びた【鐚】
「鐚銭(びたせん)」の略。→鐚一文
びた‐いちもん【鐚一文】
《鐚銭(びたせん)1文の意》ほんのわずかな金。「—負けられない」
び‐たい【媚態】
男にこびるなまめかしい女の態度。また、人にこびへつらい取り入ろうとする態度。
ビタウタスたいこう‐きょうかい【ビタウタス大公教会】
《Vytauto Didžiojo bažnyčia》リトアニア中央部の都市カウナスの旧市街にあるカトリック教会。...
ビタカンファー
樟脳(しょうのう)から作る強心剤の商標名。
びた‐せん【鐚銭】
1 表面の文字が磨滅した、質の粗悪な銭貨。びたぜに。びた。 2 室町中期から江戸初期にかけて私鋳された、永楽銭以外...
びた‐ぜに【鐚銭】
「びたせん」に同じ。「—壱文も残らぬ身代」〈滑・膝栗毛・発端〉
びた‐ひらなか【鐚ひらなか】
《「ひらなか」は半銭の意》きわめて小額の金銭。鐚一文(びたいちもん)。「—才覚ならず」〈浄・忠臣蔵〉
びた‐びた
[副](スル) 不快なほど濡れているさま。「この—する雨気の中に」〈朔太郎・厭らしい景物〉 [形動]に同じ。「まわ...
ビタマー
ビタミンと同様の作用をもつ誘導体。ビタミンAのビタマーとしては、レチナールなどが知られている。
ビタミン
《(ラテン)vita(生命)に必要なアミンの意》微量で生体の正常な発育や物質代謝を調節し、生命活動に不可欠な有機物...
ビタミン‐エー【ビタミンA】
脂溶性ビタミンの一。肝油・卵黄・バターなどに多く含まれ、植物中のカロテンも体内でこれに変化する。A1(レチノール)...
ビタミン‐ビー【ビタミンB】
⇒ビタミンB複合体
ビタミン‐ビーいち【ビタミンB1】
ビタミンB複合体の一。米ぬか・酵母・レバーなどに多く含まれ、糖質代謝に関与。欠乏すると脚気(かっけ)・神経炎などを...
ビタミン‐ビーワン【ビタミンB1】
⇒ビタミンビーいち
ビタミン‐ビーじゅうに【ビタミンB12】
ビタミンB複合体の一。酵母・胚芽(はいが)などに含まれ、ポルフィリンに似たコリン環の中心にコバルトイオンを含む化学...
ビタミン‐ビーツー【ビタミンB2】
⇒ビタミンビーに
ビタミン‐ビーに【ビタミンB2】
ビタミンB複合体の一。酵母・米ぬか・牛乳・肉などに含まれる。フラビン酵素の補酵素として働く。欠乏すると口角炎・舌炎...
ビタミン‐ビーろく【ビタミンB6】
ビタミンB複合体の一。米ぬか・酵母・卵黄などに含まれ、たんぱく質代謝に関与する。欠乏では口内炎・皮膚炎・神経炎など...
ビタミンビー‐ぐん【ビタミンB群】
ビタミンB1・B2・B6・B12、およびニコチン酸・パントテン酸・ビオチン・葉酸・コリン・イノシトールなどの総称。...
ビタミンビー‐ふくごうたい【ビタミンB複合体】
ビタミンB群が混在する複合体。水溶性。初めビタミンBとよばれたが、のちに分離されて単一でないことがわかった。
ビタミン‐シー【ビタミンC】
水溶性ビタミンの一。新鮮な野菜・果物や緑茶などに含まれ、熱に弱く、すぐ分解してしまう。強い還元作用があり、体内の酸...
ビタミン‐ディー【ビタミンD】
脂溶性ビタミンの一。肝油・卵黄・バターなどにビタミンAと共存して含まれ、D2・D3の活性が高い。カルシウム・燐(り...
ビタミン‐イー【ビタミンE】
脂溶性ビタミンの一。野菜・植物性油脂などに多く含まれ、不飽和脂肪酸の過酸化を防ぐ作用をもつ。欠乏では生殖機能の減退...
ビタミンエフ【ビタミンF】
重松清の短編小説集。平成12年(2000)刊行。同年、第124回直木賞受賞。平成14年(2002)テレビドラマ化。
ビタミン‐エフ【ビタミンF】
必須脂肪酸のこと。 [補説]書名別項。→ビタミンF
ビタミン‐エッチ【ビタミンH】
ビオチンの別名。
ビタミン‐ケー【ビタミンK】
《(ドイツ)Koagulierung(凝固)から》脂溶性ビタミンの一。植物界に広く存在するK1、動物で腸内細菌によ...
ビタミン‐エル【ビタミンL】
《lactation(乳汁分泌)から》水溶性ビタミンの一。牛の肝臓と酵母に多く含まれる。ネズミでは催乳に不可欠。
ビタミン‐エム【ビタミンM】
葉酸(ようさん)のこと。
ビタミン‐ピー【ビタミンP】
《permeability(浸透性)から》レモン・ミカンの実や緑茶にビタミンCとともに含まれるルチンとヘスペリジン...
ビタミン‐ピーピー【ビタミンPP】
《pellagra preventive(ペラグラ予防因子)から》ニコチン酸(ナイアシン)のこと。
ビタミン‐キュー【ビタミンQ】
⇒コエンザイムQ10
ビタミンかじょう‐しょう【ビタミン過剰症】
脂溶性ビタミンが肝臓に蓄積されたために起こる中毒症状。ビタミンAでは脳圧亢進(こうしん)・四肢の疼痛(とうつう)な...
ビタミン‐カラー
《(和)vitamin+color》柑橘(かんきつ)類に見られるような明るいビビッドな色調の総称。明るい黄色、緑色...
ビタミンけつぼう‐しょう【ビタミン欠乏症】
ビタミンの摂取不足によって生じる生理機能障害。ビタミンAでは夜盲症、B1では脚気(かっけ)、Cでは壊血病、Dでは佝...
ビタミンよう‐さようぶっしつ【ビタミン様作用物質】
⇒ビタミン様物質
ビタミンよう‐ぶっしつ【ビタミン様物質】
ビタミンに似た生理作用をもつ有機化合物。微量で体内の代謝に重要な役割を担うが、ビタミンとは違って体内で生合成できる...
び‐たん【尾端】
尾のはし。また、物の末端。
び‐たん【鼻端】
はなのさき。はなさき。
ビター
[名・形動] 1 食べ物や飲み物に苦味のあるさま。また、そのもの。「—なママレード」「—チョコ」 2 ホップの味の...
ビター‐オレンジ
1 ミカン科のダイダイのこと。 2 等量のビールとオレンジジュースを混ぜたカクテル。
ビタースイート
[形動] 1 甘くほろ苦いさま。楽しくまた苦しいさま。「—な青春映画」 2 チョコレートに、ほとんど砂糖を加えてい...
ビターズ
植物の根や皮の成分を強いアルコールで浸出して作った苦味の強いリキュール。食前酒用やカクテルなどの香味づけ用がある。
ビターズ‐ボトル
カクテル用の器具で、ビターズ(苦味酒)を入れておくフラスコ形の小びん。→ビターズ
ビター‐チョコ
「ビターチョコレート」の略。
ビター‐チョコレート
ミルクの少ない苦味の強いチョコレート。製菓原料となるプレーンなチョコレートを意味することもある。