ひうち‐が‐だけ【燧ヶ岳】
福島県南西部にある火山。標高2356メートル。南麓に尾瀬沼や湿原がある。
ひうち‐がね【火打ち金/燧鉄】
火打ち石と打ち合わせて発火させる鋼鉄片。火打ち鎌(がま)。火口金(ほくちがね)。
ひうち‐がま【火打ち鎌】
「火打ち金(がね)」に同じ。〈和英語林集成〉
ひうち‐どうぐ【火打ち道具】
火打ちに用いる道具。火打ち石・火打ち金・火口(ほくち)など。
ひうち‐なだ【燧灘】
瀬戸内海中南部の海域。香川県の三崎半島と愛媛県の高縄半島との間で、魚島(うおしま)・四阪(しさか)島などがあり、四...
ひうち‐ば【火打ち羽】
鷹(たか)の翼の最下部の羽。「藤の先は、—の長(たけ)にくらべて切りて」〈徒然・六六〉
ひうち‐ばこ【火打ち箱】
1 火打ち道具を入れておく箱。「—をさがし、やうやうに火をおこして」〈人・梅児誉美・初〉 2 狭い家をあざけってい...
ひうち‐ぶくろ【火打ち袋】
火打ち道具を入れて携帯する袋。旅行や軍陣などに携行した。
ひうち‐やま【火打山】
新潟県南西部、糸魚川(いといがわ)市と妙高市の境にあるピラミッド形の山。妙高連峰の最高峰で、標高2462メートル。...
ひ‐うつり【日映り】
日の光が映って輝くこと。「籬(まがき)の菊に—のおかしきを」〈一葉・やみ夜〉
ひ‐うつり【火移り】
火が燃え移ること。
ひう‐ひくう【非有非空】
仏語。いっさいのものは、有るのでもなく無いのでもない、いずれにも偏らないものであること。中道。
ひ‐うん【非運/否運】
運命が開けないこと。運がないこと。ふしあわせ。不運。⇔幸運。
ひ‐うん【飛雲】
風に吹かれて飛んでいく雲。
ひ‐うん【秘蘊】
物事の奥底。学問・技芸などの秘訣(ひけつ)。奥義。「人情の—を発(ひら)きて」〈逍遥・小説神髄〉
ひ‐うん【悲運】
悲しい運命。「—の最期」
ひうん‐かく【飛雲閣】
京都の西本願寺境内にある3層の楼閣建築。国宝。豊臣秀吉の造営した聚楽第(じゅらくだい)の遺構と伝えられる。
ひうんどうせい‐ねつさんせい【非運動性熱産生】
⇒ニート(NEAT)
ひえ【冷え】
1 冷えること。気温が下がること。「朝方の—」 2 からだ、特に腰から下が冷えること。また、その病気。「—性」
ひえ【稗/穇】
イネ科の一年草。高さ1〜2メートルに達し、葉は細長くイネに似る。夏、円柱状の穂をつけ、小さい実を結ぶ。実を食用や鳥...
ひえ【比叡】
「比叡山(ひえいざん)」の略。 延暦寺(えんりゃくじ)の異称。
ひ‐え【緋衣】
緋色の袈裟(けさ)または法衣。緋の衣(ころも)。
ひえ‐あたり【冷え中り】
冷えたのが原因で病気になること。〈和英語林集成〉
ひえいが‐デジタルコンテンツ【非映画デジタルコンテンツ】
⇒オー‐ディー‐エス(ODS)
ひえい‐ざん【比叡山】
京都市と大津市とにまたがる山。二峰からなり、東の大比叡(おおひえ)は標高848メートル、西の四明ヶ岳は839メート...
ひえいざん‐ばん【比叡山版】
⇒叡山版(えいざんばん)
ひ‐えいり【非営利】
経済的な利益を目的としないで活動すること。活動から生じた剰余金は、関係者間で分配せず、社会的・公共的な活動に再投資...
ひえいり‐そしき【非営利組織】
⇒非営利団体
ひえいり‐だんたい【非営利団体】
営利を目的とせずに活動する団体。特に、非営利で社会貢献活動や公益活動を行うボランティア・市民団体などのNPO(民間...
ひえいり‐ほうじん【非営利法人】
営利を目的としない法人。一般社団法人・一般財団法人、公益法人、NPO法人、中間法人、社会福祉法人、学校法人などのこ...
ひえ‐い・る【冷え入る】
[動ラ四] 1 寒さが身にしみとおる。冷えきる。「雪の降りたりし暁に立ちやすらひて、わが身も—・るやうにおぼえて」...
ひえ‐おろし【比叡颪】
比叡山から吹きおろす風。
ひ‐えき【飛駅】
1 律令制の駅制で、緊急の場合に用いられた施設とその使者。 2 中世以後、早馬(はやうま)・飛脚などによって緊急の...
ひ‐えき【裨益/埤益】
[名](スル)助けとなり、役立つこと。「今後の研究に—するところが大きい」
ひえ‐き・る【冷え切る】
[動ラ五(四)] 1 すっかり冷えてしまう。「からだが—・る」 2 愛情・熱意などがすっかりなくなる。「二人の仲が...
ひえ‐こみ【冷え込み】
気温がひどく下がること。寒さが強くなること。「朝夕の—が厳しくなる」
ひえ‐こ・む【冷え込む】
[動マ五(四)] 1 気温がひどく下がる。寒さが厳しくなる。「朝方はかなり—・む」 2 からだの中まで冷えてしまう...
ひえ‐しょう【冷え性】
冷えやすい体質。特に、腰から下が冷えること。女性に多い。
ひえ‐しんとう【日吉神道】
神仏習合の理論を具体化した仏教的神道の一。延暦寺の地主神、日吉(ひえ)の神の本体を仏陀とし、諸神はその根本的仏性の...
ひえ‐じんじゃ【日吉神社】
日吉(ひよし)大社の旧称。
ひえ‐じんじゃ【日枝神社】
東京都千代田区にある神社。旧官幣大社。祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)ほか三神。文明年間(1469〜1487)...
ひえ‐たいしゃ【日吉大社】
⇒ひよしたいしゃ
ひえだ‐の‐あれ【稗田阿礼】
天武天皇の舎人(とねり)。天武天皇の命で帝紀と先代の旧辞(きゅうじ)とを誦習し、和銅4年(711)元明天皇の命で太...
ひ‐えつ【披閲】
[名](スル)書状などを開いてよく見ること。「内外の典籍を—して」〈露伴・運命〉
ひ‐えつ【飛越】
[名](スル)とびこえること。特に、馬術で障害物をとびこえること。
ひえつき‐ぶし【稗搗節】
宮崎県の民謡。東臼杵郡椎葉村地方で、稗をつくときにうたわれた仕事歌。源氏の武士那須大八と平家の娘鶴富姫の情話にまつ...
ひえ‐づくり【日吉造(り)】
神社本殿形式の一。切妻(きりづま)造りの正面と両側面とに1間ずつの庇(ひさし)をつけ、背面に縋破風(すがるはふ)を...
ひえ‐どり【鵯】
ヒヨドリの別名。〈和名抄〉
ひえ‐ばら【冷え腹】
冷気のために腹痛・下痢などを起こすこと。また、そういう腹ぐあい。
ひえ‐びえ【冷え冷え】
[副](スル) 1 冷えきっているさま。非常につめたく感じられるさま。「—(と)した寺の本堂」《季 秋》 2 むな...