ひ‐ぜき【火堰】
ボイラーなどの炉の火格子(ひごうし)の奥に耐火煉瓦(れんが)で築いた突起。燃料が後方に落ちないようにし、また燃焼を...
ひ‐ぜせり【火挵り】
手すさびに炭火などをつつき回すこと。火いじり。「火箸手草の—して」〈浄・聖徳太子〉
ひ‐ぜに【日銭】
1 毎日収入として手元に入る銭。「—が入る商売」 2 毎日いくらかずつ返済する契約で貸す金銭。日済(ひな)し金(がね)。
ひ‐ぜめ【火攻め】
火を放って攻めること。
ひ‐ぜめ【火責め】
火を使ってする拷問(ごうもん)。
ひぜん【肥前】
旧国名の一。西海道に属し、現在の佐賀県と、壱岐(いき)・対馬(つしま)を除く長崎県にあたる。肥州。
ひ‐ぜん【皮癬】
「疥癬(かいせん)」に同じ。
ひぜんかしま‐ひがた【肥前鹿島干潟】
佐賀県鹿島市にある干潟。有明海に流れ込む塩田川・鹿島川の河口に位置する。シギ・チドリなど渡り鳥の中継地および越冬地...
ひぜん‐ざ【肥前座】
江戸の人形浄瑠璃劇場。杉山(江戸)肥前掾(ひぜんのじょう)が寛文(1661〜1673)から貞享(1684〜1688...
ひぜん‐だに【皮癬蜱】
ヒゼンダニ科のダニ。体長0.3ミリほどで、円盤形をし、第1・2歩脚に吸盤をもつ。人間の皮膚に寄生し、疥癬(かいせん...
ひぜん‐の‐くに【肥前国】
⇒肥前
ひぜんふどき【肥前風土記】
奈良時代の肥前国の地誌。1巻。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一。肥前国風土記。
ひぜん‐ぶし【肥前節】
1 古浄瑠璃の一。杉山丹後掾(たんごのじょう)の子の杉山肥前掾が江戸で語ったもので、寛文(1661〜1673)ごろ...
ひぜん‐もの【肥前物】
肥前の刀工、忠吉(ただよし)一家およびその門人が鍛えた新刀の総称。