はい【輩】
[常用漢字] [音]ハイ(漢) [訓]ともがら やから ばら 1 同列の仲間。ともがら。「軽輩・後輩・弱輩・先輩・...
はい【憊】
[音]ハイ(漢) 疲れきる。力を使い果たす。「困憊(こんぱい)・疲憊」
はい【癈】
[音]ハイ(漢) からだがだめになる。不治の病。「癈疾・癈人・癈兵」
はい【灰】
物が燃え尽きたあとに残る粉末状のもの。「かまどの—」「死の—」
はい【蔤】
蓮根(れんこん)の古名。「蓮には—といふものあり。人の食ふものなり」〈奥義抄・中〉
はい【蠅】
「はえ(蠅)」の音変化。
はい【拝】
1 頭を垂れて敬礼すること。おがむこと。「古風に低く—をして」〈二葉亭訳・片恋〉 2 手紙で、署名の下に書いて相手...
はい【杯/盃】
[名]酒を入れて飲む器。さかずき。「—を重ねる」「—を挙げて健康を祝す」 [接尾]助数詞。撥音のあとでは「ばい」、...
はい【肺】
空気呼吸を行うための器官。両生類以上にみられ、胸腔に左右一対ある。内部は、無数の肺胞となっている。肺胞を取り囲む毛...
はい【胚】
多細胞生物の発生初期の個体。植物では受精卵がある程度発達した胞子体をいう。種子植物では種子中にある発芽前の植物体で...
はい【敗】
[名]戦いや試合に負けること。「—を転じて功と為すべし」〈中村訳・西国立志編〉 [接尾]助数詞。試合・勝負事などで...
はい【牌】
1 功績をたたえたり記念したりするための金属製または木製の小板。メダル・盾の類。 2 ㋐陀羅尼などを書き記す札。 ...
はい【輩】
なかま。ともがら。やから。「かの—は皆遠くこの少女に及ばぬのである」〈鴎外・魚玄機〉
はい【佩/珮】
[名]腰に下げる飾り。佩(お)び物。 [接尾](佩)助数詞。刀剣を数える語。
ハイ
[名・形動] 1 感情・気分が高揚していること。興奮していること。また、そのさま。「—な気分になる」 2 多く、複...
はい
[感] 1 丁寧に応答するとき、また、相手の言葉に肯定の意を示すときに発する語。「—、よく分かりました」 2 名を...
ハイ‐ディーピーアイ
⇒高dpi
ハイ‐アイポイント
カメラ、双眼鏡、望遠鏡において、アイレリーフを長くしたもの。眼鏡などを装着したまま、視野全体を見渡すことができる。...
はい‐あが・る【這い上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 はって上がる。はうようにして上にあがる。「がけを—・る」 2 苦労して悪い状態を切り抜ける。...
ハイ‐アクティブ
⇒正論理
はい‐あつ【背圧】
蒸気機関・内燃機関で排出される蒸気やガスの圧力。
はいあつ‐タービン【背圧タービン】
蒸気を大気圧以上の圧力で排出するタービン。動力とともに作業用の低圧蒸気も得られる。
ハイアニス
米国マサチューセッツ州南東部の半島、コッド岬の中心地。沖合のナンタケット島やマーサズビニヤードと航路で結ばれる。ケ...
ハイ‐アライ
スペインの球技。敵味方の選手が、手にはめたラケットで硬球を壁に交互に打ちつけて得点を争うもの。17世紀にバスク地方...
ハイアラーキー
⇒ヒエラルヒー
ハイアロクラスタイト
高温の溶岩や岩脈が水に接することによって生じる火山岩。溶岩が急激に冷却し、収縮・破砕することで形成され、しばしばガ...
はい‐あん【廃案】
議決・採用されずに廃止となった議案・提案など。「審議未了のために—となる」
ハイ‐アングル
被写体を高い位置から見下ろす角度。俯角(ふかく)。また、その位置から撮影すること。
ハイアール‐グループ
中国の家電メーカー。1984年設立。冷蔵庫、洗濯機などの家電製品の製造・販売で世界有数のシェアをもつ。日本では、2...
はい‐い【配位】
[名](スル)錯体の中で、中心原子の周りの空間に配位子が配列して結合すること。また、結晶中の一つの原子を近接の電子...
はい‐い【配意】
[名](スル)心をくばること。心くばり。配慮。「他人の気持ちに十分—する」
はい‐い【廃位】
[名](スル)強要して君主をその位から去らせること。「奸臣に—させられる」
はいい‐かごうぶつ【配位化合物】
一つの原子あるいはイオンに、他のイオンあるいは分子が配位結合によって結合している化合物。錯化合物(さくかごうぶつ)...
はいい‐けつごう【配位結合】
錯体中の中心原子に対し、配位子がそれを取り巻いている形式の結合。中心原子との間に、配位子のもつ電子対が提供されるこ...
はいい‐こうぶんし【配位高分子】
多座配位子の高分子と金属イオンからなる錯体が、連続的に連なった構造をもつもの。一般に水に不溶の固体で、耐熱性や耐水...
はいい‐し【配位子】
錯体あるいは錯化合物の中で、中心原子に結合しているイオンあるいは分子など。リガンド。
はい‐いし【灰石】
火砕流の堆積物に由来する、一部が再び溶けたような組織をもつ火山砕屑岩(さいせつがん)。暗灰色をし、阿蘇山や鹿児島湾...
はいい‐すう【配位数】
錯体などで、中心原子に配位結合をすることのできる配位子の数。6、4、2などになるものが多い。
はい‐いり【這ひ入り】
1 這って中にはいること。「ともし火の消えて、—に暗ければ」〈かげろふ・下〉 2 門の入り口。はいり口。「妹が家の...
はい‐い・る【這ひ入る】
[動ラ四]這って中へはいる。「村雨のまぎれにて、え知り給はぬに、かろらかにふと—・り給ひて」〈源・賢木〉
はい‐いろ【灰色】
1 灰のような、白と黒との中間の色。ねずみ色。グレー。 2 希望がなく暗い気持ちで活気のないこと。「—の日々を送る...
はいいろかび‐びょう【灰色黴病】
イチゴなどの花や果実に、不完全菌のボトリチス・シネレアが寄生し、灰色のカビができて腐敗する病害。湿度が高いと発生が多い。
はいいろ‐がん【灰色雁】
カモ科の鳥。全長82センチくらい。全体に灰褐色でくちばし・足が桃色。ユーラシアの温帯以北に分布し、ヨーロッパ系ガチ...
はいいろ‐ぎつね【灰色狐】
イヌ科の哺乳類。分類上はキツネよりもタヌキに近い。体長約60センチ、尾長約30センチ。背面は灰色、腹と四肢は赤褐色...
はいいろ‐ぐま【灰色熊】
ヒグマの亜種。体長約2.5メートル、体重360キロ。肉食性が強く、気も荒い。北アメリカの森林にすむ。グリズリー。
はいいろ‐ごけぐも【灰色後家蜘蛛】
ヒメグモ科のクモ。体長は、雄4〜5ミリ、雌7〜10ミリ。体色は灰白色や褐色などさまざま。雌は強い毒をもつが、性質は...
はいいろのつき【灰色の月】
志賀直哉の短編小説。昭和21年(1946)1月、「世界」誌の創刊号に発表。昭和23年(1948)刊行の作品集「翌年...
はいいろ‐の‐のうさいぼう【灰色の脳細胞】
英国の推理作家アガサ=クリスティの作品に登場する名探偵エルキュール=ポアロが、すぐれた洞察力をもつ自身の頭脳をさし...
はいいろのほくへき【灰色の北壁】
真保裕一による短編小説。同作を表題作とする山岳ミステリー小説集は、ほかに「雪の慰霊碑」「黒部の羆(ひぐま)」の2作...
はいいろ‐ペリカン【灰色ペリカン】
ペリカン科の鳥。全長約1.2メートル。全体に白みがかった灰色で、くちばしは桃色に灰色の斑点がある。南アジア南部に分...