はと【鳩/鴿】
ハト目ハト科の鳥の総称。スズメ大から鶏大のものまで大きさはさまざまで、色彩もさまざま。比較的頭が小さく、翼が発達し...
はと【波戸/波止】
陸から海へ細長く突き出して構築した堤。波よけや、船舶の積み荷の上げ下ろしなどに用いる。
は‐とう【波頭】
1 なみがしら。「白い—」 2 波の上。海上。
は‐とう【波濤】
大きな波。大波。「万里の—を越えて行く」
は‐とうがらし【葉唐辛子】
トウガラシの葉。佃煮(つくだに)などにして食する。
はと‐お【鳩尾】
⇒きゅうび(鳩尾)
鳩(はと)が豆鉄砲(まめでっぽう)を食(く)ったよう
突然の事にびっくりして、きょとんとしているさま。鳩に豆鉄砲。鳩豆。
はとがや【鳩ヶ谷】
埼玉県南東部の旧市名。植木・苗木を産する。住宅地・工業地化が進む。平成23年(2011)川口市に合併。→川口
はとがや‐し【鳩ヶ谷市】
⇒鳩ヶ谷
ハトガル
モンゴル北部、フブスグル県の村。フブスグル湖南岸に位置し、小さな港がある。毎年2月の旧正月に、完全に凍結した湖の上...
はと‐ぐるま【鳩車】
郷土玩具の一。粘土・木・蔓(つる)などで鳩の形を作り、車をつけてひもで引くようにしたもの。
はとこ【再従兄弟/再従姉妹】
「またいとこ」に同じ。
はと‐ざ【鳩座】
南天の小星座。大犬座の南西にあり、2月上旬の午後8時ごろ南中し、南天に低く見える。明るい星はない。学名 (ラテン)...
はと‐ざけ【鳩酒】
鳩の肉・骨をたたき、酒に入れて煮たもの。腰痛や下冷えに効能があるという。
ハトシェプストじょおう‐そうさいでん【ハトシェプスト女王葬祭殿】
《Mortuary Temple of Hatshepsut》エジプト南東部の古代都市テーベ(現ルクソール)のナイ...
は…として
(「は」「として」は同一語に付く)とりあげた事柄が捨てがたいと認めつつも、他に話を移す意を表す。「結果は結果として...
はと‐ぞめ【鳩染(め)】
山鳩色に染めること。また、その染め色。麹塵(きくじん)。
はと‐づえ【鳩杖】
「鳩(はと)の杖(つえ)」に同じ。
はと‐どけい【鳩時計】
おもりを動力とした掛け時計の一。時刻がくると、鳩の模型が時計の箱の小窓から現れて時の数だけ鳴く仕掛けのもの。
鳩(はと)に三枝(さんし)の礼(れい)有(あ)り
《「学友抄」から》子鳩は育ててくれた親鳩に敬意を表して、親鳥より3本下の枝に留まる。礼儀を重んずるべきであるという...
鳩(はと)に豆鉄砲(まめでっぽう)
「鳩が豆鉄砲を食ったよう」に同じ。
はと‐の‐かい【鳩の戒】
《もと、門ごとに巡って熊野の本宮・新宮の事を語っては、鳩の飼料と称して人々から金銭をだまし取ったところから》口先で...
はと‐の‐つえ【鳩の杖】
《ハトは食物をとるときにむせないということにあやかって》握りにハトの飾りのある老人用の杖。昔、中国で宮中から老臣に...
はと‐の‐め【鳩の目】
《「鳩の目銭」の略。円形で、銭の穴が鳩の目に似ているところから》近世初期、伊勢参宮の人が賽銭(さいせん)代わりにま...
はとのめ‐せん【鳩の目銭】
⇒鳩の目
はと‐は【鳩派】
強硬手段を用いず、穏健に問題を解決しようとする立場の人たち。⇔鷹派(たかは)。
はと‐ば【波止場】
港で、波止(はと)を築いた所。埠頭(ふとう)。船着き場。また、港のこと。
はとば‐いろ【鳩羽色】
鳩の羽のような、黒みがかった薄い紫色。
はとば‐ねずみ【鳩羽鼠】
紫色をおびたねずみ色。
はと‐びん【鳩便】
伝書鳩による通信。
はと‐ふ・く【鳩吹く】
[動カ四]両手を合わせて吹き、ハトの鳴き声を出す。猟師がシカを呼んだり、仲間の合図に用いたりする。《季 秋》「藪陰...
はと‐ぶえ【鳩笛】
郷土玩具の一。鳩の鳴き声に似た音を出す、鳩の形をした土焼きの笛。《季 秋》
ハトホル
エジプト神話で、天空と愛の女神。牝牛の姿で表される。ギリシャ人によりアフロディテと同一視された。
ハトホル‐しんでん【ハトホル神殿】
《Temple of Hathor》エジプト南東部、ナイル川中流の町デンデラにある神殿。デンデラの南東約2.5キロ...
はと‐ぽっぽ【鳩ぽっぽ】
鳩をいう幼児語。 [補説]作品名別項。→鳩ぽっぽ
はとぽっぽ【鳩ぽっぽ】
唱歌。明治34年(1901)発表。東くめ作詞、滝廉太郎作曲。東くめが浅草寺でハトに豆をやる子供たちの様子を見て着想...
はと‐まめ【鳩豆】
1 鳩のえさとして与える豆。 2 「鳩が豆鉄砲を食ったよう」の略。
はと‐むぎ【鳩麦】
イネ科の一年草。高さ約1.5メートル。ジュズダマに似て、細長い葉が互生し、夏から秋、雌花と雄花との穂がつく。実は暗...
はとむぎ‐ちゃ【鳩麦茶】
ハトムギの実を煎(い)ったもの。茶のように熱湯で煎(せん)じて飲む。
はと‐むね【鳩胸】
1 胸部が、鳩の胸のように大きくふくらんでいること。 2 近世の具足で、胸を大きくふくらませた鉄製の胴。 3 鐙(...
はと‐め【鳩目】
靴や書類とじなどの、ひもを通す小穴。また、そのための環状の金具。アイレット。
はとやま【鳩山】
姓氏の一。 [補説]「鳩山」姓の人物鳩山一郎(はとやまいちろう)鳩山由紀夫(はとやまゆきお)
はとやま‐いちろう【鳩山一郎】
[1883〜1959]政治家。東京の生まれ。立憲政友会に属し、昭和8年(1933)文相のときに滝川事件を起こした。...
はとやま‐イニシアチブ【鳩山イニシアチブ】
地球温暖化防止を目的として途上国を支援するための枠組み。平成21年(2009)に日本の首相鳩山由紀夫が国連気候変動...
はとやま‐ゆきお【鳩山由紀夫】
[1947〜 ]政治家。東京の生まれ。祖父は鳩山一郎。父の威一郎は元外相。東大工学部を卒業後、専修大助教授などを経...
ハトラ
イラク北部にある都市遺跡。セレウコス朝時代の紀元前3世紀頃に建設され、パルティア王国の支配下において軍事要塞および...
はとり【服部/服織】
《「はたお(機織)り」の音変化》機を織ること。また、それを職業とした人。「人の国に織るてふ—伝へても怪しやいかにこ...
は‐とり【執翳】
即位・朝賀などの大礼の際、天皇が高御座(たかみくら)にあるとき、左右八人ずつ並び、翳(さしは)をさしかざして天皇の...
はとり‐べ【服部】
大化前代、機織りを職とした品部(しなべ)。はたおりべ。
ハトロン‐し【ハトロン紙】
《(オランダ)patroonpapier(薬莢(やっきょう)用の丈夫な紙)から》薄茶色の丈夫な西洋紙。包装紙や封筒...