ふ‐しょ【補処】
「一生補処(いっしょうふしょ)」の略。
ふ‐しょう【不生】
仏語。迷いの世界に生を受けない意。如来(にょらい)のこと。
ふ‐しょう【不肖】
[名・形動]《「肖」は似る意》 1 取るに足りないこと。未熟で劣ること。また、そのさま。不才。「—ながら誠心誠意努...
ふ‐しょう【不承】
[名](スル) 1 「不承知」の略。「—の返事を出す」 2 いやいやながら承知すること。不請。「なかやどのまえもあ...
ふ‐しょう【不祥】
[名・形動] 1 不吉であること。また、そのさま。「—な(の)言葉を避ける」 2 運の悪いこと。不運。「極めて—に...
ふ‐しょう【不詳】
[名・形動]くわしくはわからないこと。はっきりしないこと。また、そのさま。「害者の身元は—な(の)ままだ」「作者—...
ふ‐しょう【不請】
1 仏語。請い望まれなくても救いの手をさしのべること。菩薩(ぼさつ)の慈悲救済をいう語。 2 自分では希望しないこ...
ふ‐しょう【府生】
六衛府(ろくえふ)・検非違使(けびいし)庁などの下級職員。ふせい。ふそう。
ふ‐しょう【負傷】
[名](スル)きずをおうこと。けがをすること。また、けが。「事故で—する」「—者」
ふ‐しょう【赴請】
僧侶が施主の願いに応じて法会などに行くこと。
ふ‐しょう【浮生】
⇒ふせい(浮生)
ふ‐しょう【浮礁】
魚のすみかになるように木材を水中に投げ入れて作った魚礁。
ふ‐しょう【富商】
富裕な商人。「某大病院は—豪家より造費を出し」〈村田文夫・西洋聞見録〉
ふ‐しょう【鳧鐘】
1 日本音楽の十二律の一。基音の壱越(いちこつ)より六律高い音で、中国の十二律の蕤賓(すいひん)、洋楽の嬰(えい)...
ふ‐しょう【府省】
名称に「府」のつく役所と、名称に「省」のつく役所の総称。内閣府と、総務省・財務省などの11省がある。「各—」→中央省庁
ふ‐しょう【父称】
1 父を称する言葉。「お父さん」「とうちゃん」「おやじ」「父上」など。 2 人名の一部に父親や父系の先祖の名が付け...
ふ‐しょうか【不消化】
[名・形動] 1 消化しないこと。こなれないこと。また、そのさま。「—なままの食物」 2 理解が浅く、自分のものに...
ふしょう‐がお【不請顔】
いやそうな顔つき。しぶしぶ物事をする顔つき。「弟子共は—を」〈浄・氷の朔日〉
ふしょうしゅう【覆醤集】
石川丈山の漢詩文集。寛文11年(1671)刊。2巻1冊。→新編覆醤集
ふしょう‐じ【不祥事】
関係者にとって不都合な事件、事柄。「社員が—を起こす」
ふ‐しょうじき【不正直】
[名・形動]正直でないこと。また、そのさま。「—な人」
ふしょうせい‐かんゆう【不招請勧誘】
顧客からの依頼がないのに勧誘すること。訪問販売・キャッチセールスの類。
ふ‐しょうち【不承知】
[名・形動]承知しないこと。承知できないこと。また、そのさま。「—な(の)旨を伝える」
ふしょう‐ふずい【夫唱婦随/夫倡婦随】
《「関尹子(かんいんし)」三極の「天下の理は、夫は倡(とな)え、婦は随う」から》夫が言い出し、妻が従うこと。
ふしょう‐ふめつ【不生不滅】
仏語。生じることも滅することもなく、常住不変であること。悟りの境界をいう。常住。
ふしょう‐ぶしょう【不承不承】
[副]気が進まないままにするさま。いやいや。しぶしぶ。不請不請。「—仕事を引き受ける」
ふ‐しょく【扶植】
[名](スル)勢力などを、植えつけ拡大すること。「改革思想を—する」
ふ‐しょく【腐食/腐蝕】
[名](スル) 1 腐って物の形がくずれること。また、腐らせて物の形をくずすこと。「土台が—する」 2 金属材料が...
ふ‐しょく【腐植】
土壌中で動植物が不完全に分解してできる黒褐色の有機質。
ふ‐しょく【不食】
1 食物を食べないこと。また、食欲のないこと。 2 「不毛1」に同じ。
ふしょくえいよう‐こ【腐植栄養湖】
湖沼型の一。多量の腐植質を含み、水色が褐色を帯びるもの。腐植質が栄養塩類を吸着し、プランクトンの生育を妨げる。高山...
ふしょく‐こう【腐食孔】
金属などの固体表面が腐食する際に生じるくぼみ。エッチピット。食孔。食凹。
ふしょく‐さん【腐植酸】
⇒フミン酸
ふしょく‐しつ【腐植質】
生物、特に植物の枯死体が微生物の働きにより分解されてできる無定形の物質。
ふしょく‐ど【腐植土】
腐植質を20パーセント以上含む土壌。黒または黒褐色を呈し、肥沃で保水性・通気性ともにすぐれ、作物の栽培に適する。
ふしょく‐どうばん【腐食銅版】
銅版の技法の一。銅板の表面を防食剤で覆い、凹状にする部分の銅面のみを露出させ、その部分を腐食させて原版を作るもの。...
ふしょくのこうぞう【腐蝕の構造】
森村誠一の長編推理小説。飛行機事故後に消息不明となった若き原子力科学者の行方を追う新妻の追跡行を描く。昭和47年(...
ふ‐しょくばい【負触媒】
反応の速度を減少させる触媒。
ふしょく‐ふ【不織布】
織らない布。繊維を合成樹脂その他の接着剤で接合して布状にしたもの。弾力に富み、通気性にすぐれ、洋服の芯地などに用いる。
ふしょくふ‐マスク【不織布マスク】
不織布で作られたマスク。サージカルマスクなどがある。
ふしょく‐やく【腐食薬】
潰瘍(かいよう)・いぼなどの除去のため、組織を破壊・壊死(えし)させる薬物。水酸化カリウム・トリクロル酢酸など。
ふしょく‐れんさ【腐食連鎖】
食物連鎖において、動植物の遺骸や排泄物などが細菌などに分解されて栄養利用されること。→生食連鎖 →寄生連鎖
ふ‐しょぞん【不所存】
[名・形動]《「ぶしょぞん」とも。その場合は「無所存」とも書く》考えの正しくないこと。思慮の足りないこと。また、そ...