ふかきふちより【深き淵より】
《原題、(ラテン)De Profundis》⇒獄中記
ふ‐かぎ【不可疑】
疑いようのないこと。「—性」「—的」
ふ‐かぎゃく【不可逆】
再びもとの状態にもどれないこと。「—性」
ふかぎゃく‐あっしゅく【不可逆圧縮】
⇒非可逆圧縮
ふかぎゃく‐かてい【不可逆過程】
⇒不可逆変化
ふかぎゃくしき‐あっしゅく【不可逆式圧縮】
⇒非可逆圧縮
ふかぎゃく‐でんきせんこうほう【不可逆電気穿孔法】
⇒ナノナイフ
ふかぎゃく‐はんのう【不可逆反応】
一方向への反応速度が非常に大きくて、逆方向の反応が無視できる化学反応。
ふかぎゃく‐へんか【不可逆変化】
変化する前の状態に戻せない変化。熱伝導・拡散・摩擦・爆発など。非可逆変化。不可逆過程。
ふ‐かく【不覚】
[名・形動] 1 心や意識がしっかりしていないこと。思わず知らずそうなること。また、そのさま。「—にも涙を流す」「...
ふ‐かく【俯角】
物を見下ろしたときの視線の方向と目の高さの水平面とのなす角。伏角。⇔仰角(ぎょうかく)。
ふ‐かくご【不覚悟】
《「ぶかくご」とも。その場合「無覚悟」とも書く》覚悟ができていないこと。また、油断して失敗を招くこと。不覚。「人の...
ふかくさ【深草】
京都市伏見区北部の地名。深草十二帝陵・仁明天皇陵がある。平安時代の別荘地。[歌枕]「年をへて住みこし里を出でていな...
ふかくさ‐の‐しょうしょう【深草少将】
小野小町を恋し、99夜通ったという伝説上の人物。僧正遍昭または大納言義平の子義宣とされるが未詳。四位の少将。
ふかくさ‐まつり【深草祭】
京都市伏見区深草にある藤森(ふじのもり)神社の例祭。
ふ‐かくじつ【不確実】
[名・形動]確実でないこと。はっきりしていないこと。また、そのさま。ふたしか。「—な記憶」 [派生]ふかくじつさ[名]
ふかく‐じん【不覚人/不覚仁】
「ふかくにん(不覚人)」に同じ。「これは底もなき—にて候ふぞ」〈平家・一二〉
ふ‐かくだい【不拡大】
事件などを大きくしないこと。「—の方針をとる」
ふ‐かくてい【不確定】
[名・形動]確定していないこと。はっきりと決まってはいないこと。また、そのさま。「詳細はまだ—だ」「—な部分を残す...
ふかくてい‐きげん【不確定期限】
到来する期日の確定していない期限。自分の死ぬ時など。
ふかくていせい‐かんけい【不確定性関係】
量子力学の不確定性原理における、同時に正確に決めることが不可能な二つの物理量の組み合わせ。一つの粒子についての位置...
ふかくていせい‐げんり【不確定性原理】
量子力学における基礎的原理。原子や電子などの世界では、一つの粒子について、位置と運動量、時間とエネルギーのように互...
ふかく‐にん【不覚人】
覚悟のできていない人。不心得者。「汝は人にもあらず、—にこそありけれ」〈今昔・二四・五六〉
不覚(ふかく)を取(と)・る
油断をして失敗する。しくじって思わぬ恥をかく。「スクープ合戦に—・る」
ふか‐ぐつ【深靴/深沓/深履】
1 短靴に対して、足を深くおおう形に作った靴。ブーツ。 2 雪路などで履く、わら製の長靴。 3 公家(くげ)などが...
ふか‐けい【付加刑】
主刑に付加して科せられる刑罰。現行刑法では没収だけをいう。
ふか‐けつ【不可欠】
[名・形動]ぜひ必要なこと。なくてはならないこと。また、そのさま。「—な(の)条件」 [派生]ふかけつさ[名]
ふかけつ‐アミノさん【不可欠アミノ酸】
⇒必須(ひっす)アミノ酸
ふかけつ‐げんそ【不可欠元素】
⇒必須元素
ふかけつ‐しぼうさん【不可欠脂肪酸】
⇒必須(ひっす)脂肪酸
ふかけつ‐じょうけん【不可欠条件】
《(ラテン)Conditio sine qua non》ある事柄が成立するために絶対必要な条件。
ふ‐かげん【不加減】
[名・形動ナリ]からだなどの調子がよくないこと。また、そのさま。「にがい顔して居給へば…是は—にござりますか」〈洒...
ふか‐こう【不可抗】
[名・形動]人間の力ではどうにもさからうことができないこと。また、そのさま。「—な力に釣られて、自分の心が一歩ふみ...
ふかこう‐りょく【不可抗力】
1 人間の力ではどうにもさからうことのできない力や事態。「あの事故は—だ」 2 法律で、外部から発生した事実で、普...
ふか‐さ【深さ】
ふかいこと。また、その度合い。
ふかさく‐きんじ【深作欣二】
[1930〜2003]映画監督。茨城の生まれ。「風来坊探偵・赤い谷の惨劇」で監督デビュー。社会に溶け込めない人々の...
ふかさ‐ゲージ【深さゲージ】
部品の溝や穴の深さを測る測定器。ノギス式とマイクロメーター式のものがある。デプスゲージ。
ふかさん‐めいし【不可算名詞】
《uncountable noun》英語で、名詞を数に関する用い方の観点から分類した一。一定の形状や限界をもたず、...
ふか‐ざけ【深酒】
[名](スル)酒をいつもより多量に飲むこと。
ふか‐ざれ【深戯れ】
度を越えたたわむれ。「時の座興の—も、過去の悪世の縁ならめ」〈浄・鑓の権三〉
ふかざわ‐しちろう【深沢七郎】
[1914〜1987]小説家。山梨の生まれ。姥捨(うばすて)伝説を題材にした「楢山節考(ならやまぶしこう)」で文壇...
ふかし【蒸かし】
ふかすこと。また、ふかしたもの。「—芋」
ふか‐し【不可視】
肉眼で見ることができないこと。
ふかし・い【深しい】
[形][文]ふか・し[シク]《ク活用「深し」のシク活用化したものの口語形。主に中世から近世に用いられた》 1 奥深...
ふかし‐いも【蒸かし芋】
ふかした芋。特に、ふかしたサツマイモ。
ふか‐しぎ【不可思議】
[名・形動] 1 常識では考えられないこと。考え及ばないこと。異様なこと。また、そのさま。「—な現象」 2 人間の...
ふかし‐こうせん【不可視光線】
電磁波のうち、目に感じない光線。紫外線・赤外線・X線など。
ふかし‐じょう【深志城】
松本城の別称。
ふかし‐たて【蒸かし立て】
ふかしたばかりであること。また、そのもの。「—の饅頭」
ふか‐しつりょう【付加質量】
⇒仮想質量