ふくげん‐りょく【復元力/復原力】
1 伸び縮みするばねなどの弾性変形を、もとの状態に戻すように働く力。 2 (復原力)傾いた航空機や船舶を、正常の位...
ふく‐こう【副港】
主港の機能を補助する港。
ふく‐こう【腹腔】
腹部の内腔。内部に肝臓・胃・腸・脾臓(ひぞう)などを収める。ふくくう。
ふく‐こうかんしんけい【副交感神経】
自律神経の一。脳部および仙骨部から発し、大部分は迷走神経で、伝達物質としてアセチルコリンを分泌する。交感神経系と拮...
ふくこうかんしんけい‐せつ【副交感神経節】
中脳・延髄・脊髄下部から出た副交感神経ニューロンの神経線維が、末梢に向かうニューロンとシナプスを作って接続する所。...
ふく‐こうがん【副睾丸】
精巣上体の別名。
ふく‐こうじょうせん【副甲状腺】
甲状腺の後ろ側にふつう2対4個ある米粒状の内分泌腺。副甲状腺ホルモンを分泌する。上皮小体。
ふくこうじょうせんきのうこうしん‐しょう【副甲状腺機能亢進症】
副甲状腺の機能が亢進し、副甲状腺ホルモンの分泌が過剰になった状態。高カルシウム血症と、それに伴う骨粗鬆症(こつそし...
ふくこうじょうせんきのうていか‐しょう【副甲状腺機能低下症】
副甲状腺ホルモンの分泌が低下することで起こる低カルシウム血症・高リン酸血症などのこと。
ふくこうじょうせん‐ホルモン【副甲状腺ホルモン】
副甲状腺から分泌されるホルモン。血液中のカルシウムの濃度を維持する作用があり、骨に働いてカルシウムを放出させ、腎臓...
ふく‐こうちょう【副校長】
小・中・高等学校で、校長を補佐する職制。教頭よりも権限は強い。平成19年(2007)学校教育法の改正により新設。
ふく‐こうよう【副効用】
薬剤を投与したときにみられる、本来の効能以外の、好ましい効果。
ふく‐こん【複婚】
一夫多妻婚の婚姻。まれに一妻多夫婚がある。ポリガミー。→単婚
ふく‐ごう【複合】
[名](スル) 1 複数のものが合わさって一つのものになること。「さまざまな原因が—して起きた事故」 2 「複合競...
ふく‐ごう【復号】
[名](スル) 1 「デコード」に同じ。復号化。 2 特に、暗号化されたデータを解読すること。
ふく‐ごう【複号】
正負を表す記号を合わせたもの。「±」「∓」の2種類があり、前者はプラスマイナス、後者はマイナスプラスといい、等式な...
ふくごう‐いさん【複合遺産】
世界遺産の分類の一つ。自然遺産と文化遺産とを兼ね備えたもの。ウルル、マチュピチュ、メテオラなどが登録されている。→...
ふくごう‐いせき【複合遺跡】
二つ以上の時期にわたる遺跡。単一の時期で終わっている単純遺跡に対していう。
ふくごう‐イベントしょり【複合イベント処理】
《complex event processing》⇒シー‐イー‐ピー(CEP)
ふくごう‐えいがかん【複合映画館】
⇒シネマコンプレックス
ふくごう‐おせん【複合汚染】
2種類以上の毒性物質が複合して毒性を強めた汚染。 [補説]有吉佐和子の小説から一般に用いられるようになった。→複合...
ふくごうおせん【複合汚染】
有吉佐和子の長編小説。昭和49年(1974)から昭和50年(1975)にかけて「朝日新聞」で連載。環境汚染問題をテ...
ふくごう‐か【複合果】
⇒複果(ふくか)
ふくごう‐かぎ【復号鍵】
暗号化されたデータを復号する際に用いられる一定の規則。復号キー。→暗号鍵
ふくごう‐かく【複合核】
核反応において、入射粒子と標的となる原子核が衝突して形成される、準安定的な励起状態にある原子核。この複合核が崩壊し...
ふくごう‐かざん【複合火山】
いくつかの火山が組み合わさって一つの火山体を成す火山。複式火山や、噴火地点が移動して火山体が一部重なり合いながら配...
ふくごう‐かんじょう【複合感情】
⇒コンプレックス
ふくごう‐かんせつ【複合関節】
⇒複関節
ふくごう‐かんねん【複合観念】
⇒コンプレックス
ふくごう‐き【複合機】
⇒プリンター複合機
ふくごう‐きぎょう【複合企業】
⇒コングロマリット
ふくごう‐きょうぎ【複合競技】
スキーのノルディック種目の一。ジャンプ競技と距離競技を連続して行い、総合成績で順位を競う。個人戦と、4人で1チーム...
ふくごう‐キー【復号キー】
⇒復号鍵
ふくごう‐げんじつ【複合現実】
⇒ミクストリアリティー
ふくごう‐こっか【複合国家】
複数の国家が結合して、国際的に一国と見なされるような国家形態。対等の結合関係に立つ連邦・国家連合・物上連合などと、...
ふくごう‐ご【複合語】
本来独立した単語が二つ以上結合して、新たに一つの単語としての意味・機能をもつようになったもの。「ほんばこ(本箱)」...
ふくごう‐さいがい【複合災害】
複数の現象がほぼ同時または時間を置いて発生することによって起こる災害。また、海面上昇・台風・集中豪雨といった気候の...
ふくごう‐ざい【複合材】
⇒複合材料
ふくごう‐ざいりょう【複合材料】
2種類以上の異なる素材を組み合わせてつくられる材料。単一の素材よりも強度や耐熱性などに優れる。ガラス繊維強化プラス...
ふくごう‐ししつ【複合脂質】
脂肪酸とアルコールのみからなる単純脂質に対し、ほかに燐酸(りんさん)・糖類・窒素化合物などが含まれる脂質。燐脂質・...
ふくごう‐しょうぎょうしせつ【複合商業施設】
ショッピングセンターを中心に、レストラン、映画館、遊戯場などを併設した建物または地域。
ふくごう‐すいがい【複合水害】
⇒複合水災害
ふくごう‐すいさいがい【複合水災害】
土石流・斜面崩壊・河川の氾濫・内水氾濫など複数の要因によって生じる災害。複合水害。
ふくごうせいきょくしょとうつう‐しょうこうぐん【複合性局所疼痛症候群】
骨・筋肉・神経などを損傷した後に、病態とは不釣り合いな強い痛みがみられること。交感神経の活性化に伴って痛みが強くな...
ふくごう‐せんじょうち【複合扇状地】
複数の河川による扇状地が連なってできたもの。合流扇状地。→合成扇状地
ふくごう‐そざい【複合素材】
⇒複合材料
ふくごう‐たい【複合体】
二つ以上のものが結合して一体となっているもの。コンプレックス(complex)。
ふくごう‐たんぱくしつ【複合蛋白質】
単純蛋白質に対し、アミノ酸以外に糖・核酸・色素なども含む蛋白質。生体に広く分布。糖蛋白質・核蛋白質・色素蛋白質など。
ふくごう‐どうし【複合動詞】
複数の語が結合してできた動詞。「恥じ入る」「長引く」の類。
ふくごう‐どうじゅん【複号同順】
複号を含む数式において、複号の上側または下側のみを採ってひとつの式とみなすこと。たとえば三角関数の加法定理の式co...