ふうがしゅう【風雅集】
「風雅和歌集」の略称。
ふう‐がら【風柄】
1 風采(ふうさい)。容姿。 2 人柄。人品。
ふうがわかしゅう【風雅和歌集】
室町前期の勅撰和歌集。20巻。花園院監修、光厳院撰。正平4=貞和5年(1349)ごろ成立。京極派の流れをくむ撰集で...
ふう‐がわり【風変(わ)り】
[名・形動]ようすや性質・行動などが普通と違っていること。また、そのさま。「彼の演出はちょっと—だ」「—な趣味」
ふうがわりなびじょ【風変わりな美女】
《原題、(フランス)La belle excentrique》サティの管弦楽曲。全4曲。1920年作曲。のちに四手...
ふうがわりなみせ【風変わりな店】
《原題、(フランス)La boutique fantasque》レスピーギのバレエ音楽。全1幕。ロッシーニの未発表...
ふう‐がん【風眼】
膿漏眼(のうろうがん)の俗称。
ふう‐き【風気】
1 風の吹くこと。 2 気候。気象。 3 気風。風俗。「本来が四返(しへん)の—を換えるのを目的とする移動だから」...
ふう‐き【風紀】
社会生活の秩序を保つための規律。特に、男女間の交際についての節度。「—を乱す」
ふう‐き【富貴】
[名・形動]金持ちで、かつ地位や身分が高いこと。また、そのさま。ふっき。「—になる」「—な(の)生まれ」⇔貧賤(ひ...
ふうき‐ぐさ【富貴草】
牡丹(ぼたん)の別名。
富貴(ふうき)なる者(もの)は人(ひと)を送(おく)るに財(ざい)を以(もっ)てし仁人(じんじん)は人(ひと)を送(おく)るに言(げん)を以(もっ)てす
《「史記」孔子世家から》金持ちは人を送別するときには、はなむけとして金銭を贈るが、仁徳の者は、その人のためになるよ...
富貴(ふうき)にして善(ぜん)をなし易(やす)く貧賤(ひんせん)にして功(こう)をなし難(がた)し
生活に余裕のある者は善行を行うことも容易であるが、貧乏だと物事を成し遂げることもむずかしい。
ふう‐きょう【風狂】
1 気がくるうこと。狂気。 2 風雅に徹し他を顧みないこと。また、その人。
ふう‐きょう【風教】
1 徳をもって人々を教え導くこと。風化。「全国男子の—はいわゆる武士道をもって陶冶する事」〈藤村・夜明け前〉 2 ...
ふうきょうよいん【風狂余韻】
安東次男による、松尾芭蕉の連句の評釈本。副題「芭蕉連句新釈」。平成2年(1990)刊。本作などの功績により、著者は...
ふう‐きり【封切(り)】
[名](スル)《「ふうぎり」とも》封切ること。特に、映画にいうことが多い。「昨日—された作品」「—館」
ふうきり‐かん【封切(り)館】
新作映画を初めて上映する映画館。一番館。→封切り →二番館
ふう‐き・る【封切る】
[動ラ五(四)] 1 封をしてあるものを開ける。封を切る。「年代物のワインを—・る」 2 初めて物事を行う。特に新...
ふう‐きん【風琴】
1 オルガン。「会堂にある—の近くに席を占めて」〈藤村・桜の実の熟する時〉 2 《「手風琴」の略》アコーディオン。
ふう‐きん【風禽】
凧(たこ)。いかのぼり。風鳶(ふうえん)。
ふう‐ぎ【風儀】
1 風習。しきたり。ならわし。「昔の—」 2 行儀作法。態度。「生徒の—は、教師の感化で正していかなくてはならん」...
ふう‐ぎょくしょう【馮玉祥】
[1882〜1948]中国の軍人・政治家。国民党に入り北伐に参加。反蒋介石運動を起こし除名された。抗日戦争中は復党...
ふう‐けい【風景】
1 目に映る広い範囲のながめ。景色。風光。「山岳—」 2 ある場面の情景・ありさま。「ほほえましい親子の—」「新春—」
ふうけい‐が【風景画】
風景を主題とする絵画。
ふうけいちほご‐きょうてい【風景地保護協定】
国立・国定公園内の自然の風景地について土地所有者が十分な管理を行うことが困難な場合、土地所有者に代わって環境大臣・...
ふうけいとのたいわ【風景との対話】
日本画家、東山魁夷によるエッセー。取材の旅や、創作を続ける日々について語る。昭和42年(1967)刊行。
ふうけいのなかのビーナス【風景の中のビーナス】
《原題、(ドイツ)Venus in einer Landschaft》クラナッハの絵画。板に油彩。縦38センチ、横...
ふう‐けつ【風穴】
山腹・渓間などにあって、夏季に冷たい風を吹き出す洞穴。溶岩トンネルの大きなもので、洞内の温度差による対流によって風...
ふう‐げつ【風月】
《古くは「ふげつ」》 1 風と月。心地よい風と美しい月。自然の風物。「花鳥—」 2 自然の風物を題材に詩歌・文章を...
風月(ふうげつ)を友(とも)とする
世俗を離れて自然に親しみ、風流な生活を送る。
ふう‐げん【諷言】
[名](スル)それとなく戒めること。また、その言葉。諷語(ふうご)。「僕常に君に—すれども君必ずこれに反すれば」〈...
ふう‐こう【風光】
自然の美しい眺め。景色。「—に恵まれた地」
ふう‐こう【風向】
風の吹いてくる方向。ふつう、16方位で示す。かざむき。
ふう‐こう【風候】
1 風の吹くようす。風模様。 2 風向きをみる道具。風見(かざみ)。 3 気候。時候。
ふうこう‐けい【風向計】
風向を測定する器械。水平面内で自由に回転する矢羽根を方位盤に取り付けたものなどがある。風信器。風見(かざみ)。
ふうこう‐めいび【風光明媚】
[名・形動]自然の景色が美しいこと。また、そのさま。「—な(の)地」
ふう‐こつ【風骨】
1 すがた。風体。「雄毅誠実、父達の—あり」〈露伴・運命〉 2 詩歌などの、作風と精神。「定家の—をうらやみ」〈正...
ふう‐ご【諷語】
[名](スル)「諷言(ふうげん)」に同じ。「世間には—と云うがある」〈漱石・趣味の遺伝〉
ふう‐さ【封鎖】
[名](スル) 1 出入りまたは出し入れをできないように封じ閉ざすこと。「出入り口を—する」「国境—」 2 国際法...
ふう‐さい【風災】
風による災害。風害。
ふう‐さい【風采】
容姿・服装・態度などの、人の見かけ上のようす。「—の上がらない人」
ふう‐さい【覆載】
1 この世にあるすべてのものを、天がおおい地が支えていること。また、その恩。 2 天地。宇宙。
ふうさ‐たいけい【封鎖体系】
経済学で、外国との取引を考慮せずに一国の経済を分析し、理論を構成していくこと。⇔開放体系。
ふう‐さつ【封殺】
[名](スル) 1 相手の言行をむりやりにおさえつけること。「反対派の意見を—する」 2 「フォースアウト」に同じ...
ふうさ‐よちょきん【封鎖預貯金】
法令によって払い戻しを制限または停止された預貯金。日本では、第二次大戦後のインフレーションの激化を防ぐために、金融...
ふう‐さん【楓蚕】
テグスサンの別名。
ふうさん‐ろしゅく【風餐露宿】
風にさらされ、露にぬれて寝ること。野宿すること。
ふう‐し【夫子】
1 昔、中国で、大夫(たいふ)以上の人に用いた敬称。また、長者・賢者・先生などを敬っていう語。「村—(そんぷうし)...
ふう‐し【風刺/諷刺】
[名](スル)社会や人物の欠点・罪悪を遠回しに批判すること。また、その批判を嘲笑的に表現すること。「—のきいた小説...