ひ‐そ【砒素】
窒素族元素の一。金属と非金属との中間的性質をもつ。単体は灰色・黄色・黒色の3種があるが、灰色砒素が普通で、金属砒素...
ひ‐そ【飛鼠】
コウモリの別名。
ひ‐そう【皮相】
[名・形動] 1 物事の表面。うわべ。うわっつら。「西洋文明の—を模倣するのみで」〈藤村・夜明け前〉 2 うわべだ...
ひ‐そう【皮層】
植物の茎や根の、表皮と中心柱との間の層。主に柔細胞からなる。地上茎では葉緑体を含み光合成を営むことが多く、地下茎・...
ひ‐そう【肥痩】
地味やからだの、肥えていることとやせていること。肥瘠(ひせき)。
ひ‐そう【非想】
「非想天」の略。
ひ‐そう【疲痩】
[名](スル)つかれはて、やせること。「恍として夢み惚として覚め…而して為に肢身の—せる」〈菊亭香水・世路日記〉
ひ‐そう【悲壮】
[名・形動]悲しい中にも雄々しくりっぱなところがあること。また、そのさま。「—な決意」 [派生]ひそうさ[名]
ひ‐そう【悲愴】
[名・形動]悲しく痛ましいこと。また、そのさま。「—な面持ち」「—感」 [派生]ひそうさ[名]
ひそう【悲愴】
《原題、(フランス)La Pathétique》ベートーベンのピアノソナタ第8番の標題。ハ短調。1798年ごろの作...
ひ‐ぞう【秘蔵】
[名](スル)《古くは「ひそう」》 1 人にはあまり見せずに大切にしまっておくこと。また、そのもの。「書画骨董を—...
ひそう‐しゃ【被葬者】
墓に葬られた人。埋葬者。
ひそう‐せき【砒霜石】
「砒石(ひせき)」に同じ。
ひそうぞく‐にん【被相続人】
相続される人。相続人が相続によって承継する財産や権利義務のもとの所有者。
ひそう‐てん【非想天】
「非想非非想天(ひそうひひそうてん)」の略。
ひそうひひそう‐てん【非想非非想天】
仏語。無色界の第四天で、三界の最頂部。ここに生まれる者は粗雑な煩悩(ぼんのう)がないから非想といい、微細な煩悩がま...
ひそう‐び【悲壮美】
美学で、悲劇性の中で崇高さを伴って現れる美。
ひ‐そうようせい【非相溶性】
複数の物質を混合した場合、分離して混ざり合わない性質。水と油などを指す。⇔相溶性。
ひそ‐か【密か/窃か/私か】
[形動][文][ナリ] 1 人に知られないように物事をするさま。「—に計画する」「—に思いを寄せる」 2 公のもの...
ひそか‐ごと【密か事】
ひそかにすること。みそかごと。「臣(やつかれ)等、其の—を知らず」〈舒明紀〉
ひ‐そく【秘色】
1 《王家以外の使用を禁じたところから》中国の越州窯で、晩唐から五代にかけて作られた良質の青磁。花鳥・竜など、優美...
ひそく‐いろ【秘色色】
1 染め色の名。瑠璃(るり)色。 2 襲(かさね)の色目の名。表は縦糸が紫、横糸が青で、裏は薄色のもの。
ひそ‐ざい【砒素剤】
成分中に砒素を含む薬剤。
ひ‐そすう【非素数】
⇒合成数
ヒソップ
シソ科ヤナギハッカ属の香辛野菜。葉にはハッカのような芳香がある。魚・肉料理に用いる。
ひそ‐でら【比曽寺/比蘇寺】
奈良県吉野郡大淀町にあった寺。聖徳太子の創建と伝えられるが未詳。礎石・瓦などが残っている。
ひそ‐ひそ
[副] 1 他人に聞こえないように小声で話すさま。「—(と)相談する」 2 物音もなく、ひっそりとしているさま。ま...
ひそひそ‐ばなし【ひそひそ話】
他人に聞こえないように小声でする話。ないしょ話。
ひそま・る【潜まる】
[動ラ五(四)] 1 見えないように隠れる。「魚が岩の陰に—・っている」 2 静かになる。ひっそりする。「鳥は…皆...
ひそみ【顰み/嚬み】
眉間(みけん)にしわを寄せ顔をしかめること。
顰(ひそ)みに倣(なら)・う
《「荘子」天運から》善し悪しも考えずに、やたらに人のまねをする。また、他人にならって物事をするのを謙遜していう言葉...
ひそみ‐ね【潜み音】
ひそんだ声。ひそかな鳴き声。しのびね。「夕しぐれ蟇(がま)—に愁ふかな」〈蕪村句集〉
ひそ・む【潜む】
[動マ五(四)] 1 ひそかに隠れる。隠れて静かにする。「昆虫が物陰に—・む」 2 内部に隠れて外に現れない状態に...
ひそ・む【顰む/嚬む】
[動マ四] 1 口などがゆがむ。「口—・むも知らず」〈宇津保・忠こそ〉 2 べそをかく。泣き顔になる。「背きぬる世...
ひそ‐めき【密めき】
小声で話すこと。ささやき。
ひそ‐め・く【密めく】
[動カ五(四)] 1 ひそひそと話す。ささやく。「—・くような話し方」 2 ひそかに物事をする。「其の夜、兵衛の佐...
ひそ・める【潜める】
[動マ下一][文]ひそ・む[マ下二] 1 身を隠す。「暗やみに身を—・める」 2 音・声などが出ないようにする。「...
ひそ・める【顰める/嚬める】
[動マ下一][文]ひそ・む[マ下二]不快や不満などのために、眉のあたりにしわを寄せる。顔をしかめる。「マナーの悪さ...
ひそ‐やか【密やか】
[形動][文][ナリ] 1 ひっそりとしているさま。もの静かなさま。「—に夜の雨が降る」 2 人に知られないように...
ひ‐そん【干損/日損】
日照りのために田畑が乾いて損害を受けること。旱損(かんそん)。「今から—も水損もいかぬやうにして下され」〈続狂言記...
ひ‐そんざい【非存在】
《(ギリシャ)mē on》ギリシャ哲学の存在論で用いられる概念。存在しないこと、存在しないもの、あるものの欠如、思...