‐い【発意】
[名](スル)思いつくこと。考え出すこと。ほつい。「壮大な計画を—する」
はつ‐いく【発育】
[名](スル)育って大きくなること。成育。「よく—した身体」「—盛り」
はつ‐いち【初市】
新年初めて開く市。また、その年最初の市。《季 新年》「—や北の都の熊の皮/挿雲」
はつい‐ぼし【はつい星】
二十八宿の一、室宿(しっしゅく)の和名。→室(しつ)
はつ‐いろ【初色】
1 若々しく美しい女。年ごろの娘。「その但馬屋(たぢまや)の—に、立つや浮き世の濡れ草鞋(わらぢ)」〈浄・歌念仏〉...
はつ‐いん【発引】
《「引」は柩車の引き綱》葬儀のとき棺を墓地へ送り出すこと。
はつ‐う【初卯】
正月の最初の卯の日。また、その日に神社に詣でること。初卯詣で。《季 新年》
はつ‐うぐいす【初鶯】
その年の春に初めて鳴くウグイス。また、その声。《季 新年》
はつ‐うし【初丑】
夏の土用の最初の丑の日。鰻(うなぎ)を食べたり、丑湯といって入浴したりする。
はつ‐うま【初午】
2月の最初の午の日。また、その日に行われる各地の稲荷(いなり)神社の祭礼。《季 春》「—や煮しめてうまき焼豆腐/万太郎」
はつう‐もうで【初卯詣で】
正月初卯の日に神社に詣でること。大阪の住吉大社、東京の亀戸天神社境内の妙義社、京都の賀茂神社などが有名。卯の札とい...
はつ‐うら【初裏】
⇒しょうら(初裏)
はつ‐うり【初売り】
新年初の売り出し。はつあきない。売りぞめ。《季 新年》⇔初買い。
はつ‐えき【発駅】
列車・電車などの出発する駅。また、荷物などを送り出す駅。⇔着駅。
はつ‐えん【発煙】
[名](スル)煙を出すこと。「—してダニを殺す薬品」
はつえん‐ざい【発煙剤】
大気中で化学反応を起こし、大量の煙を発生する薬剤。信号用には塩素酸カリウム・乳糖・色素の化合物が、煙幕用には四塩化...
はつえん‐しょうさん【発煙硝酸】
二酸化窒素を多量に含む濃硝酸。常温で二酸化窒素の赤褐色の煙を出す。酸化力がきわめて強く、酸化剤・ニトロ化剤などとし...
はつえん‐とう【発煙筒】
発煙剤を筒に詰めたもの。煙を発生させて信号・煙幕などに使用する。「—をたく」
はつえん‐りゅうさん【発煙硫酸】
濃硫酸に多量の三酸化硫黄を吸収させたもの。粘度の高い油状の液体。常温で三酸化硫黄の白煙を出す。接触法による硫酸製造...
ハツォール
イスラエル北部にあった古代都市。ガリラヤ湖の北約15キロメートルに位置する。現在はテルハツォールとよばれ、紀元前3...
はつ‐お【初麻】
その年に初めて収穫したアサ。
はつ‐お【初緒】
竿秤(さおばかり)の第一のひも。軽いものをはかるのに用いる。
はつ‐お【初穂】
⇒はつほ
はつ‐おい【初老い】
40歳のこと。また、老年になりかけた年ごろ。しょろう。「年たてば我れも—の四十の坂」〈一葉・われから〉
はつ‐おもて【初表】
⇒しょおもて(初表)
はつ‐おり【初折】
⇒しょおり(初折)