ふ‐じん【不仁】
仁の道に背くこと。慈愛の心のないこと。また、その人。「惨酷—の極と云うも過言に非ざる可し」〈福沢・福翁百話〉
ふ‐じん【不尽】
1 つきないこと。絶えることがないこと。「万古—の宗教思想が」〈蘆花・思出の記〉 2 十分に思いを述べつくさない意...
ふ‐じん【夫人】
1 貴人の妻。また、他人の妻を敬っていう語。「—同伴」「令—」「社長—」 2 律令制で、皇后・妃の次に位する後宮(...
ふ‐じん【布陣】
[名](スル) 1 戦いの陣をしくこと。また、その陣。「谷を挟んで—する」 2 団体競技や論争での、人員配置などの...
ふ‐じん【婦人】
成人した女性。相応の年齢に達している一人前の女性。「—服」「職業—」 →女性[用法]
ふじん‐うんどう【婦人運動】
婦人に対する差別を撤廃し、社会的地位・権利の向上を目的とする女性による自覚的な社会運動。近代以降、女性の参政権獲得...
ふじん‐か【婦人科】
主として女性生殖器に関する病気を対象とする医療の一分野。
ふじん‐かい【婦人会】
女性によって組織された団体。また、その会合。教養・娯楽・社会奉仕などを目的とする。
ふじんか‐い【婦人科医】
婦人科を専門とする医師。
ふじん‐けいさつかん【婦人警察官】
女性の警察官。日本では昭和21年(1946)に初めて採用された。婦人警官。婦警。
ふじんこうろん【婦人公論】
婦人雑誌。「中央公論」で婦人問題を扱い好評を得たことから、女権の拡張を目指す総合誌として大正5年(1916)に創刊...
ふじん‐こんすう【不尽根数】
⇒根数
ふじん‐さんせいけん【婦人参政権】
女性が選挙権・被選挙権を有し政治に参加する権利。欧米諸国では19世紀末から20世紀初めにかけて、日本では昭和20年...
ふじん‐し【浮塵子】
1 ユスリカなどの別名。 2 ウンカの漢名。
ふじん‐じえいかん【婦人自衛官】
女性の自衛官。病院に勤務する看護官と、一般部隊・機関に勤務する者とがある。
ふじんぞうちゅうぼう【婦人像(厨房)】
黒田清輝による油絵。フランス留学中の明治25年(1892)の作品で、農家の厨房の椅子に腰掛けた女性の全身像を描いた...
ふじん‐たいおんけい【婦人体温計】
⇒基礎体温計
ふじんとめしつかい【婦人と召使】
《原題、(オランダ)Dame en dienstbode》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦90センチ、横79...
ふじん‐の‐ひ【婦人の日】
1 4月10日。昭和21年(1946)のこの日、日本で女性が初めて選挙権を行使したのを記念して定められた。 2 ⇒...
ふじん‐びょう【婦人病】
女性生殖器に関係する病気。
ふじん‐ほどういん【婦人補導院】
売春防止法違反の罪を犯して補導処分を受けた満20歳以上の女子を収容し、社会生活に適応させるために必要な生活指導や職...
ふ‐じんぼう【不人望】
[名・形動]人望のないこと。人から信頼されないこと。また、そのさま。「住み込んだ当時は、主人以外のものには甚だ—で...
ふじん‐もんだい【婦人問題】
女性の社会的、政治的、経済的な権利・地位などに関する社会問題。