はり‐たて【針立て】
はりさし。はりやま。
はり‐たて【鍼立て】
鍼を打って治療をする人。鍼医(はりい)。「腹をさいさい痛がりければ、つねづね、—を呼びて」〈咄・きのふはけふ・上〉
はり‐だし【張(り)出し】
1 建物などの外側へ出っ張らせてつくること。また、その部分。「—の桟敷」 2 (「貼り出し」とも書く)広く知らせる...
はりだし‐まど【張(り)出し窓】
「出窓(でまど)」に同じ。
はり‐だ・す【張(り)出す】
[動サ五(四)] 1 外側へ広がって出っ張る。また、外側へ出っ張らせる。「大陸の高気圧が—・す」「庇(ひさし)を—...
はり‐ちょうせき【玻璃長石】
カリ長石の一。白色または無色透明で、ガラス光沢がある。単斜晶系。火山岩の斑晶(はんしょう)として産する。サニディン。
ハリチ‐わん【ハリチ湾】
《Haliç》⇒金角湾
ハリッサ
レバノン西部の町。ベイルートの北約20キロメートル、海岸保養地のジュニエの東郊に位置する。標高約650メートルの丘...
は‐りつ【破笠】
やぶれがさ。はりゅう。
はり‐つ・く【貼(り)付く/張(り)付く】
[動カ五(四)] 1 紙や布などがぴったりとくっついて、離れなくなる。「汗でシャツが背中に—・く」 2 特定の人や...
はり‐つけ【磔】
《張り付けの意》昔の刑罰の一。板や柱にからだを縛りつけ、釘・槍で突き殺すもの。はっつけ。
はり‐つけ【貼(り)付け/張(り)付け】
1 紙や布などをはりつけること。また、はりつけたもの。 2 ふすまを嵌(は)め殺しにした壁面。また、板に紙や布をは...
はりつけ‐ばしら【磔柱】
磔の刑に用いる柱。多く十字架。
はりつけ‐もざえもん【磔茂左衛門】
[?〜1686?]江戸前期の義民。上野(こうずけ)の人。本姓は杉木。沼田城主真田(さなだ)氏の悪政を幕府に直訴。真...
はり‐つ・ける【貼(り)付ける/張(り)付ける】
[動カ下一][文]はりつ・く[カ下二] 1 紙や布などを広げてのりなどでくっつける。「絆創膏(ばんそうこう)を—・...
はりつ‐ざいく【破笠細工】
江戸中期の漆芸家小川破笠が創始した漆芸品。蒔絵(まきえ)に鉛・錫・貝・陶片・象牙・堆朱(ついしゅ)などを嵌入(かん...
はり‐つ・める【張(り)詰める】
[動マ下一][文]はりつ・む[マ下二] 1 十分に張る。一面にびっしり張る。「池に氷が—・める」「部屋に防音材を—...
はり‐づつ【鍼筒】
鍼を入れておく筒。また、鍼医が治療に用いる筒。
はり‐て【張(り)手】
相撲の技の一。相手のほおから首の側面を平手で打つこと。
はり‐とがめ【針咎め】
針で指先を傷つけること。針で突いたところが化膿(かのう)して痛むこと。
はり‐とば・す【張(り)飛ばす】
[動サ五(四)]平手で激しく殴る。殴り飛ばす。「彼女に—・される」
はり‐とび【針飛び】
アナログレコードの針が、盤面の傷や振動などによって跳ね、再生音が途切れること。音飛び。
ハリドワール
インド北部、ウッタラカンド州の都市。ガンジス川上流部、山地から平野部に流出する地点に位置する。古くから同国有数のヒ...
はり‐ぬき【張(り)抜き/張り貫き】
「張り子1」に同じ。
はりぬき‐づつ【張(り)抜き筒】
張り抜きでまるく長く作った筒。
はり‐ねずみ【針鼠】
食虫目ハリネズミ科の哺乳類。体長20〜30センチ、尾はごく短い。体はずんぐりし、背面に鋭い針状の毛が密生。雑食性で...
はり‐の‐あな【針の穴/針の孔】
針の上端にある、糸を通すあな。針の耳。めど。
針(はり)の穴(あな)から天(てん)を覗(のぞ)く
自分の狭い見識をもとに、大きな事柄について勝手な推測をするたとえ。
針(はり)の穴(あな)を通(とお)す
1 野球で、制球力があるさま。転じて、正確なさま。「—コントロール」「—ようなフリーキック」 2 苦労なこと、簡単...
はり‐の‐かがみ【玻璃の鏡】
「浄玻璃(じょうはり)の鏡」の略。
はり‐の‐き【榛の木】
ハンノキの別名。
はりのき‐とうげ【針ノ木峠】
長野・富山の県境、飛騨山脈北部の針ノ木岳と蓮華(れんげ)岳との鞍部にある峠。海抜2541メートル。信濃に越中から塩...
はりのごとく【鍼の如く】
長塚節による連作短歌。大正3年(1914)から4年(1915)にかけて、短歌雑誌「アララギ」に発表。
針(はり)の先(さき)で突(つ)いたほど
ほんのわずかな程度であることのたとえ。「—にも恩義を感じない」
はり‐の‐みみ【針の耳】
「針の穴」に同じ。
はり‐の‐むしろ【針の筵】
《針を植えた敷物の意から》一時も心の休まらない、つらい場所や境遇のたとえ。「—に座る気持ち」
はり‐の‐やま【針の山】
地獄にあるという、針の植えてある山。罪人を追い込んで苦しめる所。転じて、苦痛に責めさいなまれる場所のたとえ。
はり‐はら【榛原】
ハンノキの生えている原。「引馬野(ひくまの)ににほふ—」〈万・五七〉
はり‐はり
「はりはり漬け」の略。
はりはり‐づけ【はりはり漬(け)】
切り干し大根を合わせ酢に漬けたもの。かむと音がするところからの名。
はりはり‐なべ【はりはり鍋】
鯨肉と京菜をだし汁で煮た鍋料理。大阪など関西地方の郷土料理。
はり‐ばかま【張袴】
固く織って張りをもたせた生地で仕立てた袴。女房装束(しょうぞく)に用いる。後世になると、糊(のり)を使って板引きに...
はり‐ばこ【針箱】
裁縫用具を入れる箱。裁縫箱。
ハリバット
北太平洋にすむ海水魚オヒョウの別名。カレイの仲間で全長約2.5メートル。
はり‐ばん【玻璃版】
コロタイプの旧称。ガラス板を用いるところからいう。
はり‐ばん【張(り)番】
[名](スル)見張って番をすること。また、その人。見張り番。「交替で—する」
ハリバートン
カナダ、オンタリオ州東部の村。マスコーカ地方に位置する。緑豊かで湖が多く、別荘地として人気がある。芸術家が多く集ま...
はり‐ひじ【張り臂/張(り)肘】
手をふところに入れて、ひじを左右に張ること。威張った態度やくつろいだようすなどにいう。「—をして烟草を吃(ふか)し...
ハリファ
⇒カリフ
ハリファクス
カナダのノバスコシア半島東岸にある港湾都市。ノバスコシア州の州都。水産加工・木材加工などが盛ん。1749年に英軍の...