ひと‐あい【人間】
人づきあい。交際。「—、心様、優に情けありければ」〈平家・八〉
ひと‐あか【人垢】
1 人の肌や衣類などについた垢。 2 他人の垢。
ひと‐あか【ヒト亜科】
霊長目ヒト科を構成する亜科の一つ。ゴリラ族とヒト族に分かれる。1300万年前にオランウータンとの共通の祖先から分岐...
人垢(ひとあか)は身(み)につかぬ
他人から奪い取った物は、一時は自分の物になっても長くは身につかない。
ひと‐あきびと【人商人】
「人買い」に同じ。「—の、人あまた具して下りける中に」〈沙石集・九〉
ひと‐あし【一足】
1 歩くときのひとまたぎ。一歩。「—踏み出す」 2 わずかな距離。また、わずかな時間。「駅まではもう—だ」「—先に...
ひと‐あし【人足】
1 人のゆきき。往来。「—がしげくなる」 2 「人繞(にんにょう)」に同じ。
ひとあし‐ちがい【一足違い】
ほんのわずかな時間のずれ。「—で終電に間に合わなかった」
ひと‐あしらい【人あしらい】
人のもてなし方。人との応対。「—が上手な人」
ひと‐あじ【一味】
ちょっとした味の加減。比喩的にも用いる。「—足りない汁物」「—違うドラマ」
ひと‐あせ【一汗】
ひとしきり汗をかくこと。また、ひと働きすること。「ジョギングで—かく」
ひと‐あぞく【ヒト亜族】
霊長目ヒト科ヒト亜科ヒト族を構成する亜族。500万年〜600万年前にチンパンジーとの共通の祖先から分岐したと推定さ...
ひと‐あたり【一当(た)り】
[名](スル) 1 その人やその事柄に一度当たってみること。「引き受けてくれるかどうか—してみる」 2 すべての相...
ひと‐あたり【人当(た)り】
人と会った際などに、相手に与える感じや印象。「—が柔らかい」
ひと‐あて【一当て】
[名](スル) 1 一度当てること。「馬にむちを—する」 2 投機・商売・賭(か)け事などでひともうけすること。「...
ひと‐あと【人跡】
人の通った足跡。じんせき。
ひと‐あな【人穴】
火山のふもとなどにある洞穴。溶岩の表面が固まり、内部の固まっていない部分が流出してできたもの。昔、人が住んだといい...
ひと‐あめ【一雨】
1 ひとしきり降る雨。ひとしめり。「—欲しいところだ」 2 雨が一度降ること。「—ごとに春めく」
一雨(ひとあめ)ありそう
1 雨が降りだす気配がある。 2 何か騒動が起こる予感がする。「—な部屋の空気」
ひと‐あらため【人改め】
1 関所や番所などで通る人を調べること。 2 ⇒人別改(にんべつあらため)
人(ひと)有(あ)る中(なか)に人(ひと)無(な)し
人はたくさんいるが、真に役に立つ人物はなかなかいない。
ひと‐あれ【一荒れ】
[名](スル)天候がひとしきり荒れること。転じて、人の機嫌が悪くなること。また、もめごとなどが起こること。「—しそ...
ひと‐あわ【一泡】
不意をつき、驚きあわてさせることのたとえ。
一泡(ひとあわ)吹(ふ)か◦せる
相手の不意をついたり、予想外のことをやってのけたりして、驚かせうろたえさせる。「新製品を開発して大手企業に—◦せる」
ひと‐あんしん【一安心】
[名](スル)ひとまず安心すること。「無事との知らせに—する」