ひと‐なか【人中】
大勢のいる場所。衆人の中。また、世間。「—へ出る」「—でもまれる」
ひと‐なかせ【人泣かせ】
[名・形動]人に迷惑をかけて、困らせること。また、その行為や、そのさま。「—な雨」「—な注文ばかりつける」
ひと‐ながれ【一流れ】
1 一筋の流れ。一つの川。 2 一つの流派。一派。 3 1本の旗や幟(のぼり)。一旒(いちりゅう)。
ひと‐なだれ【人雪崩/人頽れ】
群衆がなだれ落ちること。また、押し合いながらなだれのように一方に動くこと。「—が狭い出口の方へと押合う間(うち)に...
ひと‐なつかし・い【人懐かしい】
[形][文]ひとなつか・し[シク]ことさら人が懐かしく思われる。人恋しい。「—・い気持ちが募る」
ひと‐なつこ・い【人懐こい】
[形]すぐに打ちとけて親しみやすい。ひとなつっこい。「—・い笑顔」
ひと‐なぬか【一七日】
死後7日目の忌日。初七日(しょなぬか)。いちしちにち。ひとなのか。
ひと‐なぶり【人嬲り/人弄り】
人をからかってなぐさみものにすること。「さすだけの大宮人は今もかも—のみ好みたるらむ」〈万・三七五八〉
ひと‐なみ【人波】
大勢の人が波のように押し合って動くこと。「—にのまれる」「—を縫って進む」
ひと‐なみ【人並(み)】
[名・形動]世間一般の人と同じ程度であること。また、そのさま。世間並み。「—な(の)暮らし」
人並(ひとな)み勝(すぐ)・れる
普通よりもかけ離れて優秀である。「—・れた記憶力」
ひとなみ‐なみ【人並(み)並(み)】
[名・形動]「人並み」に同じ。「—な(の)働きをする」
人並(ひとな)み外(はず)・れる
性質・状態などが普通の人からかけ離れて異なる。「—・れた巨体」
ひと‐な・る【人成る】
[動ラ四]成人する。人と成る。「弟国彦が乳にて—・り給へば」〈浄・日本武尊〉
ひと‐なれ【人慣れ/人馴れ】
[名](スル) 1 人づきあいになれていること。「—した物腰」 2 動物が人間になつくこと。「—しない野性馬」
ひと‐な・れる【人慣れる/人馴れる】
[動ラ下一][文]ひとな・る[ラ下二] 1 人づきあいになれる。「年の割に—・れている」 2 動物などが人間になつ...