はん‐し【半死】
《古くは「はんじ」とも》 1 死にそうになっていること。 2 年をとっていて余命の短いこと。「かかる—の老僧の命を...
はん‐し【半紙】
古くは延べ紙を半分に切ったもの。のち、縦24〜26センチ、横32〜35センチの日本紙をさすようになった。
はん‐し【判士】
1 審判をする人。特に柔道・剣道などの審判者。 2 旧陸海軍の軍法会議で、審理・裁判を行った武官の裁判官。
はん‐し【判旨】
判決の要旨。
はん‐し【判詞】
歌合わせ・句合わせなどで、判者が優劣・可否を判定して述べる言葉。はんのことば。
はん‐し【範士】
全日本剣道連盟が授与する称号のうち最高位のもの。八段以上の者を対象に、審査会の議決を得て授与される。→教士 →錬士
はん‐し【藩士】
江戸時代、大名の家臣。藩臣。
はん‐しき【版式】
印刷の版の様式。凸版・平版・凹版など。
はん‐しき【範式】
1 手本。規範。 2 数学で、公式。
はん‐した【版下】
1 木版・印判などを彫るための下書き。薄い紙に絵や文字を書き、裏返しにして版木・印材にはりつける。 2 製版用の絵...
はんしちとりものちょう【半七捕物帳】
岡本綺堂による小説。また、そのシリーズ名。明治時代の東京に住む老人半七が、自身が岡っ引きとして関わった幕末期の事件...
はんし‐はんしょう【半死半生】
死にかかっていること。もう少しで死にそうなようす。「—の目に遭う」
はんし‐ぼん【半紙本】
半紙を二つ折りにした大きさの和本。
はん‐しゃ【反射】
[名](スル) 1 媒質中を進む光・音などの波動が、媒質の境界面に当たって向きを変え、もとの媒質に戻って進むこと。...
はん‐しゃ【販社】
「販売会社」の略。
はん‐しゃ【反社】
「反社会的勢力」の略。
はんしゃ‐うんどう【反射運動】
反射によって起こる無意識な筋の運動。膝蓋腱(しつがいけん)反射など。
はん‐しゃかいてき【反社会的】
[形動]社会の秩序や道徳から著しく逸脱しているさま。「—行動」
はんしゃかいてき‐せいりょく【反社会的勢力】
暴力・脅迫や詐欺などの違法行為を組織的におこなう集団。暴力団や半グレ集団、その他の犯罪組織や協力者たちを広く呼ぶ。反社。
はんしゃ‐かく【反射角】
反射波の進行方向と、反射面に立てた法線とがなす角。角度は入射角と等しい。
はんしゃがた‐えきしょう【反射型液晶】
《reflective liquid crystal》液晶の表示方式の一。背面に置かれた反射板に光が反射することに...
はんしゃがた‐えきしょうディスプレー【反射型液晶ディスプレー】
《reflective liquid crystal display》⇒反射型液晶
はんしゃがた‐えきしょうパネル【反射型液晶パネル】
《reflective liquid crystal panel》⇒反射型液晶
はんしゃがた‐けんびきょう【反射型顕微鏡】
⇒金属顕微鏡
はんしゃ‐きゅう【反射弓】
刺激を受けた感覚器から、興奮が求心神経を経て脊髄などの反射中枢に至り、折り返して遠心神経に伝えられ、実行器に達して...
はんしゃ‐きょう【反射鏡】
光学器械で光を反射させるために用いる鏡。平面鏡、凸または凹の球面鏡、放物面鏡などがある。
はんしゃくっせつ‐ぼうえんきょう【反射屈折望遠鏡】
凹面鏡と補正レンズを組み合わせて像を結ばせ、これを接眼レンズで拡大して見る望遠鏡。口径に対して鏡胴の長さを短くでき...
はんしゃ‐げんこう【反射原稿】
《reflective manuscript》光を反射して見る原稿のこと。印刷された紙やプリント写真などがこれに相...
はんしゃ‐こうがくけい【反射光学系】
二つの鏡の間で光を反射させる構造をもつ光学系。
はんしゃ‐こうげき【反射攻撃】
コンピューターネットワークを通じて攻撃を行う不正アクセスの一種。悪意ある第三者が盗聴したパスワードや暗号鍵を用い、...
はんしゃこうしき‐ろしゅつけい【反射光式露出計】
写真撮影に用いる露出計のうち、被写体からの反射光を測定するタイプのもの。標準反射率を基準とするため、反射率が標準反...
はんしゃ‐こうせん【反射光線】
入射光線が反射して、もとの媒質中を進む光線。
はんしゃ‐しじだいめいし【反射指示代名詞】
⇒反射代名詞
はんしゃ‐しんけい【反射神経】
刺激に対して瞬間的に反応する能力。「—を鍛える」
はんしゃ‐せいうん【反射星雲】
近傍の恒星の光を反射または散乱して輝く散光星雲。輝線星雲と異なって青っぽく見え、偏光しているものが多い。代表的な反...
はんしゃ‐そっかくき【反射測角器】
結晶面に光を当て、その反射の角度を利用して結晶の面角を測定する器具。
はんしゃ‐だいめいし【反射代名詞】
一人称・二人称・三人称の別に関係なく実体そのものをさす。「おのれ」「みずから」「自分」「自己」など。再帰代名詞。反...
はんしゃ‐チェック【反社チェック】
取引先となりそうな個人・法人の、反社会的勢力と関わりの有無を調査すること。
はんしゃ‐ちゅうすう【反射中枢】
感覚器からの興奮を折り返し実行器に伝える所。脊髄・延髄・中脳などにある。
はんしゃ‐てき【反射的】
[形動]刺激に対して瞬間的に反応するさま。「—に飛び起きる」
はんしゃ‐テープ【反射テープ】
光をよく反射する素材でつくられたテープ。夜間や暗所での事故防止のためなどに用いる。
はんしゃ‐のう【反射能】
光などが物体表面に垂直に入射するときの、入射エネルギーに対する反射エネルギーの比。金属は一般に大きいが、黒い物体は...
はんしゃ‐は【反射波】
物質の表面や媒質の境界面に当たって、反射された光などの波動。
はんしゃほう‐じしんちょうさ【反射法地震探査】
地表で人工的に振動を発生させ、地下の境界面にぶつかって戻ってくる反射波を測定・解析することにより、地質構造を調べる...
はんしゃ‐ぼうえんきょう【反射望遠鏡】
対物鏡に凹面鏡を用いて像を結ばせ、これを接眼レンズで拡大して見る望遠鏡。屈折望遠鏡よりも大型にできるので、主に天体...
はんしゃ‐ぼうえんレンズ【反射望遠レンズ】
⇒レフレックスレンズ
はんしゃぼうし‐まく【反射防止膜】
カメラや望遠鏡などの光学系において、レンズの表面反射を低減させ、コントラストを向上させるための薄膜。とくにガラスと...
はんしゃ‐マッピング【反射マッピング】
コンピューターグラフィックスの三次元画像で、反射する物体への映り込みを表現する技法の一。周囲の風景画像を物体表面に...
はんしゃ‐りつ【反射律】
集合の要素aに対して、ある関係〜が定められているとき、a〜aであるという法則。
はんしゃ‐りつ【反射率】
光などの波動が物質の表面や媒質の境界面で反射したときの、入射波に対する反射波の強度の比。