ふう【夫/富】
〈夫〉⇒ふ 〈富〉⇒ふ
ふう【封】
[常用漢字] [音]フウ(呉) ホウ(漢) 〈フウ〉 1 出入り口をふさぐ。閉じ合わせる。「封緘(ふうかん)・封鎖...
ふう【風】
[音]フウ(漢) フ(呉) [訓]かぜ かざ ふり [学習漢字]2年 〈フウ〉 1 大気の動き。かぜ。「風雨・風車...
ふう【楓】
[人名用漢字] [音]フウ(漢) [訓]かつら かえで おかつら 1 木の名。マンサク科の落葉樹。フウ。「楓樹」 ...
ふう【諷】
[音]フウ(漢) 1 節をつけてとなえる。「諷詠・諷誦(ふうじゅ)」 2 遠回しに言う。「諷意・諷諫(ふうかん)・...
ふう【二】
「ふ」の音変化。「ひい、—、みい」
ふう【封】
1 文書・袋・箱などを閉じふさぐこと。また、その閉じた部分。「—をする」「—を切る」 2 閉じふさいだ部分につける...
ふう【風】
1 ある地域・社会などの範囲内で一般に行われている生活上の様式。また、やり方・流儀。風俗・習慣。ならわし。「都会の...
ふう【楓】
フウ科の落葉高木。葉は長い柄をもち、手のひら状に大きく三つに裂け、縁にぎざぎざがある。秋に紅葉する。春、新葉ととも...
ふう
[感]相手の話に感心したり、あきれたりしたときに発する語。「—、お客とか」〈滑・浮世風呂・二〉
ふう‐あい【風合(い)】
生地などの手ざわりや外観から受ける感じ。「絹のような—」
ふう‐あつ【風圧】
風が前面に置いた物体に加える圧力。風速の2乗に比例して増加する。
ふう‐い【風位】
風の吹き進む方向。風向(ふうこう)。かざむき。
ふう‐い【風威】
風の威力。風の勢い。「—益々加わり」〈独歩・愛弟通信〉
ふう‐い【諷意】
遠まわしに示された意味。ほのめかした気持ち。「小説に—を寓して世を誡むるの力あるは」〈逍遥・小説神髄〉
ふう‐いん【封印】
[名](スル) 1 封をした証拠として印を押したり証紙をはったりすること。また、その印や証紙。「書類を入れて—する...
ふう‐いん【風韻】
風流なおもむき。風趣。
ふういん‐きり【封印切】
浄瑠璃「冥途(めいど)の飛脚」の中の巻の通称。八右衛門の悪口に逆上した忠兵衛が、屋敷の金300両の封印を切って八右...
ふういん‐つき【封印付き】
1 悪人として世間に知れわたっていること。また、その人。札付き。「—の極悪人」 2 江戸時代、両替屋が通貨をひと包...
ふういんとうはき‐ざい【封印等破棄罪】
公務員が施した封印や差し押さえの表示を損壊・無効にする罪。刑法第96条が禁じ、3年以下の懲役もしくは250万円以下...
ふういんはき‐ざい【封印破棄罪】
⇒封印等破棄罪
ふういん‐ぼく【封印木】
化石の木生シダ。鱗木(りんぼく)類の一種で、石炭紀からペルム紀にかけて栄えた。高さ約30メートル、枝がなく、頂端に...
ふう‐う【風雨】
1 風と雨。「—にさらす」 2 強い風をともなって降る雨。あらし。「—をついて行く」
ふううつよかるべし【風雨強かるべし】
広津和郎の長編小説。昭和8年(1933)から昭和9年(1934)にかけて報知新聞に連載。
ふう‐うん【風雲】
1 風と雲。風や雲。また、自然。 2 事の起こりそうな情勢。「維新の—に際会して身を起し」〈蘆花・不如帰〉 3 竜...
風雲(ふううん)急(きゅう)を告(つ)・げる
今にも大きな変動が起きそうな、さしせまった情勢である。「—・げる政界再編の動き」
ふううん‐じ【風雲児】
社会の変動などに乗じて活躍する英雄的人物。「映画界の—」
ふううん‐の‐かい【風雲の会】
1 激変する世に、明君・賢臣となるべき人物がめぐり会って君臣の義を結ぶこと。 2 すぐれた人物が大望を達成する絶好...
ふううん‐の‐こころざし【風雲の志】
竜が風や雲を得て昇天するように、機会を得て大功を立てたり、立身出世したりしようとする志。
ふううん‐の‐じょう【風雲の情】
大自然の中をさすらいたいという気持ち。
ふう‐えい【諷詠】
[名](スル)詩歌を作ったり、吟じたりすること。「花鳥—」
ふうえいじゅうにがつ【諷詠十二月】
三好達治の詩歌論。12か月のそれぞれの月ごとに、古今の名歌や名句を著者が選び、解説したもの。昭和17年(1942)刊行。
ふうえい‐ほう【風営法】
「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の略。
ふうえつ‐ざん【風越山】
⇒かざごしやま
ふう‐か【風化】
[名](スル) 1 地表の岩石が、日射・空気・水・生物などの作用で、しだいに破壊されること。また、その作用。 2 ...
ふう‐か【富家】
「ふか(富家)」に同じ。
ふう‐かい【風解】
[名](スル)結晶水を含む結晶体が、空気中で結晶水を失い、粉末になる現象。風化。
ふう‐かい【風懐】
風流な心。胸中の思い。
ふう‐かい【諷戒】
[名](スル)遠まわしにいましめること。「『源氏物語』を評論して、時世を—せし書ぞといい」〈逍遥・小説神髄〉
ふう‐かく【風格】
1 その人の容姿や態度などに現れる品格。「大人(たいじん)の—」 2 味わい。趣。「—のある文章」
ふうか‐ざんりゅうこうしょう【風化残留鉱床】
⇒残留鉱床
ふうか‐せっかい【風化石灰】
生石灰(酸化カルシウム)が、空気中の水分を吸収し、粉末の消石灰(水酸化カルシウム)になったもの。
ふう‐かん【封緘】
[名](スル)手紙や文書などの封をとじること。また、そのもの。封。「—した郵便物」
ふう‐かん【風寒】
風と寒さ。また、風が吹いて寒いこと。「はだえ堅く血気つよくなりて—に感ぜず」〈和俗童子訓・一〉
ふう‐かん【風鑑】
1 見識。識見。 2 風采・容貌などによってその人の性質を判断すること。また、その判断。「—の津梁(しんりょう)た...
ふう‐かん【諷諫】
[名](スル)遠まわしに忠告すること。また、その忠告。「細君の顔には多少—の意が現れていた」〈漱石・道草〉
ふうかん‐し【封緘紙】
封書・文書・包装などの封じ目に貼(は)って封をするための紙片。シール。
ふうかん‐はがき【封緘葉書】
郵便書簡の旧称。
ふう‐が【風雅】
[名・形動] 1 高尚で、みやびな趣のあること。また、そのさま。「—な住まい」 2 詩文・書画・茶道などのたしなみ...
ふう‐がい【風害】
強風や旋風(つむじかぜ)、竜巻などによる被害。