はん‐ざ【反坐】
もと、偽証・誣告(ぶこく)などをして他人を罪に陥れた者に、その罪と同一程度の刑を科したこと。
はん‐ざ【半座】
1 座席の半分。 2 談話などの途中。中座。「夜談義を—で母は連れて逃げ」〈柳多留・三〉
はん‐ざ【判者】
⇒はんじゃ(判者)2
はん‐ざい【犯罪】
1 罪をおかすこと。また、おかした罪。「—を防ぐ」「完全—」 2 刑法その他の刑罰法規に規定する犯罪構成要件に該当...
はんざい‐がく【犯罪学】
犯罪の原因や性質などを科学的に解明し、犯罪対策に資することを目的とする学問。刑事学。
はんざい‐し【犯罪死】
法医学において、他殺や過失致死などの犯罪による死亡。⇔非犯罪死。
はんざい‐しゃ【犯罪者】
犯罪行為をなした者。犯罪人。
はんざい‐しゃかいがく【犯罪社会学】
犯罪を社会現象として研究する社会学の一分野。犯罪と社会の相関関係を研究する分野と予防や矯正に関する分野とがある。
はんざい‐しゅうえき【犯罪収益】
犯罪によって手に入れた収入。
はんざいしゅうえきいてん‐ぼうしほう【犯罪収益移転防止法】
《「犯罪による収益の移転防止に関する法律」の略称》犯罪による収益が、組織犯罪を助長し、健全な経済活動に重大な悪影響...
はんざい‐しょうねん【犯罪少年】
罪を犯して警察に検挙された14歳以上20歳未満の少年。刑法犯で検挙された者を刑法犯少年、特別法犯で検挙された者を特...
はんざい‐しんりがく【犯罪心理学】
犯罪および犯罪者について研究する心理学の一分野。犯行の心理、犯罪者の性格、証言の心理などを研究する裁判心理学や、犯...
はんざい‐じじつ【犯罪事実】
現行法に規定された犯罪に該当する客観的な事実。起訴状の公訴事実欄に記載される。
はんざいにんひきわたし‐じょうやく【犯罪人引(き)渡(し)条約】
国外へ逃亡した犯罪人の引き渡しについて定めた条約。二国間で締結される場合が多い。→代理処罰 [補説]日本は米国およ...
はんざい‐の‐おび【斑犀の帯】
まだらの斑紋のある犀の角を飾りに用いた石帯(せきたい)。四位・五位の者が束帯のときに、また公卿が諒闇(りょうあん)...
はんざいのば【犯罪の場】
飛鳥高の推理小説。昭和21年(1946)「宝石」誌の懸賞で入選となった、著者のデビュー作。昭和22年(1947)に...
はんざい‐はくしょ【犯罪白書】
犯罪の動向や犯罪者の処遇などについて、統計資料に基づいて説明する白書。法務省の法務総合研究所が、刑事政策に関する基...
はんざい‐ひがいしゃ【犯罪被害者】
犯罪によって害を被った者。→犯罪被害者等基本法
はんざいひがいしゃ‐きゅうふせいど【犯罪被害者給付制度】
犯罪被害者等給付金支給法に基づき、人の生命や身体を害する故意の犯罪行為により死亡した被害者の遺族または重大な負傷・...
はんざいひがいしゃとう‐きほんほう【犯罪被害者等基本法】
犯罪被害者とその家族・遺族に対する精神的・物質的な支援を、国・地方自治体・国民の責務と定めた法律。平成16年(20...
はんざいひがいしゃとうきゅうふきんしきゅう‐ほう【犯罪被害者等給付金支給法】
《「犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律」の略称》犯罪行為により不慮の死を遂げた被害者の...
はんざいひがいしゃとう‐しさく【犯罪被害者等施策】
犯罪やそれに準ずる行為によって被害を受けた人やその家族・遺族が、受けた被害を回復または軽減し、再び平穏な生活を営む...
はんざいひがいしゃほご‐せいど【犯罪被害者保護制度】
刑事裁判の手続きにおいて、犯罪の被害にあった人やその家族に配慮し、保護を図ることを目的として定められた制度。刑事訴...
はんざいひがいしゃほご‐ほう【犯罪被害者保護法】
《「犯罪被害者等の権利利益の保護を図るための刑事手続に付随する措置に関する法律」の略称》刑事裁判の手続きにおいて、...
はんざいひがいしゃほしょう‐せいど【犯罪被害者補償制度】
殺人や傷害などの犯罪によって死亡した被害者の遺族や重大な傷害を受けた被害者本人に対して、国などが給付金を支給する制...
はんざいひがいじこきけんたんぽ‐とくやく【犯罪被害事故危険担保特約】
自動車保険における特約の一。人身傷害保険の補償を拡大するもので、日常生活における第三者の犯罪行為によって被保険者お...
はんざいひがいぼうしとう‐そくじたいおうシステム【犯罪被害防止等即時対応システム】
ストーカーやDVなどの被害者や関係者の電話番号・住所・相談内容を、あらかじめ警察本部のコンピューターに登録しておく...
はん‐ざき【半割/半裂】
《二つに裂いても生きている意から》オオサンショウウオの別名。《季 夏》
はん‐さく【半作】
1 農作物の収穫量が平年の半分であること。「天頭様が—しか呉れさっしゃらねえのに」〈木下尚江・良人の自白〉 2 《...
はん‐ざつ【煩雑】
[名・形動]こみいっていてわずらわしいこと。また、そのさま。「—を極める」「—な手続き」 [派生]はんざつさ[名]
はん‐ざつ【繁雑】
[名・形動]なすべきことなどが多すぎて、ごたごたしていること。また、そのさま。「—な仕事」 [派生]はんざつさ[名]
ハンザ‐どうめい【ハンザ同盟】
《(ドイツ)Hansaは集団の意》13世紀から16世紀にかけて北欧の商業圏を支配した北ドイツの都市同盟。リューベッ...
半座(はんざ)を分(わ)・ける
座席を半分あけて人に譲る。極楽浄土で同じ蓮(はす)の台(うてな)に二人ですわることにいう。「極楽デ—・ケテ待チオル...