ひた【引板】
《「ひきいた」の音変化》「鳴子(なるこ)」に同じ。《季 秋》「わが門のむろのはや早稲かり上げておくてにのこる—の音...
ひた【日田】
大分県西部、筑後川上流域にある市。もと城下町。日田杉を産し木工業が盛ん。広瀬淡窓の私塾咸宜園(かんぎえん)跡がある...
ひた【直】
[語素] 1 ㋐動詞や動詞の連用形名詞の上に付いて、いちずに、ひたすら、の意を表す。「—走る」「—隠し」 ㋑同じ動...
ひた‐あお【直青】
[名・形動ナリ]一面に青いこと。真っ青なこと。また、そのさま。「随身も皆—なる装束をして」〈今昔・二八・二一〉
ひた‐あやまり【直謝り】
ひたすらに罪をわびること。ひらあやまり。「—に謝る」
ひたい【額】
1 顔の上部の、髪の生えぎわと眉(まゆ)との間の部分。おでこ。 2 冠・烏帽子(えぼし)などの前額に当たる部分。厚...
ひ‐たい【避退】
[名](スル)危険をさけて、その場を離れること。退避。
ひたい‐あて【額当て】
1 冠の額に当てて巾子(こじ)の後部で結ぶひも。抹額(まっこう)。 2 「額金(ひたいがね)」に同じ。
ひたい‐えぼし【額烏帽子】
1 烏帽子の代用として、三角形の黒い絹や紙の底辺にひもをつけて額に当て後頭部で結んだもの。主に子供がつけた。 2 ...
ひたい‐がね【額金】
武者が、軍用の鉢巻の額の部分に入れた薄い銅や鉄の薄板。額当て。
ひたい‐がみ【額髪】
1 額にかかる髪。まえがみ。ぬかがみ。 2 女性の額から左右に分けて頰(ほお)や肩まで垂らした髪。「—もしとどに泣...
ひたい‐がみ【額紙】
⇒紙烏帽子(かみえぼし)3
ひたい‐ぎわ【額際】
額の髪の毛の生えぎわ。こうぎわ。
ひ‐たいしょう【非対称】
1 ものとものとが互いに対応せず、つりあっていないこと。 2 二つの図形が、対称2の関係にないこと。
ひたいしょう‐あんごうか【非対称暗号化】
⇒公開鍵暗号
ひたいしょう‐かぎあんごう【非対称鍵暗号】
⇒公開鍵暗号
ひたいしょうかぎあんごうか‐ほうしき【非対称鍵暗号化方式】
⇒公開鍵暗号
ひたいしょうがた‐デジタルかにゅうしゃかいせん【非対称型デジタル加入者回線】
⇒エー‐ディー‐エス‐エル(ADSL)
ひたいしょうがた‐マルチプロセッサー【非対称型マルチプロセッサー】
⇒エー‐エス‐エム‐ピー(ASMP)
ひたいしょうがた‐マルチプロセッシング【非対称型マルチプロセッシング】
⇒エー‐エス‐エム‐ピー(ASMP)
ひたいしょうきせい‐せいど【非対称規制制度】
事業者に応じて異なる規制をかけること。競争の促進を目的に、市場を支配する大手事業者への規制に比べ、新規参入者への規...
ひたいしょう‐キーあんごうか【非対称キー暗号化】
⇒公開鍵暗号
ひたいしょうキーあんごうか‐ほうしき【非対称キー暗号化方式】
⇒公開鍵暗号
ひたいしょう‐ジメチルヒドラジン【非対称ジメチルヒドラジン】
⇒ユー‐ディー‐エム‐エッチ(UDMH)
ひたいしょう‐ど【非対称度】
⇒歪(わい)度
ひ‐たいじゅう【比体重】
人間の形態を表す指数の一。体重を身長で割って100倍した数値。少ないほどやせた体型になる。
ひたい‐じろ【額白】
「月白(つきじろ)」に同じ。
ひ‐たいせき【比体積】
⇒比容(ひよう)
額(ひたい)垂(た)・る
《「そる」という語を忌み嫌っていう語》額をそる。「あんまりよい月影に、—・れうと思うて」〈浄・重井筒〉
ひたい‐つき【額付き】
額のようす。額ぎわの格好。「頭(かしら)つき、—ものあざやかに」〈源・空蝉〉
ひたい‐つき【額突き/額月】
1 「月代(さかやき)」に同じ。「—の跡もってのほかにさがりたれば」〈太平記・二一〉 2 《形が1に似るところから...
ひたい‐なおし【額直し】
江戸時代の男子の半元服の儀式。半元服にあたって、額の角(すみ)の髪をそり、角前髪にしたことによる。
額(ひたい)に汗(あせ)・する
汗を流して仕事に励む。一生懸命に仕事をする。「—・してかせぐ」
額(ひたい)に箭(や)は立(た)つとも背(そびら)に箭(や)は立(た)たず
額に矢を受けようとも背中に受けることはない。絶対に退却しないということ。
ひたい‐わた【額綿】
⇒綿帽子(わたぼうし)1
額(ひたい)を集(あつ)・める
顔を寄せ合って相談する。集まって相談する。鳩首(きゅうしゅ)する。「—・めて相談する」
額(ひたい)を合(あ)わ・せる
額と額とがくっつくほど近くに寄る。「—・せて何事か企む」
ひた‐え【直柄】
1 まっすぐな刀の柄(つか)。また、作りつけになっている用具の柄(え)。 2 用具そのものの形が握る部分を兼ね備え...
ひたえ‐の‐ひさご【直柄の瓠】
瓢箪(ひょうたん)を縦に二つ割りにしたひしゃく。柄がなくても握れるところからの称。
ひた‐おし【直押し】
ただひたすら押すこと。また、しゃにむに押し進むこと。「—に押す」
ひた‐おもて【直面】
[名・形動ナリ] 1 面と向かい合うこと。また、そのさま。「ただかう殿上人の—にさしむかひ」〈紫式部日記〉 2 ⇒...
ひた‐おもむき【直趣】
[名・形動ナリ]いちずであること。また、そのさま。「あまり—におほどかにあてなる人は、世の有様も知らず」〈源・若菜下〉
ひた‐かくし【直隠し】
ひたすらに隠すこと。「事件を—にする」
ひた‐かく・す【直隠す】
[動サ五(四)]《「ひたかくし」の動詞化》ひたすらに隠す。「正体を—・す」
ひた‐かぶと【直兜/直甲】
一同そろって鎧(よろい)兜に身を固めること。また、その人々。「—三百余騎、河原坂の宿所へ押し寄せて」〈平家・三〉
ひたかみ‐の‐くに【日高見国】
古代蝦夷(えぞ)の領域の一。今の北上川下流、仙台平野あたりという。
ひたき【鶲/火焼】
1 スズメ目の一科。ツグミ属・ノゴマ属・ノビタキ属・イソヒヨドリ属・キビタキ属・オオルリ属などに分類される。「ツグ...
ひ‐たき【火焼き/火焚き】
1 火をたくこと。 2 昔、夜間の照明や警護のために、かがり火や庭火などをたいたこと。また、その役目。「御—の老人...
ひたき‐や【火焼き屋】
1 宮中で、庭火・かがり火をたいて夜を守る衛士(えじ)の詰めていた小屋。 2 宮中・野の宮などで、斎火(いむび)を...
ひた‐ぎり【直切り/直斬り】
切りまくること。また、そのさま。めった切り。「怒りて、—に斬り落としつ」〈徒然・八七〉