はつ‐か【二十日】
1 日の数の20。20日間。「のべ—」 2 月の20番目の日。 [補説]「廿日」とも書く。
はつ‐か【僅か】
[形動ナリ]物事の一端がちらりと現れるさま。視覚や聴覚に感じられる度合いの少ないさま。かすか。ほのか。「初雁の—に...
はつかあまりにしじゅうりょうつかいはたしてにぶきょうげん【廿日余四拾両尽用而二分狂言】
⇒尽用而二分狂言
はつ‐かい【初会】
新年になって初めての会合。《季 新年》
はつ‐かいし【初懐紙】
年頭に初めて懐紙に記した連句。《季 新年》
はつかいち【廿日市】
広島県南西部の市。広島湾に面し、カキの養殖や土木・酒造業が盛ん。もと山陽道の宿場町、市場町。住宅地。平成15年(2...
はつかいち‐し【廿日市市】
⇒廿日市
はつか‐うさぎ【二十日兎】
ナキウサギの別名。
はつか‐えびす【二十日戎/二十日恵比須】
江戸をはじめ関東・東北などで、陰暦10月20日に行う恵比須講。1月20日にするところもある。関西では十日戎(とおか...
はつ‐かおあわせ【初顔合(わ)せ】
1 関係者が初めて集まること。「新役員の—」 2 映画・演劇などで、初めて共演すること。「二大女優の—」 3 相撲...
はつ‐かがみ【初鏡】
新年に初めて鏡に向かって化粧すること。初化粧。《季 新年》「まだ何も映らでありぬ—/虚子」
はつか‐ぐさ【二十日草】
ボタンの別名。
はつか‐しょうがつ【二十日正月】
正月20日のこと。正月の祝い納めの日として、餅や正月料理を食べ尽くしたり飾り物を納めたりする。骨正月。《季 新年》
はつか‐せんだい【二十日先代】
⇒中先代(なかせんだい)
はつ‐かぜ【初風】
季節の初めに吹く風。特に、秋の風にいう。《季 秋》
はつか‐だいこん【二十日大根】
ダイコンの一品種。生長が早く、種をまいてから20〜30日で収穫できる。根は小さく球形・紡錘形などで、色も紅・黄・紫...
はつか‐だんご【二十日団子】
二十日正月の祝儀に食べるアズキの団子。
はつか‐づき【二十日月】
陰暦20日の月。特に、陰暦8月20日の月。更待月(ふけまちづき)。《季 秋》
はつか‐ねずみ【二十日鼠】
ネズミ科の哺乳類。体長6〜10センチ、尾も同じくらい長い。人家や農耕地にすみ、穀物を主食とする。飼養品種にマウス・...
はつかねずみとにんげん【二十日鼠と人間】
《原題Of Mice and Men》スタインベックの小説。1937年刊。大恐慌時代のカリフォルニアを舞台に、出稼...
はつか‐ぼん【二十日盆】
東北地方で、陰暦7月20日のこと。門火(かどび)をたき、その火で握り飯や餅(もち)を焼いたり、男女の藁(わら)人形...
はつ‐かまど【初竈】
新年に初めてかまどに火をたくこと。《季 新年》
はつ‐かみ【初髪】
新年に初めて結い上げた女性の髪。《季 新年》「—にかかるも神の埃かな/風生」
はつ‐かり【初雁】
秋になって最初に北方から渡ってきた雁。はつかりがね。《季 秋》
はつ‐かりがね【初雁が音/初雁金】
初雁。また、その鳴く声。「秋風に—ぞ聞こゆなる誰(た)がたまづさをかけて来つらむ」〈古今・秋上〉
はつ‐かんせつ【初冠雪】
夏が過ぎて、その冬初めて山頂に雪が積もること。
はつ‐かんのん【初観音】
1月18日、その年初めての観世音菩薩の縁日。《季 新年》