ひ‐う【非有】
1 仏語。有(う)でないこと。存在しないこと。 2 ⇒非存在
ひ‐う【飛宇】
《「宇」は軒(のき)の意》高い軒。また、軒の高い家。飛檐(ひえん)。飛軒。
ひ‐う【飛雨】
風に飛ばされながら降る激しい雨。
ひ‐うお【干魚/乾魚】
魚を、内臓を取り除いて乾燥したもの。魚の干物。ほしざかな。ほしうお。
ひ‐うお【氷魚】
アユの稚魚。2、3センチ程度で体はほとんど半透明。秋から冬にかけて琵琶湖でとれるものが有名。ひお。
ひ‐うち【火打ち/燧】
1 火打ち石と火打ち金(がね)とを打ち合わせて火を出すこと。また、その道具。 2 建築で、ひずみを防ぐために、水平...
ひうち‐いし【火打ち石/燧石】
玉髄に似た石英の一種。緻密(ちみつ)で硬く、灰色や黒色のものが多い。火打ち金と打ち合わせて発火させ、火打ち道具とし...
ひうち‐いた【火打ち板】
ふすまの枠組みを固定させるため、四隅に打ち付ける三角形の板。
ひうち‐かえ【火打ち替え】
1 不浄のことがあったとき、穢(けが)れをはらうために炉の火を新しくすること。 2 新年を迎えるにあたり、炉の火種...
ひうち‐が‐だけ【燧ヶ岳】
福島県南西部にある火山。標高2356メートル。南麓に尾瀬沼や湿原がある。
ひうち‐がね【火打ち金/燧鉄】
火打ち石と打ち合わせて発火させる鋼鉄片。火打ち鎌(がま)。火口金(ほくちがね)。
ひうち‐がま【火打ち鎌】
「火打ち金(がね)」に同じ。〈和英語林集成〉
ひうち‐どうぐ【火打ち道具】
火打ちに用いる道具。火打ち石・火打ち金・火口(ほくち)など。
ひうち‐なだ【燧灘】
瀬戸内海中南部の海域。香川県の三崎半島と愛媛県の高縄半島との間で、魚島(うおしま)・四阪(しさか)島などがあり、四...
ひうち‐ば【火打ち羽】
鷹(たか)の翼の最下部の羽。「藤の先は、—の長(たけ)にくらべて切りて」〈徒然・六六〉
ひうち‐ばこ【火打ち箱】
1 火打ち道具を入れておく箱。「—をさがし、やうやうに火をおこして」〈人・梅児誉美・初〉 2 狭い家をあざけってい...
ひうち‐ぶくろ【火打ち袋】
火打ち道具を入れて携帯する袋。旅行や軍陣などに携行した。
ひうち‐やま【火打山】
新潟県南西部、糸魚川(いといがわ)市と妙高市の境にあるピラミッド形の山。妙高連峰の最高峰で、標高2462メートル。...
ひ‐うつり【日映り】
日の光が映って輝くこと。「籬(まがき)の菊に—のおかしきを」〈一葉・やみ夜〉
ひ‐うつり【火移り】
火が燃え移ること。
ひう‐ひくう【非有非空】
仏語。いっさいのものは、有るのでもなく無いのでもない、いずれにも偏らないものであること。中道。
ひ‐うん【非運/否運】
運命が開けないこと。運がないこと。ふしあわせ。不運。⇔幸運。
ひ‐うん【飛雲】
風に吹かれて飛んでいく雲。
ひ‐うん【秘蘊】
物事の奥底。学問・技芸などの秘訣(ひけつ)。奥義。「人情の—を発(ひら)きて」〈逍遥・小説神髄〉
ひ‐うん【悲運】
悲しい運命。「—の最期」
ひうん‐かく【飛雲閣】
京都の西本願寺境内にある3層の楼閣建築。国宝。豊臣秀吉の造営した聚楽第(じゅらくだい)の遺構と伝えられる。
ひうんどうせい‐ねつさんせい【非運動性熱産生】
⇒ニート(NEAT)