はも【鱧】
1 ウナギ目ハモ科の海水魚。岩場や砂底にすみ、全長約2メートル。体はウナギ形でやや側扁し、吻(ふん)がとがり、鋭い...
は‐も
[連語]《係助詞「は」+係助詞「も」》感動・詠嘆を表す。…はまあ。…だなあ。「高光る我が日の皇子(みこ)の万代(よ...
はもぐり‐むし【葉潜虫】
葉に潜入して葉肉を食べ、線状の食い跡を残す昆虫。ハモグリガ・ハモグリバエなどの幼虫。字書き虫。絵書き虫。はむぐり。
は‐もじ【は文字】
「おはもじ」に同じ。「—なれども…返歌を致さねば」〈虎明狂・岩橋〉
はもじ・い【は文字い】
[形]《名詞「は文字」の形容詞化。近世語》恥ずかしい。「—・い事のありたけを言はしておいて」〈浄・苅萱桑門〉
は‐もと【刃元】
刃物の刃の柄に近い方。⇔刃先。
は‐もと【歯元】
1 歯の根もと。はぐき。 2 歯車の歯のピッチ円から内側の部分。
ハモニカ
⇒ハーモニカ
は‐もの【刃物】
刃がついていて物を切断したり削ったりする道具の総称。包丁・小刀・はさみなど。切れ物。「—を振り回す」
は‐もの【葉物】
1 園芸や生け花の花材で、主に葉を観賞する草木。→花物 →実物(みもの) 2 主に葉を食用とする野菜。ホウレンソウ...
は‐もの【端物】
1 一部が欠けていて、ひとそろいにならないもの。はんぱもの。はしたもの。「コーヒー茶碗の—」 2 まとまった量にな...
は‐もの【端者/葉者】
とるに足りない者。身分の低い者。
はものかわ【鱧の皮】
上司小剣の短編小説。大正3年(1914)、「ホトトギス」誌に発表。大阪道頓堀にある鰻屋の女将(おかみ)のとある一日...
はもの‐ざんまい【刃物三昧】
刃物を振り回して暴れること。「—に及ぶ」
はもの‐だて【刃物立て】
刃物を持ち出して言い分を通そうとすること。
はもの‐やさい【葉物野菜】
「葉物」2に同じ。
鱧(はも)も一期(いちご)海老(えび)も一期(いちご)
境遇の別はあっても、人の一生は大体同じであるというたとえ。
はもり‐の‐かみ【葉守の神】
樹木を守護する神。カシワやナラなどに宿るという。「ことならばならしの枝にならさなむ—の許しありきと」〈源・柏木〉
ハモ・る
[動ラ五]《「ハーモニー」の略「ハモ」の動詞化》ハーモニーを奏でる。「合唱団がきれいに—・る」
は‐もん【刃文】
日本刀で、焼き入れによって刀身に表れる刃(やいば)の形状。直刃(すぐは)・乱れ刃など。じんもん。
は‐もん【波紋/波文】
1 水面に物の落ちたときなどに、いく重にも輪を描いて広がる波の模様。 2 次々と周囲に動揺を伝えていくような影響。...
は‐もん【破門】
[名](スル) 1 師弟の関係を絶って門下から除くこと。「弟子を—する」 2 信徒としての資格を剝奪(はくだつ)し...
ハモン‐セラーノ
スペインの生ハム。塩漬けにした白豚の肉を乾燥・熟成させたもの。燻煙(くんえん)はしない。
ハモンド
米国インディアナ州北西部の都市。ミシガン湖南岸にあり、隣接するゲーリーとともにシカゴの大都市圏に含まれる。名称は、...
ハモンド‐オルガン
米国の発明家L=ハモンドが1929年に考案した電子オルガン。電磁的振動を利用し、音を出す。商標名。
波紋(はもん)を投(とう)・じる
事を起こす。反響を呼ぶ問題を提起する。波紋を投げる。「暴露記事が—・じる」 [補説]「一石を投じる」との混同から生...