ひえ‐まき【稗蒔き】
鉢・水盤などに水を含んだ綿を置いて稗をまき、芽が出たのを青田に見立てて涼感を楽しむ盆栽。《季 夏》「—や疲れたる眼...
ひえ‐まつり【日吉祭】
⇒山王祭(さんのうまつり)1
ひえ‐めし【稗飯】
稗を炊いた飯。また、米に稗をまぜて炊いた飯。
ひえ‐もの【冷え物/冷え者】
冷えてつめたいもの。特に、からだの冷えたもの。「草臥(くたびれ)もので—で」〈咄・露がはなし・二〉
冷(ひ)え物(もの)御免(ごめん)
江戸時代、銭湯で湯船に入る際にいうあいさつの言葉。遊女の寝床にはいる際にふざけて言ったりもする。冷え物でござい。「...
冷(ひ)え物(もの)でござい
「冷え物御免」に同じ。
ヒエラポリス
トルコ南西部にあった古代都市。温泉保養地パムッカレの丘の上に位置する。紀元前2世紀、ペルガモン王国のエウメネス2世...
ヒエラルキー
⇒ヒエラルヒー
ヒエラルヒー
上下関係によって、階層的に秩序づけられたピラミッド型の組織の体系。狭義では、カトリック教会の教皇を頂点とする聖職者...
ひ‐えり【日選り】
日を選ぶこと。吉日を選び定めること。「げに、愛敬のはじめは—して聞こし召すべきことにこそ」〈源・葵〉
ひ・える【冷える】
[動ア下一][文]ひ・ゆ[ヤ下二] 1 温度が下がってあたたかさが失われる。つめたくなる。また、気温がひどく下がる...
ヒエログリフ
古代エジプトの象形文字。聖刻文字。神聖文字。ハイエログリフ。
ヒエロニムス
[340ころ〜420]キリスト教の教父。古代西方教会の聖書学者。教皇秘書などを歴任後、ベツレヘムで修道院の指導にあ...
ボッシュ
[1450ころ〜1516]オランダ、フランドル派の画家。奇怪な空想と鋭い写実とが結びついた特異な画風で知られる。ボス。
ひ‐えん【飛燕】
1 飛んでいるつばめ。《季 春》 2 武道などで、つばめのようにすばやく身をひるがえすこと。「—の早業」 3 旧日...
ひ‐えん【飛檐/飛簷】
1 高く反り上がった軒(のき)。高い軒。飛宇(ひう)。 2 「飛檐垂木(ひえんだるき)」の略。
ひ‐えんざんし【被演算子】
⇒オペランド
ひえん‐そう【飛燕草】
キンポウゲ科の越年草。高さ30〜90センチ。葉は分裂し、裂片は線形。初夏、青・紫色で距(きょ)をもつ花が総状に咲く...
ひえん‐だるき【飛檐垂木】
寺院建築などで、地垂木(じだるき)の先端にのり、軒先までのびている垂木。
ひえんのきょく【飛燕の曲】
箏曲(そうきょく)。組歌。宝暦(1751〜1764)ごろ、安村検校が作曲。李白の詩「清平調」の邦訳を歌詞とする。
ひ‐お【氷魚】
「ひうお(氷魚)」に同じ。《季 冬》 [補説]書名別項。→氷魚
ひお【氷魚】
島木赤彦の第3歌集。大正9年(1920)刊。
ひ‐おい【日覆い】
「ひおおい」の音変化。「葭簀(よしず)の—をかけた家の前に」〈荷風・濹東綺譚〉
ひ‐おう【秘奥】
物事の奥底。特に、学問・技芸などの、たやすく到達することのできない奥深いところ。「芸の—をきわめる」
ひ‐おうぎ【檜扇】
1 ヒノキの細長い薄板を重ね、上端を糸で下端を要(かなめ)で留めた扇。近世の板の数は、公卿は25枚、殿上人は23枚...
ひおうぎ‐あやめ【檜扇菖蒲】
アヤメ科の多年草。中部地方以北の湿地に自生し、高さ約70センチ。葉は剣形で、基部が紫色になる。夏、アヤメに似た紫色...
ひおうぎ‐がい【檜扇貝】
イタヤガイ科の二枚貝。海底の岩石に足糸(そくし)で固着する。貝殻は円形で、殻長9センチくらい。殻表に太い放射状の肋...
ひ‐おおい【日覆い】
1 日光をさえぎるためのおおい。日よけ。ひおい。《季 夏》 2 夏、制帽などの上をおおう白布。
ひおき【日置】
鹿児島県西部、薩摩半島西岸にある市。東シナ海に面し海岸部には吹上浜の砂丘が広がる。平成17年(2005)5月、東市...
ひおき‐し【日置市】
⇒日置
ひ‐おくり【日送り】
1 日を過ごすこと。 2 予定の期日を先へ延ばすこと。日延べ。
ひ‐おけ【火桶】
木製の丸形の火鉢。表面は木地のまま、または漆を塗り、蒔絵(まきえ)などを施し、内側に金属板を張ったもの。《季 冬》
ひ‐おこし【火起(こ)し】
火をおこすこと。また、そのための道具。
ひおし‐こうどう【𨫤押し坑道】
鉱床に沿って、その走向方向に掘り進む坑道。
ヒオス‐とう【ヒオス島】
《Hios/Χίος》ギリシャ、エーゲ海東部の島。中心地はヒオス。東ローマ帝国最盛期に建てられたネアモニ修道院があ...
ひ‐おち【火落ち】
日本酒が、酒蔵での貯蔵中に急激に腐敗すること。乳酸菌の一種である火落ち菌の増殖により起こる。
ひ‐おどし【緋威/火威】
鎧(よろい)の威の一。緋色に染めた革や組紐(くみひも)などで威したもの。また、その鎧。
ひおどし‐ちょう【緋威蝶/緋縅蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)は開張7センチくらいで、表面は朱褐色の地に黒斑があり、外縁に黒色帯がある。裏面は...
ひお‐の‐つかい【氷魚の使】
平安時代、9月から12月まで、山城国宇治・近江(おうみ)国田上の両地から奉る氷魚を受け取るために朝廷が派遣した使者。
ひお‐むし【蜏】
朝に生まれ夕には死ぬという虫。カゲロウの類。また、はかないもののたとえ。「何か、その—に争ふ心にて」〈源・橋姫〉
ひ‐おもて【日面/日表】
日のあたる側。ひなた。「背を刺すような—は、蔭となると流石(さすが)秋の冷たさが跼(うずくま)っていた」〈梶井・あ...
ひ‐おり【引折/日折】
平安時代、内裏の馬場で5月5日に左近衛(さこんえ)の舎人(とねり)、翌日には右近衛の舎人が競馬・騎射をしたこと。ま...
ひおんせい‐エーアールピーユー【非音声ARPU】
《non-voice ARPU》⇒データARPU
ひ‐か【比価】
1 他の物と比較しての価値または価格。 2 ⇒金銀比価
ひ‐か【皮下】
皮膚のすぐ下。皮下組織のある部分。
ひ‐か【非家】
その道の専門家でない人。また、その家柄。門外漢。しろうと。「堪能の—の人にならぶ時、必ずまさる事は」〈徒然・一八七〉
ひ‐か【飛花】
風に飛び散る花。「—落葉」
ひ‐か【悲歌】
[名](スル) 1 悲しんでうたうこと。悲しみをうたった歌。エレジー。哀歌。「—して独り流涕す」〈紅葉・金色夜叉〉...
ひか【悲歌】
《原題、(フランス)Élégies》シェニエの詩作品。草稿のまま残されたもので、執筆年代は1778年ごろまでとされ...
ひ‐かい【鄙懐/卑懐】
いやしい思い。自分の思いをへりくだっていう語。